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ジョディ・フォスター主演の「コンタクト」という映画があった。
これも、結論から言うと特に取り立てて語るような映画ではない、
ただ、ひとつだけ気になるシーンがあった。
いきなり北海道の知床が出てきて、
そこに壮大な実験の為の巨大施設があるというのである。
そこに、ジョディは急きょ向かい、
実験に参加するのであるが・・
この映画の中で語るその壮大なる計画ならびに、
その壮大なる実験に対し、
ある世界的大富豪が莫大な資金を出資していることになっているらしいのであるが、
原作者のカール・セーガンが、
その大富豪のモデルをロスチャイルド家にしたのではないか?
と巷では噂されていたようである。
それと、その実験の施設がなぜ北海道、
それも人間が寄り付くことのできない知床なのか?
ネットで「北海道」「ロスチャイルド」と二つの単語を入力して検索すると、
わけのわからない、
いかがわしい情報が、大量に出てくる・・
それは、それでいいが・・
知床旅情の歌に出てくる、
知床と映画「コンタクト」に出てくる知床では、
雲泥の差がある。
私は、この映画の知床の場面に違和感を感じるが、
皆さまはいかがでしょうか?
蛇足だが、「知床旅情」唄の中に北方領土(国後島)に
関する歌詞が出てくるが・・
「二十世紀のファウスト」という鬼塚英昭という人物の自費出版の本の中に、
ヤルタ会議の話がでてくる・・・。
簡単にいえば、ソ連に対し、対日参戦のご褒美として、
北方領土と樺太を与えるということである。
これを「ヤルタ秘密協定」などと呼ぶこともある。
この秘密協定の内容を仕切り推し進めたのは、
ルーズベルト等ではなく、実力者ハリマンであり、
その実力者ハリマンを背後から、
ロンドンから操っていたのは
我らがヴィクター・ロスチャイルドであった。
という内容であるが・・
戦後、ハリマンやルーズベルトやチャーチルやスターリンと同じように、
ヴィクターの僕として、
政治家のキャリアをスタートさせたアイゼンハワーが、
この「ヤルタ秘密協定」は、
ルーズベルトが個人的に行った独走越権行為で、
アメリカ合衆国政府はこの秘密会議の内容を一切、認めない。
という結論になっている。
ヴィクターが秘密裏に指示したわけである・・
だから、アメリカ合衆国政府の公式のものではない・・
というのは、その通りである。
この一連の流れも、
戦前までは公私ともども米英のお仲間であった、
ソ連が、戦後を境に、
公の部分では敵対関係を演じて、
私の部分では、今までどおりのお仲間でいましょう・・
(国連常任理事国として・・)
ということなのである。
八百長冷戦構造のスタートということなのであるが・・
運悪く、この、
ヤルタ秘密会談に参加したアメリカの国務長官スティティニアスは、速攻で、
「ヤルタ会議の秘密」なる本を書き、
すぐさま、ハリマンに目をつけられ、
その本が、
市場に流通する前にハリマンの部下ハーバード・ファイスの力で
その暴露本は、即刻、絶版にされ、
最終的に、ハリマン一派に彼は暗殺されるのである。
本国アメリカでひと悶着あり、
絶版になった本であるが、
幸運にも我が国では無事出版された。
その理由は不明だが、
しかし、日本の著名人、
たぶん全部の著名人はこの本の存在と、
書かれてある内容を無視したのであろう。
ヤルタ秘密協定なるものはなかったという認識でいる。
知床の歌に出てくる国後という島の名前を聞いたら、
ヤルタ秘密協定とスティティニアスの暗殺(当たり前だが、
正式には暗殺という記録はない)のことを思い出した。
補足(コメント欄より)
. BRIAN ENO 2012年7月05日 14:10:46 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo
北方領土問題の本質はすべて、
「ヤルタ秘密協定」と「アイゼンハワーの発言」
この相矛盾する二つのメッセージに凝縮されている。
これは、いつもの、
やっこさんたちのオハコでもあるダブルスタンダード・・であり、
それを、いろんな形で用いて、
日本を日本人を蛇の生殺し状態にし、
それをネタにわが国を翻弄する・・
それが、北方領土問題の本質である・・
(北朝鮮問題や北朝鮮の拉致問題も似たようなものであるが・・)
ロシアの首相や高官が北方領土に上陸した・・
等・・
そのことに、北方領土返還論者の顔色を気にしながら、
いちいちわざとらしく反応して、
日本の政治家がコメントを出しても、
まったく、意味はないのである・・
これら、翻弄することが目的なのだから・・
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