ベルトルッチかって言ったのは、昔、一回だけ会った事があるの。初めてパリに来た頃、BFの知り合いがローマに住んでて、今週の土曜日にベルトルットを招待したんだけど来る？って、彼は別に興味なかったのに、私は、たまたま１９００年っていったかな？そんな映画を見たばかりだったし、暗殺の森　気に入ってたしってことで、ローマに行った事なかったから、行く行くって、行ったのでした。
　ベルトルッチは当時まだ若くて、裸足にスリッポンっていうの？革靴はいてて、フーン、イタリアの男性ってフランスの男性よりもおしゃれなんだ、、なんて思った。そして、ベルトルッチは、ラストエンペラーの構想を話してた。当時フランス語もよくできなかったから、BFにところどころ通訳してもらって、フーン、そんな馬鹿でかそうな企画、通るのかしらん、、って思ってたら数年後にそれを見て、へー、実現したんだ、、って。でも内容覚えてない。私は、みなさんと違って、音楽も映画も教養がない。たまたま人に勧められて気に入ったものがあるくらいだからなあ。北海道のど田舎出身でぼーっとして生きて来たから、セレブとかにまったく興味ないし、いや、田舎の街のセレブみたいのは関心あった。笑　だからきっと音楽板のセレブには関心あるのかも。笑
　いやー、このローマ、BFととんでもない喧嘩して飛び出てしまって、泊まったピアツアナボーナという場所しか覚えてなくて、方向音痴の私はただひたすら歩いたら、ある時、ピアッツアナボーナにたどりついていた。　私はあんまり考えない方がいいほうに行くって言う典型的なタイプかもしれない。笑
　それにしても、喧嘩して一人で歩いたローマは石像ばっかりの圧迫感で美しいのかどうかなんて感覚なかった。当時流行の超ミニだったから、ベスタ乗ってる人たちがクラクソン次々とクラクソンならして来たから、こんな格好で一人で歩くものではないというそのコッ恥ずかしさだけリアルに残ってる。笑