01. BRIAN ENO 2012年3月01日 07:59:02
: tZW9Ar4r/Y2EU
: 2aMGYmhAyE
レナード・コーエンの新譜が先月の22日に出たらしい・・ 海外では、と言っても、アジア・アフリカ諸国は別だが、 アメリカ・ヨーロッパではかなりの売上があがっているようである。たぶん、わが国では、このまま、しょぼい状態で、 終了すると思う・・ いつも言ってるが、それはいい・・ 今回のレナードの海外のセールスを日本で眺めている国内のミュージシャンの反応 を注視したい。 なぜわが国では、反応しないのか? 何度も言ってるが、その原因は、 国内の音楽家が反応しない、無関心ってのも大いにある。 しかし、 そういうネガティブな考え方では、なにも真相は見えてこない。 海外でなぜ売れるのか? というポジティブな見方もしないとダメであろう。 海外の高齢者・・ たとえば、ビートルズやR&Bやカントリーなんかをリアルタイムで聴いてきた 世代もすでに60歳や70歳になっていると思う。 そういった世代が、レナードの曲を聴いて支持している部分が 大きいと思う・・ どう考えても、アメリカやヨーロッパの10代の落ち着きのない 子どもたち、少年少女が、 このアルバムを聴くとは思えない・・ たぶん、40代以上のリスナーがセールスを引っ張っているのであろう・・ (場合によっては、20代、30代もいるだろうが・・) わかりやすく言えば、 日本で演歌や民謡を聴いているような世代が、 海外では、レナードを聴いていると思うのである・・ わが国で演歌や民謡の愛好家が、 レナードを聴くとは思えない・・ 民謡にしても、演歌にしても 基本的にはハイテンション・ミュージックである・・ レナード・はロー・テンションミュージックである・・ (※この言葉は私の造語だが・・) 日本では、歳をとっても、民謡や演歌のような ハイテンション・ミュージックが好まれる・・ たぶん、そういうことであろう・・ ちなみに、私事で恐縮だが、 うちの中学1年の子どもは、 「デモクラシー」と「ハレルヤ」が好きだと言っている・・ 前にも書いたが、 私が、ジュールズの完璧ライブを よくテレビで見ているからということと、 ユーチューブでよくハレルヤを聴いているから 刷り込みが完了したということなのだが・・ それぞれの曲を時々唄っている・・ ただ、ハレルヤに関しては、 子どもたちのカバーに心打たれ・・ 彼らの「ハレルヤ」のCDを 買ってくれと言われている・・ あれは、CDないから、あきらめてくれ・・ と説明しているが・・ レナードの声や唄い方も悪くはないが、 子どもの歌の方が、 親近感がわくそうである・・ |