03. BRIAN ENO 2012年2月28日 07:40:24
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ジュールズでの筆舌に尽くしがたい完璧なパフォーマンスについての補足様々なレナードのライブ映像を観たが、 この頃1993年、アルバム「フューチャー」を出した頃、 この頃が、ライブパフォーマンスという面では、 全盛期だったのではないだろうか。 バックのメンバーもニール・ラーセンもロスコー・ベックもいないが、 レナードの表現したい音楽を忠実に具現化してると思う。 あと、二人の女性コーラスが、素晴らしい。 この二人1980年代から、レナードのバックを務めていたので、 「デモクラシー」の最初の 「セール・オン」 も合図なしで、 阿吽の呼吸で二人とも 音の出だしがそろってる・・ 私も曲りなりに、ステージで、 似たようなこと、 (何の合図もなくして、アカペラのハモリで曲をスタートさせること) やっていたが、 合図なしでやるってのは、 相手の息を吸った時も ジャストのタイミングで自分が吸ってないと、 音の(声の)出だしが合わない・・ だから、相手の吸うだろうという呼吸に合わせて、 合わせる・・ よく比ゆ的に呼吸を合わせてなることばが 古くからあるが、 まさに、その通りである・・ 呼吸を合わせるのである・・ 簡単なようで結構難しい、 リズムの刻みがあれば、(セーノで入れる)何のことはないが・・ それがないのだから・・ 蛇足だがBBCのカメラワークと映像の編集が、 当日のリハやっただけで、 あれだけ、質の高い映像を創るとは・・ ひょっとして、映像班の人間、レナードの曲を事前に 聞いていたか?そこまで思わせるようなカメラワークと編集である。 いまこの曲で、誰を映すべきか、撮るべきか・・ 絶妙のタイミングでその曲の演奏者、歌手の旬を 完璧にとらえている。 もうひとつBBCのサウンドのミキシングと音の良さ、 これも称賛したい。 ぜひとも、ヘッドフォンで聞いてほしい、 様々な楽器の微細な音も漏れなく、 きれいな音で録音されている。 これと時期的に近いスティーヴ・ウィンウッドのジュールズのライブ も録画して、大切に保管してあるが、 こちらのサウンドも、素晴らしいサウンドに仕上がっている。 蛇足だが、スティーブの女性バックコーラスは黒人二人組だが、 残念ながら、終始一貫、ユニゾンであった・・残念。 ジュールズ倶楽部のレナードの曲の リズムのうねりとかグルーブを創っているのは、 ベースである。 興味のある方は、ベースに注目して聞いてほしい、 特にデモクラシーとフューチャーだが・・ この時には参加していないようであるが、 ロスコー・ベックというベーシストが、 レナードの音楽のキイになるようである。 この人知らなかったが、 ロスコー・ベックモデルというベースが発売されているとのこと、 それなりのベーシストのようである。 ロベン・フォードとか、あの手のタイプのミュージシャンの バックをやっている人だそうである。 |