01. BRIAN ENO 2012年3月05日 15:09:22
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すみません、以下を調べると、 ティムのオリジナルではないようです。 訂正させていただきます。ジミ・ヘンの「ヘイ・ジョー」は、ティム・ローズのバージョンから http://ommo.blog.ocn.ne.jp/1970blog/2010/03/post_c2c6.html ママス&パパスのママ・キャスことキャス・エリオットが、ママス&パパスを結成するまえ、男性二人と「ビッグ3」というトリオを組んでいた。メンバーは、ティム・ローズとジェームス・ヘンドリックスとママだ。このジェームス・ヘンドリックス(ジム・ ヘンドリックス)は、「紫のけむり」の天才ギタリスト、ジミ・ヘンとおなじ名ジェームス・ヘンドリックスだが、ちがう人物だ。こっちは、ジム・ヘン、白人のシンガーソングライターだ。 このボーカル・トリオ「ビッグ3」からキャス・エリオットがぬけて、ママス&パパスに加入した。「ビッグ3」は解散して、ソロで活動をはじめたティム・ローズが歌っていた曲に、「ヘイ・ジョー」があった。ビッグ3のジム・ヘンドリックスとちがう黒人天才ギタリストの方の、ジミ・ヘンドリックスのデビュー曲だ。「ヘイ・ジョー」は、ジミ・ヘンのまえにティム・ローズが歌っていた曲なのだ。
元アニマルズのベーシスト、チェス・チャンドラーは、マネージャー業に転身して、ジミ・ヘンドリックスを売り出そうとしていた。ニューヨークのクラブCafe Whaで、ティム・ローズが歌う「ヘイ・ジョー」を聴いて、気に入った。この曲をジミ・ヘンドリックス&エクスペリアンスのデビュー・シングルにしたいと、ティム・ローズに許可を求める。チェス・チャンドラーは、ティムのオリジナルだと思ったのだろう。ティム自身は、子供のころからラジオで聴いていた曲なので、作者不明のトラディショナルなフォークソングだと思って、じぶんなりのアレンジで歌っていた。古い曲だ、じぶんに著作権があるわけじゃない。「どうぞ」と、チェス・チャンドラーにいった。そうティム自身がテレビ番組でいっている。 そうしてジミ・ヘンドリックスの「ヘイ・ジョー」は、イギリスで火がつき、アメリカそして世界じゅうでヒットした。 この曲には、いろんなバージョンがあった。ティム・ローズの認識のように1950年代から歌われていたようだ。アップテンポのロック・バージョンもあった。バーズもレコードにしている。1962年には、ビリー・ロバーツが「ヘイ・ジョー」をじぶんの作詞・作曲とクレジットしてレコードをだしていた。(昔から歌われている曲を、じぶんのオリジナルだ、と平気でクレジットする厚顔無恥なやつは、いつの時代でも、どこの国にもいるのだ)。
作詞・作曲をクレジットしていたビリー・ロバーツが、莫大な印税を懐にしたのかわからない。ティム・ローズのレコードでは、トラディショナル・ソングで、アレンジがティム・ローズとなっている。ともかく、ティム・ローズがスロー・バージョンをステージで歌ってなければ、ジミ・ヘンドリックスの名曲「ヘイ・ジョー」もなかったわけだ。 ジミ・ヘンの「ヘイ・ジョー」のシングルも、作詞・作曲は、Trad. arr. Hendrix となっている。つまり、作者不明のトラディショナル・ソングで、アレンジが、ジミ・ヘンドリックスということ。 ビッグ3 Come Away Melinda http://www.youtube.com/watch?v=HecJVlWw3Lc&feature=related ティム・ローズ Hey Joe (1969) http://www.youtube.com/watch?v=JvgCHoW0RDA&feature=related ティム・ローズ Hey Joe (1997) http://www.youtube.com/watch?v=gHm_8EZ1rJE ジミ・ヘンドリックス Hey Joe http://www.youtube.com/watch?v=m8Ebcx-mTns&feature=related ティム・ローズ オフィシャルサイト http://tim-rose.co.uk/
アニマルズ、1964年。右端がチェス・チャンドラー。ジミ・ヘンドリックスのプロデューサー&マネージャー。 アニマルズ House Of The Rosing Sun http://www.youtube.com/watch?v=C86oH5RwyJg アニマルズ Bring It On Home To Me http://www.youtube.com/watch?v=FRTHgz-Ao5Q&feature=re
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