19. BRIAN ENO 2012年12月18日 11:42:56
: tZW9Ar4r/Y2EU
: yhmbAsnuyo
カノープスへの旅人 様へ> ガリレオの「地動説」が二十世紀後半になって、漸くローマ・カトリック教会で認知されたとか 正論が邪説扱いってのは、特に科学の世界では、多いですね・・・ 時の支配者に都合の悪いことは、 邪説であり、異端・・変人奇人扱い・・ 時として牢獄に入れられたり、精神病院へ入れられたり・・ 科学ってのも「科学(サイエンス)」という概念や言葉も・・ 産業革命以降にやっとこさ、 社会に定着した言葉で、 ごくごく最近の概念であり言葉ですが、 この言葉が、神話や宗教とかいうことばの対比語のようになり、 物事の正当性指し示す時の便利な魔法の言葉になっています。 私が言うには「科学」という新しい宗教といつも語ってますが・・ この科学が発する情報も、 10年後、20年後には、 今まで科学的事象として堅く信じられていたことが、 全部覆されています・・ 夢の化学物質と崇拝され崇められた天使の物質PCBが、 ある時から人類最悪の化学物質・・悪魔となる、 ご存じ、 夢のエネルギー原子力が、 人類最強の敵ということになる・・ このいかがわしい言葉「科学」とか 「科学的」という言葉で、 どれだけの信者を産み、 それによってどれだけ翻弄され、 我々は損害を受けているか・・ 鬼塚英昭は「共産主義は世界最強の宗教である」 と言いましたが、 私は、今「科学が世界最強の宗教である」と言いたいです・・ 科学妄信、科学至上主義、科学人類を救い、 科学が人類を進歩させ、 豊かな(物理的)社会をつくった・・云々・・ 怪しげな新しいものが科学により生み出され、 それを盲目的に信じ、思考しようとしない・・ まさに、宗教ですね・・ フランスの13世紀の賢人 フランソワ・ラブレー が以下のようなことを、言ってますが・・ 「良心を欠いた学問は魂の廃墟以外のなにものでもない」 これを、私なりに現代社会版に書きかえると・・ 「良識や良心や人間のあるべき姿を考慮しない学問や科学というものは、 魂(人間の心やあるべき姿)の廃墟以外何者でもない・・」 人間の心の廃墟→人間の肉体の廃墟→人間の歴史の終焉 と理解したいですね・・。 いまだに、我が国では、 134億年前(諸説ある)に「無」から大爆発が起こり 「宇宙」が生まれた・・なる奇々怪々なる邪説を東大始め、様々な大先生が盲目的に信じ、ありがたやー! といい。それを疑わない・・。 上(権威)から教わったことを、思考停止して疑わない・・ まず、それを、無条件で暗記する・・ そういった教育の成れの果てですね・・ この件は、書くと長くなるので、 ひとつだけ、書きますが、 これって、旧約聖書の創世記みたいな・・ 宗教的な神話的な発想を背景にした理屈のような気がしてなりませんね・・ やっぱり、「なんらかの始まりがあって、終わりがある・・」 それを物語にしないと・・気が済まない・・ そんな西洋人の宇宙観や人生観や世界観や宗教観の潜在意識の表れを感じるのは、私だけでしょうか? >何時の時代も人間の本質は変わりが無いのですよ(笑)。
まさに、前も書いたと思いますが、 またまたNHKの引用で恐縮ですが、 中国最古の王朝から、ラストエンペラーまで、 民の支配の手法は殆ど変っていない・・云々・・ 人間の心の本質はたかだか、 千年や二千年では、変わりませんね・・ 人類の歴史はいつからか? これも諸説あり・・だんだん、 昔にさかのぼっています・・ 人類には700万年の歴史がある・・というのが、 最新の調査の結果だそうですが、 (これも、後年もっとさかのぼる可能性あり・・) たとえば、700万年の歴史の中で、我々は何を食べてきたか? ほとんどが、狩猟採集で食料を確保してきたそうです。 当時は、 ごく少数のグループで共同生活を営み共同で狩りをしていたそうです・・。 で、 おおよそ、 今から1万2千年前(諸説あり)くらいに小麦などの穀物の栽培が可能になったということです・・ それは、栽培することで、定住することができ、 栽培の量が増加すると、それらは、保存できますので、 商売の対象になる・・栽培従事者以外のジャンルの商人やら、 役人みたいのが生まれ、貧富の差が生まれ、 支配者と被支配者の支配関係の輪郭がはっきりし始める・・ ただ、食に関する健康面では、 穀物(小麦、米、等)をもともとほとんど食べたことのない人間の体は、 もともと穀物を食べるように設計されていないので、 その結果、体に変調をきたし、 具体的には血糖値が上がり始めたり、血管が損傷を受けたり、 虫歯ができたり、血糖値が上がると白血球の値がさがるので、 免疫力が低下し様々な病気が、我々を襲うこととなりました。
穀物を食するようになって、 定住できるようになり、安定した生活を送れるようにはなりましたが、 その反面、 我々は様々な病に悩まされるようになり。 虫歯の発生のより、歯磨きをするようになりました。 今でも野生動物には虫歯はありません・・ 野生動物には血糖値が高くなることはありません・・・
現代人の我々も、1万2千年前の人類の祖先と同じDNAなので、 穀物を食べるように我々の消化器系の内臓は設計されていません。 結論は、 1万2千年という短い期間では穀物に対応できる 消化器系の内臓を持つための進化には短すぎるということです。 我々の心のDNAも21世紀の現代社会をひな型やモデルにDNAが形作られたわけではなく、私が思うに、たぶん、700万年前の共同で狩猟採集を営んでいた頃に、その社会にその世界にあうように人類の心もプログラムされたのだと思います・・ もちろん、支配者もいない被支配者もいない、マネーもない・・そんな社会や世界に照準を合わせ我々の心のDNAがプログラムされ設計されデザインされた・・我々の心は、その当時のままです・・ 肉体面では、 乗り物に酔ったり、時差ぼけになったり、宇宙酔いしたり、 飛行機に乗って、耳が痛くなったり、我々の体や器官は、 乗り物に乗るように設計されていないんです・・ 乗り物酔いは顕著に症状が出てきますが、 肉体的な病とか精神的な病はじわじわ出てきます・・ そのことに、迫ったのが、三階さんの「ヒトの起源」 役割をもったサルの中で、説得力をもって書かれています・・。 なんでも、そうですが、何かの本質に迫ろうとしたら、 その迫ろうとしたものの過去をさかのぼらないと、 さかのぼることが、絶対必要だと思っています。 >そう思うとさぞや「ユダヤ人」にとって、ヨーロッパ大陸は居心地が悪かったでしょう。何しろ自分たちの信じる神が、悪魔の一番弟子扱いなのですから・・。 宗教のことを知らないと、そのことは、わからないですね・・・ 日本人が西洋やヨーロッパを理解できないのも、 この辺が起因してると、前にも書きましたが・・ まさしくそう思います。 >「新大陸」アメリカへ多くのユダヤ人が渡ったのも、狂信的ではない「プロテスタント」なら「迫害」が多少は免れられるからだった事でしょう。 まさに、溢れかえるヨーロッパの人口をどうにかしなきゃいけない・・ この迫害が利用されたのもひとつでしょうね・・ いつの時代も人口の移動は、支配者の都合が大きく反映するものです・・ 参照 映画「怒りの葡萄」そして「二十日鼠と人間」スタインベックとジョン・フォード http://www.asyura2.com/11/music4/msg/763.html 投稿者 BRIAN ENO 日時 2011 年 9 月 12 日 08:54:22: tZW9Ar4r/Y2EU >カントがあれほど歪曲な形で「人間の自己確立」を説いたのも、それだけ人間は「他人」を受け容れがたい「弱き生き物」の証明だと私は読んで思いました。 人間程、肉体的に精神的に脆弱な哺乳類、 いや、生物はいないと思います・・ だから、脳が発達したんですが、 それを、悪用する歴史が、穀物生産と同時に開始した・・ と、思っています。 >「己の持つ本当の弱さ」を最も自覚している者、と考えてしまうのです。最後は「裸の王様」と化すのは時間の問題でしょうね。
驕り高ぶり、自ら滅びる・・ >自身の発する駆動音を最小限に抑え、唯一の情報源である微かな音を高感度の「パッシブ・ソナー(大型のマイクロフォン)」を使って探る、優れた原潜はその努力が有って「最強」なのです。 潜水艦の映画は独特の緊張感があります。 神経戦というか・・ 「Uボート」という映画・・ 強烈な皮肉を込めた、 名画と思いますが・・ というかそもそもテレビ用に作られたそうですが・・ あれだけの究極の危機を乗り越えたハズの潜水艦の兵(つわもの)達が、 陸に上がったとたん、陸のカッパよろしく、 無抵抗、無力のまま、なすすべなく、死んでいく・・ いったい、あの潜水中の神経戦は何だったんだろう? あの決断力、あの行動力、あの繊細さは、陸にあがったら、御破算・・ 皮肉な映画です・・
>これを人間に置き換えれば、「自己主張」を放ちまくり「聞く耳を持たない姿勢」は、果たして本当に優れた強い者と思えるのでしょうかね(笑)。
ヒトラー等が思い浮かびます・・ > 私も数年前、近所のマンション建築反対運動で、会社側の弱点を読み抜き建築を阻止した時、一緒に反対運動をした住民たちからそう評されましたから(苦笑)。 それは、ある意味では、ミニッツの教えが役に立った瞬間ではないでしょうか? >「人を馬鹿と言っても良いが、それを証明してはならない」の格言通り、静かな沈黙が最も賢い手段なのでしょうね。 ただ、ほとんどの人間が、その証明に命をかける・・ >「馬に乗せて貰っている、だから背中に乗って馬に負担を掛ける乗り手は、その動きを邪魔しない様にリズムを合わせることがコツ、」と私も以前、乗馬した時にインストラクターのコーチから学びました。 本質的に言うとこの道の達人は 「馬の重心と乗り手の重心を一致させる」のが究極の馬術だそうです・・ わかりやすくいえば、 馬と人間が一体化した(心と肉体)生き物になれるようにするのが、 馬術なんでしょうね・・ 貴殿は、乗馬の経験があるんですね・・ >一歩一歩信頼を得て行く正しい道など無いのです。 なんといっても、ひとつひとつの、日々の積み重ねですよね・・ >「俺に何をしろって言うんだ、自分たちでなんとかしろ。さっさとメーカーを呼べばいい。」 私は無能だ、だから、 どうすることもできない、 お前らでなんとかせー!とすべてを部下に押し付ける・・ >ENO様が散歩で見かける「犬」の行動と、我々人間が同じでは少なくとも「人は使えない」ですね(笑)。 話が変わって申し訳ないのですが、 先日紹介したイヌのような人達を彼らの名誉のために 若干フォローさせてもらいます・・。 彼らは、今まで、人生観を揺さぶられるような事件や、 危機をまったく経験したことがないか? 経験していても、その後の人生に何も影響がでないような、 人間としての感受性に著しい劣化が見られるか? どちらかだと思っています・・ 後者であれば、人生の最後までクンクンという感じでしょう・・ >「赤い楯」を読んで未だ途中ですが感じた事は、「ユダヤ人が多額の資金を持つ目的は、本当の相手(敵)を実はキリスト教会だ、と思っているから・・、」では無いか、と想い始めましたよ・・。 それは、鋭すぎる指摘ですね・・ まず、ロスチャイルド家をユダヤ人とひとくくりで、とらえていいのか? 否か? という問題ですが・・ 彼らは、 彼らの支配にユダヤとかユダヤ人とかユダヤ教とかイスラエル国家を 利用しているだけで、 ジェイムス・ゴールドスミスのように、 ある時はユダヤ人の振る舞いをし、 あるときはキリスト教徒の振る舞いをする・・云々・・ これは、彼らの支配や謎を解明する上で、 忘れてはならないジェイムスのコメントです・・ (ネタをうっかり、ばらしたのでは?) すくなくとも、 一般的な虐げられたユダヤ人と自分達(ロスチャイルド家)は違う・・ と思っています・・ 選ばれしロスチャイルド家・・ 我々がこの世界を支配せずして誰が支配する・・ だれにもさせない・・! そして、 迫害された虐げられた貧しいユダヤ人の歴史や 事実は大いに活用しようとしています・・ その悲しい歴史は、彼らが仕組んだものでしょう・・。 都合のいい時は、ユダヤ人、そうでないときは高みの見物・・ 話は、またまた飛びます・・ 私は音楽板で「ヴィクター・ロスチャイルド」のことを結構書いていますが、 彼の父親(チャールズ)は近親婚が原因と思われる精神病と不眠症に悩まされ、 早くに旅立ちました。 身内にウォルターという生物学の学者がいたので、 近親婚がもたらす病については、 もちろん知っていたはずで、 チャールズは近親婚を避けました。 たしか、奥様はロスチャイルド家の女性ではなく、 確かユダヤ人でもなかったと記憶しています。 そして、ヴィクターが生まれた・・・ ヴィクターは歴代ロスチャイルド家の中のスーパーマンです。 物理学、経済学、生物学、ジャズ・ピアノ、 クリケットそれぞれのジャンルで一流でした・・ 特に物理学では、原爆の開発に背後からかかわり、 具体的なアイデアまで、物理学者に指示を出していた程です。 ウランを世界中からかき集め、原子力産業の基礎をつくりました。 そのスーパーマンであり、 天才の男も近親婚を嫌い、 ロスチャイルド家以外の女性と結婚しました。 このひとも、ユダヤ人ではなかったと記憶しています・・ この辺の処世術も巧みです。 まさにジェイムス・ゴールドスミスの処世術そのままです。 話が横道にそれ、申し訳ございません・・ >「ユダヤ人が多額の資金を持つ目的は、本当の相手(敵)を実はキリスト教会だ、と思っているから・・、」では無いか、と想い始めましたよ・・。 これは、貴殿の言うとおりです・・ さすがですね・・ 私は、赤い楯を読んでも、ロスチャイルド家がキリスト教(教会)をターゲット(攻撃目標)にしてるとは、わかりませんでした・・ただ、彼らがキリスト教を嫌っているということは、以前から知っていましたが、この本の文脈からは洞察できませんでした。間抜けですね・・。 ロスチャイルド家はフランクフルトのゲットーの町内会みたいなところから両替商として、キャリアを積み重ねてきましたが・・
やはり、自らの野望を成就させるためにはキリスト教(教会)を、 どうにかしなきゃいけないと・・ 初代マイヤー・アムシェルは、抱いていたのです・・ 最初は、ある秘密結社の人間を使役してカトリック内部に工作員として送り込み、分断破壊工作他を仕掛けたが、 思うような効果や結果が得られず・・第一次計画は断念、 次に、ナポレオンを将来的にはキリスト教(教会)を攻撃するように、 育てたが、失敗・・途中でナポレオンが反目し始める・・ その後、たび重なる失敗で、考え方を改め、 カトリックそのものを乗っ取る・・ 方針転換を図り、現在に至るとのこと・・ ロスチャイルド家とキリスト教(教会)の戦いの中で、 あまり語られていないのが、 ロスチャイルド家の御用学者の面々、 ダーウィン、 悪漢マルクス、(フランス・イギリス両ロスチャイルド家が支援) ニーチェ(カール・リッター経由で支援) が御存知のようにキリスト教や神を否定するような論を立ち上げ、 西洋社会(世界)に大きな混乱を演出し、 キリスト教(教会)の弱体化・・につながったのではないでしょうか・・ 今のアメリカはメガチャーチで狂信的なキリスト教右派・・ キリスト教原理主義が台頭して、ユダヤ教と一体化してるようですね・・ 核戦争を待望する人びと―聖書根本主義派潜入記 (朝日選書) [単行本] 越智 道雄 (著), グレース ハルセル (著), Grace Halsell (著) http://www.amazon.co.jp/%E6%A0%B8%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%92%E5%BE%85%E6%9C%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%B3%E3%81%A8%E2%80%95%E8%81%96%E6%9B%B8%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E6%B4%BE%E6%BD%9C%E5%85%A5%E8%A8%98-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E8%B6%8A%E6%99%BA-%E9%81%93%E9%9B%84/dp/4022594861/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1355794305&sr=8-1 レフトビハインド http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%93%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89
なんだか、また長くなってしまいましたね・・ 新たな投稿をした方がよい時期でしょうかね? |