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幻の映画「MISHIMA」を全編。ジョージ・ルーカス&コッポラ、そしてポール・シュレイダー、フィリップ・グラスそして・・
http://www.asyura2.com/12/music6/msg/855.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 4 月 18 日 07:30:12: tZW9Ar4r/Y2EU
 

幻の映画「ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ」を
全編を紹介する。

この映画、アメリカ製のVHSを知り合いのビデオショップの経営者から
借りて、今から20年以上前に観た。

ルーカス、コッポラ、シュレイダーが関わった割には、
期待を裏切る作品であった・・

原因はわからない・・

ただ、音楽だけは、素晴らしいものだった・・

音楽は、アメリカの現代音楽の作曲家フィリップ・グラスであった。

冒頭から、緊張感のある音楽でたたみこんでくる。

これを聴いていただければ、それでいい。

昨日、このフィリップ・グラス・・
レナード・コーエンとの共作を数多く出していることを知った。

グラスは、
デヴィッド・ボウイーやブライアン・イーノの曲を
オーケストラにアレンジして世に出していて、
ロック・ミュージシャンとの交流に積極的に関わってきたが、
レナードとも、交流していたとは知らなかった。

レナード・コーエンとフィリップ・グラス
まさに天才は天才を知るである。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. BRIAN ENO 2012年4月18日 07:34:51 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』(原題: Mishima: A Life In Four Chapters)は、日本とアメリカ合衆国の合作映画。三島由紀夫の生涯を扱った伝記映画。

1985年にアメリカ合衆国などで公開されたが、現在も日本では未公開である[1]。制作は日本のフィルムリンク・インターナショナル、アメリカのアメリカン・ゾエトロープとルーカスフィルム。

三島由紀夫の生涯を、『美』、『芸術』、『行動』、そして『文武両道』の4部構成で描く[2]。第1部『美』には『金閣寺』、第2部『芸術』には『鏡子の家』、第3部『行動』には『奔馬』(『豊饒の海』第二部)の三つの三島文学を映像化したものと、三島が自決した『1970年11月25日』を描いたドキュメンタリー調のシークエンス、それに三島の半生をモノクロームで描いた『フラッシュバック(回想)』のシークエンスを交えた構成となっている。第4部『文武両道』には三島文学の映像化は含まれず、1970年11月25日を描いたシークエンスと、フラッシュバックのシークエンスにより描かれた[3]。

緒形拳が三島の役を熱演している。緒方は1970年11月25日に起きた陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地での籠城事件、自衛隊決起を促す演説、そして最後の割腹自殺までを演じた。

なお、三島役として坂本龍一にもオファーがあった[4]が、彼はこれを断っている。自身がパーソナリティーを務めていたサウンドストリートの中で、「『戦場のメリークリスマス』のあとにこの映画で三島役を演じたら、海外から『サカモトは右翼だ』と思われそうだ」と、その理由を語っている。ただしこれは冗談めかした口調であったため、坂本の真意かどうかは確認できない。ちなみに坂本は、『ラストエンペラー』のパンフレット内のインタビュー記事でも同様のコメントをしている。

製作総指揮は『ゴッドファーザー』シリーズと『地獄の黙示録』のフランシス・フォード・コッポラと、『スター・ウォーズ』シリーズのジョージ・ルーカスが務めている。監督と脚本は『タクシードライバー』の脚本で高く評価されたポール・シュレイダーが、ナレーションは『フレンチ・コネクション』『ジョーズ』シリーズのロイ・シャイダーがそれぞれ担当している。また、主演の緒形を含め、映画に出演した日本人キャストも非常に豪華なものだった。

本国アメリカでは興行的に惨敗したものの、1985年度のカンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞[5]し、各方面で絶賛された。当初、日本でも『ミシマ 11月25日、快晴』の邦題で公開が予定されていたが、三島夫人の抗議等の諸事情により日本では劇場未公開、ビデオ・DVD化もされていないため「幻の作品」となっている。日本人俳優は日本語で演技をしているため、英語の字幕とロイ・シャイダーによるナレーションが要所に付いている[6]。海外で発売されているDVDには、緒形拳による日本語のナレーションが収録されている。

2010年11月25日に鹿砦社から刊行された「三島由紀夫と一九七〇年」に本作のDVDが著作権者の承諾を得ないまま付録として封入されている[7]。事実上、本作の日本での公開はこれが初めてとなる。


緒形拳 - 三島(『1970年11月25日』、『フラッシュバック(回想)』)
利重剛 - 三島の青年時代(『フラッシュバック(回想)』)
大谷直子 - 三島の母(『フラッシュバック(回想)』)
加藤治子 - 三島の祖母(『フラッシュバック(回想)』)
塩野谷正幸 - 森田必勝(『1970年11月25日』)
三上博史 - 「楯の会」隊員(『1970年11月25日』)
立原繁人 - 「楯の会」隊員(『1970年11月25日』)
織本順吉 - 自衛隊益田総監(『1970年11月25日』)
小林久三 - 文学者の友人(『フラッシュバック(回想)』)
新井康弘 - 新聞記者(『フラッシュバック(回想)』)
細川俊夫 - 『鹿鳴館』のプロデューサー(『フラッシュバック(回想)』)
坂東八十助 - 溝口(『金閣寺』)
佐藤浩市 - 柏木(『金閣寺』
萬田久子 - 真理子(『金閣寺』)
沖直美 - 女(『金閣寺』) 
高倉美貴 - 女(『金閣寺』)
辻伊万里 - マダム(『金閣寺』)
沢田研二 - 収(『鏡子の家』)
左幸子 - 収の母(『鏡子の家』)
烏丸せつこ - 光子(『鏡子の家』)
倉田保昭 - 武井(『鏡子の家』)
横尾忠則 - 夏雄(『鏡子の家』)
李麗仙 - 清美(『鏡子の家』)
平田満 - 悪漢(『鏡子の家』)
永島敏行 - 飯沼勲(『奔馬』)
池部良 - 尋問官(『奔馬』)
誠直也 - 剣道教師(『奔馬』)
勝野洋 - 堀中尉(『奔馬』)
根上淳 - 蔵原(『奔馬』)
笠智衆 - 和尚(『金閣寺』・本編ではカットされたが、米版DVDの未公開削除シーンとして収録されている)


製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ、ジョージ・ルーカス
製作:山本又一朗、トム・ラディ
監督:ポール・シュレイダー
脚本:ポール・シュレイダー
原作:三島由紀夫
音楽:フィリップ・グラス
美術:石岡瑛子
ナレーション:ロイ・シャイダー(英語)、緒形拳(日本語)


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%9E:%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA


02. BRIAN ENO 2012年4月18日 07:38:09 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
フィリップ・グラス (Philip Glass, 1937年1月31日 - )は、アメリカ合衆国の作曲家である。その音楽はしばしばミニマル・ミュージックと呼ばれるが、グラス自身はこの呼び名を歓迎していない。


グラスはメリーランド州ボルチモアのユダヤ系に生まれ、子どものときからピーボディ音楽院でフルートを習った。ジュリアード音楽院に進み、そこで鍵盤楽器を主に弾くようになった。卒業後、フランスでナディア・ブーランジェに師事し、ラヴィ・シャンカールとともに働いた後、グラスは主に宗教的な動機から北インドへ旅行し、そこでチベット難民と出会った。1972年、グラスは仏教徒となり、ダライ・ラマ14世に面会した。グラスはチベット問題に強い関心を持ち、チベット難民を強力に支援している。

ニューヨークのタクシーの運転手をしながらラヴィ・シャンカールとともに仕事をし、かつ徹底して加算的なインド音楽のリズムを知ったことが、グラスに特徴的な様式を発展させた。アメリカに帰国したグラスは、以前のミヨーやコープランド風の構成を離れ、附加的なリズムとサミュエル・ベケットの影響を受けた時間構成に基づく簡素で禁欲的な作品を書きはじめた。ベケットの作品に対してグラスは実験的演劇のための作品を書いている。伝統的な演奏家と演奏会場に共感を見いださなくなったグラスは、フィリップ・グラス・アンサンブルを結成し、主に画廊で演奏活動を行うようになった。こうした画廊はミニマル・ミュージックと美術運動であるミニマル・アートが実際に出会う唯一の場所であった。

グラスの作品は禁欲的な構成から、次第に複雑なものになっていった。そしてグラス自身の見解ではまったくミニマル・ミュージックとはいえないものになっていった。こうした傾向は「12部からなる音楽」Music in Twelve Partsで頂点に達した。グラスは、三部作のオペラの第1作である「浜辺のアインシュタイン」 Einstein on the Beach をロバート・ウィルソン(演出家)とともに制作した。三部作はマハトマ・ガンジーの前半生とその南アフリカでの経験を描く「サチャグラハ」 (Satyagraha)、 アッカド語、旧約聖書のヘブライ語、古代エジプト語および聴衆の言語による力強い歌唱とオーケストラが競演する「アクナーテン」(イクナートン、Akhnaten) へと続いていく。

実用音楽 [編集]演劇作品へのグラスの作曲には、グラスも参加して1970年に結成された演劇集団マブー・マインズのために書いた作品が含まれる。デヴィッド・ボウイのアルバム『Low』および『Heroes』に収録されたインストルメント作品を自身の Low Symphony および Heroes Symphony でオーケストラ化している。またエイフェックス・ツインとも共同で仕事をしている。彼は精力的に活動しつづけ、多くの映画音楽を書いている。その中にはゴッドフリー・レシオの実験的なドキュメント映画であるカッツィ三部作『コヤニスカッツィ』Koyaanisqatsi、『ポワカッツィ』Powaqqatsi 、『ナコイカッツィ』Naqoyqatsi、エロール・モリスの  『時間の短い歴史』 A Short History of Time, (スティーヴン・ホーキングの『ホーキング、宇宙を語る』をもとにしている)、『キャンディマン』 Candyman (クライヴ・バーカー原作) またマーティン・スコセッシの『クンドゥン』 Kundun めぐりあう時間たち The Hours がある。

フィリップ・グラスの代表的な作品の一部を挙げる。

『浜辺のアインシュタイン』Einstein on the Beach (オペラ, 1976年)
『サチャグラハ』Satyagraha (オペラ, 1980年)
『グラスワークス』Glassworks (1982年)
『フォトグラファー』The Photographer (1982年)
『アクナーテン』Akhnaten (オペラ, 1983年)
『コヤニスカッツィ』(Koyaanisqatsi) (映画音楽, 1983年)
『ミシマ:4章からなる伝記』Mishima: A Life In Four Chapters (映画音楽, 1984年)
『プラネット8の模型の制作』The making of the representative for Planet 8 (オペラ, 1985-88年)
『屋根の上の1000台の飛行機』1000 Airplanes on the Roof (work for stage, text by David Henry Hwang, 1988年)
『ポワカッツィ』Powaqqatsi (映画音楽, 1988年)
『ソロ・ピアノ』Solo Piano (1989年)
『弦楽四重奏曲第4番 「バツァク」』(String Quartet No. 4 Buczak) (1989年)
『弦楽四重奏曲第5番』(String Quartet No. 5) (1991年)
『世界霊魂』Anima Mundi (映画音楽, 1992年)
『オルフェ』Orphe (オペラ, 1993年)
『美女と野獣』La belle et la be^te (オペラ, 1994年)
『三つ・四つ・五つの地帯の間での結婚』The marriages between zones three, four, and five (オペラ, 1997年)Buczak
『ヒーローズ・シンフォニー』Heroes Symphony (1997年)
『クンドゥン』Kundun (映画音楽, 1997年)
『めぐりあう時間たち』The Hours (映画音楽, 2002年)
『ナコイカッツィ』Naqoyqatsi (映画音楽, 2002年)
『フォッグ・オヴ・ウォー』The Fog of War (映画音楽, 2003年)
『川を遡って:ジョン・ケリーの長い戦い』Going Upriver: The Long War of John Kerry (映画音楽, 2004年)
『あるスキャンダルについての覚え書き』Notes on a Scandal (映画音楽, 2006年)
『幻影師アイゼンハイム』The Illusionist(映画音楽, 2006年)
『ウディ・アレンの夢と犯罪』Cassandra's Dream(映画音楽, 2007年)
『変化する部分からなる音楽』Music with Changing Parts
『12の部分からなる音楽』Music in Twelve Parts
『水素のジュークボックス』Hydrogen Jukebox (アレン・ギンズバーグの台本による)
交響曲
『ロウ・シンフォニー』 Low Symphony (交響曲第1番) ( デヴィッド・ボウイとブライアン・イーノの音楽より) (1993年)
『交響曲第2番』 (Symphony No. 2) (1994年)
『交響曲第3番』 (Symphony No. 3) (1995年)
『ヒーローズ・シンフォニー』 (交響曲第4番) (デヴィッド・ボウイとブライアン・イーノの音楽より) (1997)
『交響曲第5番「レクイエム, 詩人, 顕現」』 ("Requiem, Bardo, Nirmanakaya") (2000年)
『交響曲第6番「冥王星へのオード」』 ("Plutonian Ode") (2001)
『トルテカ・シンフォニー」』 A Toltec Symphony (交響曲第7番) (2005年)
『交響曲第8番』(Symphony No. 8) (2005年)
協奏曲
ヴァイオリン協奏曲  (Concerto for Violin and Orchestra) (1987)
サクソフォーン四重奏と管弦楽のための協奏曲 (Concerto for Saxophone Quartet and Orchestra) (1995)
2つのティンパニとオーケストラのための 幻想的協奏曲 (2000)
チェロ協奏曲  (Concerto for Cello and Orchestra) (2001)
ハープシコード協奏曲 (2002)
ヴァイオリン協奏曲第2番 「アメリカの四季」 (2009)


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9


03. BRIAN ENO 2012年4月18日 07:43:17 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
レナード・コーエンとフィリップ・グラス

それぞれが、
ユダヤ人であること・・
音楽家であること・・
仏教等・・東洋志向の遍歴が
双方に垣間見られる・・

その辺で、馬が合うのかもしれない・・


04. BRIAN ENO 2012年4月18日 16:07:08 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
この映画アメリカの興行では大失敗とのこと・・
日本では、未公開・・
ルーカス、コッポラ、シュレイダー、山本又一朗、トム・ラディ
等制作側の人間の名前があるが、
莫大な赤字のを請け負ったのは、誰でしょうかね?

コッポラを経済破綻にした映画「ワン・フロム・ザ・ハート」
http://www.asyura2.com/11/music4/msg/621.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2011 年 9 月 01 日 10:29:16: tZW9Ar4r/Y2EU

で、コッポラは破綻しているそうだが・・

コッポラにしてもルーカスにしても
日本になぜかかぶれているところがある・・
「クロサワ」や「武士」とか何だろうけど・・

三島由紀夫もそれら「クロサワ」「武士」に並ぶ
彼らにとって魅力的なミステリアスな存在だったのか・・?

私も、三島という人間・・
理解不能である・・

精神に異常をきたしていたといえば、
理解できるが・・


05. 2012年4月18日 18:22:21 : DtexUPLa8g
これはまた長編ですね。
でも、師匠のおすすめ音楽とあれば必聴ですね。
ストーリーの内容はペケってことなら気が楽です(笑)

K子


06. 陣中見舞い 2012年4月19日 06:42:32 : 3pEdi1PI5rkGQ : FtDBMfxybQ
やはり監督・脚本は、ポール・シュレイダーか。
この人、高倉健とロバート・ミッチャムの「ザ・ヤクザ」の脚本にも携わってるんだよね。
弟は原作に関与してる。
任侠やハラキリとかの美学に格別の関心があるのかな?
そればかりじゃないだろうけど。
で、実を言うと、昨日の早い時間にチャプター1だけ味見するつもりが、ENOさん言うとおり、のっけからの音楽とテンポにグイグイ乗せられて全編観ちゃった。
三島事件の衝撃はリアルタイムに味わってるから、ちょっと感情移入してしまったんだけど、お蔭で一日ブルー。(笑)
事件翌日の朝日新聞に掲載された、三島由紀夫と森田必勝の首が並んだ写真も思い出したりしてさ。
感想は、一口で言えないもんがあるけど、映画的にはキライじゃない。
沢田研二、好演してたね。
李麗仙の金貸し、ピッタシだ。(笑)
最近のようつべ、贅沢。

07. BRIAN ENO 2012年4月19日 06:46:58 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
K子様
>ストーリーの内容はペケってこと

ということではなくて、

あの、映画界に君臨する3人の男が
関わっていながら・・
あのレベルか?
と言う意味です・・・

彼らの得意分野じゃないな・・
何か無理してるな・・
何か勘違いしてるな・・

というのが、昨日、思いついた、
失敗の理由です。

あと、脚本はポール・シュレイダーだけど・・
原作が三島というところに欠点があるのかな?
とも思いました・・

デヴィッド・ボウイーも三島にかぶれているけど・・

海外の三島は過大評価だと思います。

私なんぞは、三島の作品・・読む気も起きないですが・・

話は変わるけど、
鬼塚さんの新作面白いです・・(小説じゃないけど・・)
瀬島龍三と山口組の幹部の物語だけど・・
戦後の日本の本当の歴史が垣間見れます・・

瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人
http://www.amazon.co.jp/%E7%80%AC%E5%B3%B6%E9%BE%8D%E4%B8%89%E3%81%A8%E5%AE%85%E8%A6%8B%E5%8B%9D%E3%80%8C%E3%81%A6%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%AF%E3%82%93%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%AE%88%E3%82%8A%E4%BA%BA-%E9%AC%BC%E5%A1%9A-%E8%8B%B1%E6%98%AD/dp/4880862886/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1334785054&sr=1-1

鬼塚さん・・
若いころ地元のヤクザ(別府)とよく喧嘩したそうです・・
全戦全勝・・撃退したそうです。

前にも書いたけど、
ヒロヒトのこと、ケチョンケチョンに著作でかいているので、
「ヤクザや右翼の若いのが、
自宅にやってきませんでしたか?」
と聞いたら・・

誰一人としてこない、し、
脅しの電話すらなかった・・とあっさり・・

度胸のある人やなあ〜

と思ってましたが・・

あの手の輩に徹底的に強いようです。

少し、右翼に脅されたくらいで
ビビりまくる
芸能人の紳介や石原知事・・・
水かけられただけで怖気づく弱虫中曽根君とは、

逆座標の人間のようですね・・・


08. 陣中見舞い 2012年4月19日 07:04:28 : 3pEdi1PI5rkGQ : FtDBMfxybQ
不得手
無理
勘違い
ENOさんのコメントに答えがあるね。
後ろの正面ダーァレ?(笑)

09. BRIAN ENO 2012年4月19日 07:38:51 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
陣中見舞い 様

>のっけからの音楽とテンポにグイグイ乗せられて

不思議な魅力が・・なんともいえない魅力があるんですよね・・
グラスって・・

現代音楽のバカラックみたいなメロディ・メーカーなのかな?

>この人、高倉健とロバート・ミッチャムの「ザ・ヤクザ」の脚本にも携わってるんだよね。
弟は原作に関与してる。

それ初耳でした・・

やっぱり、少々、日本にかぶれているのかな・・

で・・ウィキると・・やはり・・

ポール・シュレイダー(Paul Schrader、本名:Paul Joseph Schrader 、1946年7月22日 - )は、アメリカ合衆国の脚本家、映画監督。ミシガン州出身。小津安二郎や三島由紀夫などに影響を受けるなど、大の親日家として知られ、知的な作風が特徴。ドイツ系アメリカ人およびオランダ系の血を引く。

兄のレナード・シュレイダーも脚本家。妻は女優のメアリー・ベス・ハート


脚本 [編集]ザ・ヤクザ(1974年)The Yakuza
タクシードライバー(1976年)Taxi Driver
愛のメモリー(1976年)Obsession
ローリング・サンダー(1977年)Rolling Thunder
レイジング・ブル(1980年)Raging Bull
モスキート・コースト(1986年)The Mosquito Coast
最後の誘惑(1988年)The Last Temptation of Christ
訣別の街(1996年)City Hall
救命士(1999年)Bringing Out the Dead
監督 [編集]ブルーカラー/怒りのはみだし労働者ども(1978年、兼脚本、日本未公開)Blue Collar
ハードコアの夜(1979年、兼脚本)Hardcore
アメリカン・ジゴロ(1980年)American Gigolo
キャット・ピープル(1982年)Cat People
Mishima: A Life In Four Chapters(1985年、兼脚本、日本未公開)Mishima: A Life In Four Chapters
愛と栄光への日々(1987年、兼脚本)Light of Day
テロリズムの夜/パティ・ハースト誘拐事件(1988年)Patty Hearst
迷宮のヴェニス(1990年、日本未公開)The Comfort of Strangers
ライト・スリーパー(1991年、兼脚本)Light Sleeper
Touch タッチ(1996年、兼脚本)Touch
白い刻印(1997年)Affliction
人妻(1999年、兼脚本)Forever Mine
ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター(2002年)Auto Focus

極めて厳格なカルヴィン主義者の家庭に生まれ育ったため、生まれてからの長い間、映画を観ることを禁止された[1]。18歳の時に初めて観た映画に感化されて以降、映画にのめり込む[1]。コロンビア大学、UCLAで映画を専攻、小津安二郎やロベール・ブレッソン、カール・テオドア・ドライヤーなどの映画に傾倒する[1]。映画評論家として活動後、1974年の映画『ザ・ヤクザ』で脚本家デビューする。続いて脚本を担当したマーティン・スコセッシ監督の『タクシードライバー』で評価が高まり、『ブルーカラー/怒りのはみだし労働者ども』以降映画監督としても多数の作品に参加している特に1985年の映画『Mishima: A Life In Four Chapters』(日本未公開)では、カンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞し、高い評価を得ている。


10. BRIAN ENO 2012年4月19日 07:45:25 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
陣中見舞い 様
>お蔭で一日ブルー。(笑)

なんだか、すみません・・

三島関連の本は
1冊だけ読んだことがあります。


神々の軍隊―三島由紀夫、あるいは国際金融資本の闇
http://www.amazon.co.jp/%E7%A5%9E%E3%80%85%E3%81%AE%E8%BB%8D%E9%9A%8A%E2%80%95%E4%B8%89%E5%B3%B6%E7%94%B1%E7%B4%80%E5%A4%AB%E3%80%81%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%84%E3%81%AF%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%87%91%E8%9E%8D%E8%B3%87%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%97%87-%E6%B5%9C%E7%94%B0-%E6%94%BF%E5%BD%A6/dp/4883202119/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1334788911&sr=8-1

鬼塚さんはこの本のことを奇書と言ってますが・・


11. BRIAN ENO 2012年4月19日 07:52:28 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
シュレイダーのリンク
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC

キャットピープルと言う映画で、
音楽担当はジョルジオ・モルダーだが、
主題歌を歌ったのはデヴィッド・ボウイー・・
彼も日本に、三島にかぶれてる・・
なわけで・・シュレイダーとボウイーが繋がったのか・・

で、この映画の主役はナスターシャ・キンスキー・・

コッポラはこのナスターシャ・キンスキーを
「ワン・フロム・ザ・ハート」で採用して・・
破産している・・

で、UCLAがらみとナスターシャがらみでコッポラとつながったのか・・?

勝手な想像してしまいます。

レイボーンのギターが聞けるボウイーのアルバムより・・何曲か紹介します!
http://www.asyura2.com/11/music4/msg/123.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2011 年 7 月 07 日 14:04:27: tZW9Ar4r/Y2EU


12. BRIAN ENO 2012年4月19日 08:26:59 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
全然話は変わるけど・・
先日、WOWOWで倉本聰 と無名塾の仲代達也の対談があったけど、
高倉健ってのは、あいさつする時、必ず立ち止まってお辞儀をする礼儀正しい
人物である・・と倉本が言っていが・・

対談者の二人が、新しく入ってくる若い塾生の
特徴を以下のように言っていた・・

1.挨拶ができない
2.普通の日本語が話せない
3.人前で怒鳴られるとショックですぐに辞める
4.想像力がまったくない・・
5.役者を特別な職種だと思っている
 (演じるのは普通の人物を演じることが大半・・
  普通の人間の行動様式、心の動きが演技の基礎になる)
6.地方興行の時のホテルでの二人部屋に耐えられない・・

これらの原因をインターネットやパソコンやゲームや
個室を子どもに用意する家庭やひとりで食事させる家庭に
原因があるのでは?との分析をしていた・・


で、1〜6の欠点を直すのに
3年かかる・・本格的な
役者としての勉強は4年目くらいから・・

等といってましたが・・

いい役者は、塾生にそれなりにいる・・
しかし、無名だから、無名のまま終わる・・

テレビドラマの役者より、塾生に
うまいのはいっぱいいるけど・・

テレビ局が無名だから視聴率を取れないから
無名の役者は採用しない・・
下手でも、有名な役者を採用する・・

と、嘆いておりました・・


13. BRIAN ENO 2012年4月19日 09:06:16 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
蛇足だが・・

倉本が対談の最後の方で以下のような
ことを言った・・

私は、講演会をやる時に必ず、
アンケートをとっていることがある・・

原発の件だ・・

1.このままの豊かな物質文明を謳歌したいので
 原発は必要と思う

2.現在の生活レベルを下げてもいいから
 原発ない世界を求める

二者択一で質問すると・・

年配者は100%原発反対

北大の大学院では100%
現在の生活レベルを落としたくないので
原発は必要・・とのことだそうです


倉本のこの設問自体に問題がある・・
原発がなくとも、現在の生活レベルは維持できるわけ
だし、むしろ、福島と日本全体をみても311以降、
原発があることで、
現在の生活が維持できなくなっているわけなので、
やはり、脚本家は脚本家なのか・・
真実を洞察することは苦手のようである。

北大の大学院生・・
やはり、学校の役に立たない勉強・・受験勉強ばかり
やっていたのか・・愚かしいですね・・
想像力が乏しく、簡単に洗脳されますね・・

倉本は彼らのことを、
不便になることにたいする恐怖心が
ことのほか、大きいんだろうなあ〜

原発なくても不便にはならないが、
推進派が、「原発ないと江戸時代に逆戻り」
なんて脅されると・・
簡単に洗脳されちゃうってことですね・・
ひ弱な大学院生である・・

こういうものを、私はいつも人間の弱さ・・と言ってるんだけど・・


14. 陣中見舞い 2012年4月19日 09:38:07 : 3pEdi1PI5rkGQ : FtDBMfxybQ
>真実を洞察することは苦手のようである。
ENOさん、これに尽きまっせ。

以下は
>12のレス
なーるほど。
お二方の御仁らしい分析だね。
でも、おらは共感半分、反感半分だなー。
もっと正直に言うと、その事実は100パーセント肯定するけど、それを「評論」する二人の態度を100パーセント否定する。
脚本家で飯食うために、どんだけの努力と犠牲を強いられるか。
針の穴を通すよな僥倖に恵れてでしょ?
倉本、おまえこそ自分を特別な人間と思ってた時期あるじゃない。
仲代、あんたの無名熟入るのは、200倍の青春(おらが若い頃の倍率)って言われてたんだぞ。
金持ちだけに開かれた門か?
人間としての基本が抜け落ちてるのを、偉そうに公表すんじゃなく、自分も戦犯のひとりとしてキッチリ引き受けろよ。
テレビや銀幕に影響力のない己を嘆けよ。
それじゃ、
お勉強だけの若者に対する人間教育、その一切を引き受けた高度成長期の企業にも劣るよな、と。

いや、これは偉そうな話じゃなく、自分に言い聞かせる話。


15. 陣中見舞い 2012年4月19日 09:45:04 : 3pEdi1PI5rkGQ : FtDBMfxybQ
>13

>倉本のこの設問自体に問題がある・・

まんま。こういうのを恣意的アンケートと言う。
統計のウソじゃ。(笑)
きたねーな、倉本。
イイこと、やってんのも知ってるけどさ。


16. BRIAN ENO 2012年4月19日 09:58:03 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
陣中見舞い 様

倉本&仲代批判・・
彼らについて、それなりに知っていないと書けない内容ですね・・
私は、この板にも書いたけど、最近倉本を知った人間で、
仲代も同じようなもの・・何も彼らについて知らなかったので・・
そうだったんだあ〜と言う感じです。

>テレビや銀幕に影響力のない己を嘆けよ。

私が、彼らに感じたのは・・
役者や脚本で身を立てたい
若者を集めてはいるが・・
そして技術の指導はしているが・・
そこで終わり・・

一番重要な・・

彼らを旅立たせる活動はしてない
(就職活動の後押し)

ここまで、指導したら・・
少なくともプロになれる、プロになる、
かけ橋の役をやらないと・・
その後は、本人達の運や精進なんだろうけど・・

ただ、テレビ局、事務所、CMの企業、視聴率
だけのこと言ってもね〜

結局は、純粋な若者の夢と自分の趣味を融合させた
だけの産物なのかな・・???


17. 陣中見舞い 2012年4月19日 10:20:09 : 3pEdi1PI5rkGQ : FtDBMfxybQ
あちゃ、またやっちゃった。
こういう時、「恣意的」は使いません。
「誘導的」アンケートとでもしときましょう。

18. BRIAN ENO 2012年4月19日 10:40:56 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
いまさら、なんだけど・・
コメント数が増えると、
閲覧数のカウントが
実際の閲覧数より増えているような気がするんだけど・・
今、アクセスランキングで64・・
でこのページのカウンター37・・
このページのカウンターって累計だと思っていたけど、
違うようですね・・

よくわかりませんが・・

まあ、どうでもいいけど・・


19. 2012年4月19日 11:59:37 : DtexUPLa8g
またすごい展開になってるようで・・・

お、おにづかさんそんけーするー。

ところで、これ頭きました。
ここまでくると一つの芸ですね。
座布団10枚あげるわよ、ってか・・あきれた。
蚊留登のしと??こうちゃのことぜんぜんいってないぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=iljO69WObfY
また、しっかり読んでからきます。


20. 陣中見舞い 2012年4月19日 19:10:16 : 3pEdi1PI5rkGQ : ibWttkQ5WA
>07
レビューに「田布施システム」なるワードがあったんで、何となく想像はつくんだけど、オモロソー。(笑)
ENOさん
おら一時、瀬島なる人物を、天皇を真ん中に挟んで、田中清玄なる人物の視点から視た時期がある。
戦前は共産党の最前線、オカンは倅を諌めようと切腹自殺、獄中転向を果たした戦後は、まあ右翼です。
キレイキレイじゃないですよ、東南アジアの利権も貪ったし、転向するくらいならハラを切れと、左翼からも右翼からも罵倒された人物。
児玉譽士夫がぶち上げた、任侠・右翼ひとっくるみの東亜同友会構想に、田岡一雄と連携して、正面から対抗して銃弾3発喰らった人物。
米国ばかりじゃなく、スターリンにも石ぶつけろ!と全学連にも資金提供してた人物。
中曽根が瀬島を重用したした時に、
(彼も、後藤田や中曽根との交流はありますよ)田中角栄との親交を重んじた人物。
もう、ワケわかんないっしょ?(笑)
ただ、20−30代の自分は、彼にシンパシーを覚えた。
それは、三島にも、瀬島にも、誰にもない、彼の持つ宇宙観だったんすよ。
この辺は、整理してまた。(笑)

>10
その「神々の軍隊」、興味そそられる。
鬼塚さんが、奇書と斬って捨てる気持ちは分かる気がする。
ペリマリさんの最近の投稿で、ひふみ神事に関するもんがあったけど、ひふみは大本を、一歩前進させた内容だからね。
奇書か貴書か、ぜひ読んでみたい。


21. BRIAN ENO 2012年4月19日 20:53:44 : tZW9Ar4r/Y2EU : Mo3K8VpHSE
神々の軍隊は奇書といえば奇書ですが、
個人的には面白い作品だと思います。
お勧めですよ。

田中清玄の自伝持ってますよ・・

「日本の秘密」という本と同時進行で読みました。

鬼塚さんの新作はすごく読みやすいし、
贅肉ゼロですから、
あっというまに、本題に入ってる・・

気が付いたら、最後まで読んでしまう・・
そんな作品です。

ペリマリさんも凄いですよね・・


22. 2012年4月19日 23:52:08 : DtexUPLa8g
ふ〜〜ん・・感心するわ〜〜。

かんけーありませんが、これをどーぞ。

Georgie Porgie by Incognito
http://www.youtube.com/watch?v=wtDroUwahes&feature=related

ke-ko


23. 2012年5月08日 16:38:59 : VK8mZpF0P6
メイソンの黒澤映画、夢に似ているな

24. 2012年9月21日 12:53:18 : 04Xs8U7gTA
>>20 陣中見舞い

>おら一時、瀬島なる人物を、天皇を真ん中に挟んで、田中清玄なる人物の視点から視た時期がある。

田中清玄は出獄すると玄峰老師(三島市沢地にある臨済宗妙心寺派の古刹・龍澤寺の禅僧)に師事している。この禅僧のもとには入江侍従長、四元義隆、升田幸三、中曽根康弘など、多くの著名人が惹かれて出入りし、私師している。殊に四元は、田中から老師を紹介してもらったお礼だといって、会社を一個プレゼントしているほど惚れ込んでいる。中曽根も夢想庵という座禅堂に籠るという。


玄峰老師は聖断神話の影の主役でもある。鈴木貫太郎にアドヴァイスして終戦内閣のストーリーを作らせ、貞明が疎開している沼津御用邸で密談し、「終戦」の詔勅の「忍びがたきを忍び、堪えがたきを堪え」の文句を草案したりしている。

三島由紀夫が割腹する前、「富士山と海の見える丘に僕を友といっしょに埋めてほしい」と遺言を残したため、夫人と母堂は龍澤寺を訪れて相談しているが、この時対応した宗円老師の私家本にその経緯が書かれている。


三島由紀夫神社なるものが個人宅の庭に創建され、毎年の祥月命日11月25日には故人を偲ぶ人々が集まる。詳しくは山本瞬勝(きよかつ)の著書を読まれたい。山本は自衛隊のインテリジェンス養成学校の元校長。三島由紀夫に決起を促されたが、時期尚早と考えて見送った。三島を説得できなかった自分を死ぬまで責め続け、何冊も三島由紀夫に関する本を書いている。


まだ考察中だが、
大本教についてはもっと凄い続きがある。
橋下徹と石原慎太郎と直結している。


阿字観については、あなたは少し誤解がある。
阿字観は密教の本尊観、入我我入のための観想である。
万物流転、水の三態のそれではない。

>>21 BRIAN ENO

私は以前あなたから「音楽版読んで」と言われて読んだ。
その時書かなかった本当の感想を書く。

あなたが真剣にレクチャーしている相手の軽薄さ、
分かってもいないのに分かったようなレスを書く要領の良さ、
所詮ファウストも赤い盾もチャットのネタにすぎないK子と、
真剣なあなたとの間にあるギャップがもの悲しかった。

その第一印象は今も変わらない。

私は泉は足元にあると思うから。

311や611や超国家集団の策謀について見解を述べる以前に、
目の前の日常を大切に生きることがいちばん大事だ。
苦しんでいる人たちの生活を思いやることもここから始まる。

高齢者が道路で旗振りをし、若者のホームレスが増加する昨今、
定年後も派遣で働くダンナにをよそに終日音楽版に張り付いて、
チャットしている初老の女性がいることに驚いている。
年下の男とのチャッに夢中なあまり、ダンさんの飯の支度がめんどいという。
それを衆人環視の掲示板に書く神経に驚いている。

K子がダンナをネタにしたものは山ほどある。
ダンナを「ネット依存症で12時まで占有してい」と書いて、
丑三つ時までレスしている自分を正当化している。
時系列を見れば明らかなように、
10時台11時台はチャット真っ最中の時間帯である。

こんなひとが真剣に鬼塚を読むことは絶対にない。
本人も毎日2ページしか読めないと言っている。
しかも毎日2ページ読んでゼンタイゾウが分かったと言っている。
何ページ読んでもこの調子だろう。やむにやまれぬ気持ちがないから。
私は断言してもいい。このひとは駄法螺吹きである。


10月になって音楽版に復帰するときには、
いちばん扱いやすいあなたを利用するかも知れない。
音楽版の敷居が高い時こそあなたは利用価値がある。
真面目に情勢を語り合う迷演技ができる。
彼女にとって音楽も鬼塚もネタだ。


彼女はが実家がお寺だと突如カムアウトした。
私生活ネタの卑下(ためにする卑下)は得意技である。
案の定、あなたがたは一様にそれはすばらしい、
日常的に宗教を生かすことで成長できる、
というようなことを言って盛り上がった。
何という欺瞞の会話だろう。
終日ネットに張り付いてチャットして成長も糞もない。


ブッダは最後にこう言っている。


「おお

私を愛するすべてのものたちよ

どうか次のことを忘れないでほしい

すべてはうつろいゆく

どうか怠ることなく努力してほしい」


ペリマリ


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