http://www.asyura2.com/12/music6/msg/559.html
Tweet |
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120319/CK2012031902000038.html
【東京】
「惜別の歌」をもう一度 戦中誕生、歌い継がれた学生歌 中央大で記念展示
2012年3月19日
中央大学(八王子市)OBの藤江英輔さん(86)=目黒区=が、戦時中の一九四四(昭和十九)年に作曲した学生歌「惜別の歌」に再び光を当てようと、同大中央図書館で記念展示が行われている。三十一日まで。 (福岡範行)
かつて学内の講演で「惜別の歌が生まれたのは、つらい風が吹きまくる時代」と語っていた藤江さん。学徒動員で働いた都内の工場で、召集令状を届ける役目を担った。言葉にできない別れへの思いを島崎藤村の詩に託した。
悲しむなかれ/わが友よ/旅の衣を/ととのえよ−。結婚で別れる姉妹を詠んだ「高楼(たかどの)」を友との別れに書き換え、もの悲しい自作の旋律に乗せた。藤江さんが勤務中に口ずさんでいると、仲間内で評判になり、送別の歌として広まった。
戦後も学生らに歌い継がれ、大学の男声合唱団がレコード化した後、六一年には歌手の小林旭さんもレコードにして一般に広まった。同大OBの大学広報誌編集長伊藤博さん(64)は「飲み会の定番。肩を組みながら歌って絆を確かめ合っていた」と振り返る。
だが、戦後六十七年が過ぎ、曲を知らない学生が増えた。大学関係者は「消えてしまうのは惜しい。OBが歌に託した思いを感じてほしい」と願っている。
記念展示はレコードや軍事教練の写真など十点。開館時間は午前九時〜午後九時で、午後五時までは一番の試聴ができる。入場無料。日曜、祝日は休館だが、二十五日は午前十時〜午後四時に開く。
=======================================
【関連サイト】
惜別の歌(その1)
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/04/post_4858.html
惜別の歌(その2)
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/04/post_afc2.html
惜別の歌(その3)
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/04/post_f368.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。