28. BRIAN ENO 2012年12月10日 11:30:22
: tZW9Ar4r/Y2EU
: yhmbAsnuyo
カノープスの旅人 様へコメントを休んでしまい、誠に 申し訳ございませんでした。 平日は、私一人ですが、 休日は、家族がいるので、 あまり、投稿できないのです。 誠に勝手ですが、ご理解のほど、 よろしくお願い申し上げます。 >もしも貴女が、「長々と二人でウザい会話をし続ける積りなら、雑談版にでも行きなさい。ここはみんなが楽しむ音楽板よ、少しは音楽ブレイクでもしなさい。」の意味でしたら、ENO様のお許し次第で私は退席します。 ご本人も、コメントされてるように、 そのような考えはないと思います。 さて、先だってのコメントを読ませていただきまして・・ まず、驚いたのは、貴殿のお母様のことです。 月並みな言い方で、誠に恐縮ですが、 「事実は小説より奇なり」 戦争に巻き込まれながらも、 波乱万丈な人生を強い意志力と決断力と 運命の力で 生き抜き長寿をまっとうされた素晴らしい女性だと思いました。 そういえば、先日、NHKで「戦艦大和生存者たちの声」 みたいな番組観ましたが・・ 大和という戦艦の最後を 初めて知りました。 貴殿の言うような、 軍幹部の戦略なき出陣が、 多くの乗組員の尊い命と大和を 葬り去るのが目的のような出陣だったようです・・ 驚いたのが、 生き残った乗組員の方々が、 皆さん90歳くらいなんですが、 どなたも、とても90歳前後の お年寄りとは 思われないほど、 凛として、お元気だったことです・・ まあ、今生きてらっしゃるから、 当然お元気で、おられる・・ 不健康な生き残りの方が、 早くに亡くってしまっていたのかもしれませんが・・ ただ、生死の境を彷徨い、 夥しい数の仲間を失い 生き残りの汚名を背負い ひたすら、仲間の為にも、 前向きに生きようとしてきた彼らの 思いが・・ 彼らを凛とさせているのか? わかりませんが・・ ただ、彼らが大和のことを 語ったり、沈没のことを 語る時の表情は、 まるで少年の表情に変わっていました・・ 今もなお、大和のすべてが、 脳裏に刻み込まれているといった感じでしたね・・ 話は変わりますが、 貴殿より、紹介された著作で、 一番興味を持ったのが、 兵法「六韜・三略」 です。 アマゾンで調べたら、いくつかありますが、 もし、お薦めの著者のものがありましたら ご教示願います。 >今は経営コンサルタントを生業として居りますが・・。 それは興味深いご職業ですね・・ 1980年代にピーター・ドラッカーの本を (この人を経営コンサルタントとしてカテゴリーすべきではないと思ってますが) 読みました・・ 「現代の経営」とか、 後になって「新しい現実」とか・・ でも、もうほとんど、忘れてしまいました・・ 今から10年くらい前に 日経の「私の履歴書」で、 彼が取り上げられ、 読んでいましたが、 ナチス台頭前夜にドイツにいて、ヒトラーに 直接、会ったことがあるとか、 ひょんなことで、とんとん拍子に、 スターダムにかけのぼってしまう点に、 疑問というか?謎?というか・・ 「経済人の終わり」という・・ ※この本がピーターの最高傑作と言う 人も結構多い・・ 著作をロスチャイルド家の 御用政治家チャーチルが絶賛して、 彼がスターダムに駆け上がります・・ その後、ナチスから逃げるように アメリカへ移住・・ その後、大企業のGMのコンサルタントになる・・ とんとん拍子を絵にかいたような謎の男です。 特にご存じのように日本人の経営者から 崇められ本人の大の日本通・・ 私の履歴書には、 我が郷土「北海道の自然の素晴らしさ」についての記述が ありました。 「私は、毎年、お忍びで家内と北海道を旅した云々・・ 具体的な地名を記述するような野暮はしませんでしたが、 私は、世界各国を足で回ったが、 北海道ほど、息をのむような自然に恵まれている すばらしい場所はない!云々」と書いてありましたが・・ 「ありがとう!ピーター」 と言いたいところです・・ なにやら、このピーター・・ アニメになったり、映画になったり してるようですね・・ 私も教育など受けてはいませんが、 日本的経営の特徴 成長過程にある 特に製造業の特徴である以下のポイントに関して 1.終身雇用 2.TQC 3.企業内組合 4.経営資源であるヒト・モノ・カネの中でわが国は人を重視する 少しは学びました。 で、たとえば、アメリカは・・・ 1.四半期ごとの業績が問われたり 短期の業績に縛られることが多い 2.会社そのものが商品で売買の対象 (利ざやを求める対象となる) 3.あまり終身雇用的ではない ヘッドハンティングその他でキャリアアップをはかる 傾向がある 4.会社は株主のもの的な考えが大勢をしめる・・ 5.社員も業績が重視される 1980年代は、まじめに、 こんなこと学んでいました。 ソニーの盛田さんの自伝読んだり フォードからクラスラーに行った アイアコッカの本読んだり・・ なぜか、このころ、経済や経営の勉強してましたね・・ 経営コンサルタントといっても、 顧客が大企業か、中小企業か 業態が製造業か卸売か小売流通業か その他か はたまた、財務のコンサルか? 総務・人事のコンサルか? 営業のコンサルか? マーケッティングのコンサルか? 多岐にわたりますよね・・ 昔、大前研一が、 私は、大企業・・大企業病のコンサルです・・なんて言ってたのを 今、思いだしました・・ そう言えば、1年くらい前に 松下幸之助の自伝みたいなドラマNHKでやってましたが、 常盤なんとかさんと言う女優さん・・ いい味・・だしてました・・ 工場で働く子どもたちに、 挨拶をしないとダメ・・ と、つけるんですが・・ その理由は、 「挨拶することによって、 私は、あなたの敵では、ありませんよ・・ あなたの仲間ですよ・・。」 と説明していました・・ 確かに・・ この言葉・・金言ですね・・ この奥様にして松下幸之助あり・・ と言う感じでした・・。 >要するにあの哲学書は、「神の御心のままにと、自らの思考を停止し、自分の理性を放棄してはならない、」と言いたいカントの宗教批判だった、 カントというか、私は、哲学書というものを読んだことがないので、 軽率なことは言えませんが、 哲学書のレトリックや語彙ってのは、暗示にとんだものが多く、 わざと難解で抽象的な言葉を使用し・・ ある時は、読み手を煙に巻いたり、ある時は翻弄したりし、 ある時は、読み手がその抽象的な語彙やレトリックを 自由に解釈(ある時は拡大解釈し・・)できるものが、 哲学なんだと思います・・ だから貴殿の言う >「神の御心のままにと、自らの思考を停止し、自分の理性を放棄してはならない」 を、近所のおばちゃんが、おばちゃんの言葉で、 おばちゃんの、だんなさんに・・ 「キリストさん(教会や牧師)のいうことばっかり、聞いて立ってダメダよ! あんた、自分のことや自分の人生くらい 自分で考えて、自分で判断して決めなさいよ・・」 なんて、言ったら、哲学にもならないし、 歴史にもならない・・ 人間の心や考えも・・ 一見複雑なようで、 突き詰めてみれば単純になる・・ たぶん、カントの両親はルターの影響下にあったと、 ウィキに書いてありましたから・・ 貴殿の理解で正解でしょう・・ ただ、私の勝手な推測ですが、 当時は、安易に、キリスト教批判とか・・ 出来なかったのでは、ないでしょうか? それこそ、キリスト教による支配が刷り込まれていたと 思いますので・・ だから、わかる人には、 わかる、わからない人には 何にもわからないように 書きしるしたのではないでしょうか? 申し訳ないですが・・ また話は変わって
>日本人が持つ世界に誇る素養の良さは、本当にこの「六韜」が原点と言って良いと思います。今でも「仁義」「道徳」は死語ではありませんしね。 先日の東ヨーロッパでの 相撲の台頭について・・ 相撲の真髄を子どもたちに教育している ヨーロッパの人達が、 子どもたちに「礼」の重要性や 相撲では対戦相手に敬意を払う・・ 勝手もガッツ・ポーズ等はしない・・・ 等、しつこく子どもたちに教育していました・・ これを観ていて、 わが国は、まるで逆の方向に 行こうとしている・・ そういう危機感を感じました・・ 相撲の神髄とは何か・・・・を考えましたが・・ 相撲という格闘技を通して 己の心技体 心と技(技術)と体(身体、肉体)を鍛錬し、 己の人間性と人間力を自らの鍛錬と 対戦相手との対戦で高めていく 人間教育だと結論付けました・・ その為には相手に勝つことも重要ですが 月並みですが、まずは自分に勝ことが最優先課題になるのだと 思いました・・ まさに、日本人が忘れ去ろうとしている部分を、 東欧の相撲伝道者に垣間見ました・・ ベニシアさんというおばあちゃんが、 番組をやってますが 青の人も古き良き日本の伝統を 番組で紹介してくれますが・・ ああいうものを、なぜ、自国人の 日本人がやらないのか できないのかに 大きな不安を感じます・・ 最後に 例の公式 幸福=欲求分の満足(欲求が分母・満足が分子) この公式は私が言う 物欲とか権力欲とか金銭欲等には ある程度当てはまるかもしれませんが・・ 私のいう幸福は 何を持って幸福とするか? 幸福の価値を何におくか? ということで、 欲望の大きさや絶対量ではないのです・・ 私が重要視するのは、 現代人が忘れて久しい「心」の充足です・・ 重いものを持っている おばあちゃんが階段を上ろうとしていたら、 自分が持ってあげる おばあちゃんも喜ぶし 自分のなんだか、 子供じみてるけど イイ気分になる・・ そんな単純で些細なことで、 イイ気分になれる・・ その積み重ねですよ・・ そういうものって、我々忘れているけど・・ 心の奥底に、 大海原のように、 強烈な衝動をエネルギーに、 地中奥深く眠っている 煮えたぎるマグマのように・・ 存在しているんです・・ 私は、人間とは何か? 人類とは何か? 人間どうあるべきか? を、ずーっと考えてる変人ですが・・ ある、役所勤めの普通のおじさんが、 一冊の本を書き上げました。 「ヒトの起源」 役割をもったサル 三階 哲 著 たまたま、ある言葉を検索ボックスに入れたら、 この本に行きつきました。 目次を見たら、興味深い内容が万歳だったので、 迷わず購入しました・・ この本に、人間の本質が書かれてありました。 まあ、この人も鬼塚英昭さん(竹細工職人)と同じく学者でもなんでもなく、 役所勤めの普通のおじさんだったんですが、 出版社に問い合わせたら、 直接、ご本人から私宛に電話を 2〜3回いただきましたが・・ それなりの、大学の教授や この分野の著名学者に この本を謹呈したけど、 全員から無視と言うか 相手にされなかったと、 淡々と言ってましたが・・ 彼の主張の全部は肯定しませんが、 50%は肯定できますし、 このような、説得力のある著作を読んだことがありませんでした・・ では、この本を紹介して、本日は終わりとします。 長々とすみませんでした。 ヒトの起源 役割を持ったサル [単行本(ソフトカバー)] http://www.amazon.co.jp/%E3%83%92%E3%83%88%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90-%E5%BD%B9%E5%89%B2%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%B5%E3%83%AB-%E4%B8%89%E9%9A%8E-%E5%93%B2/dp/4286046478/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1355106478&sr=8-1 ※ちなみに、カスタマーレビューを一人しか書いていませんが、 書いているのは、私です。
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