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耳に残る或るマイナー映画のサントラ
http://www.asyura2.com/12/music10/msg/297.html
投稿者 チベットよわー 日時 2012 年 11 月 25 日 07:20:38: Xy93FIMaJupUQ
 


小学校時分には、よく文部省推薦なんかの低予算社会派映画というものに
学校行事として、もしくは学校の指示で行かされたものである。

戦争モノ、障害者モノ、そして人権啓蒙モノ・・・・・・と相場はきまっている。
共産党員が知事をやっていた地方では、こうやって子供を無理矢理「癒し系」に
駆り立てるようなサヨク特有の軽薄な正義を騙った企画が頻繁に行われていた
のである。

下の映画は、まさに美意識のかけらもないような低予算負け犬癒し系を
濃縮したようなにっかつ映画。日活というのは、もともと流行発信に強い
大衆向けの映画会社でありながら80年代には、去勢された弱者が傷口を
さらしたような癒し作品の宝庫であった。選抜甲子園から最も遠いところにある
「優しいサヨク」の饗宴である。

まるで低級公務員のサヨク教員に連れられて公民館でみた弱者映画を彷彿
とさせる画で嫌悪感にかられるが、私の意識をとらえたのは音楽のほうであった。
なんなんだろう、このサントラは・・・・。クレジットには、選曲・林大輔、とあるだけ
である。つまり、既成の曲を持ってきたということなんだろうが、それにしても
ソースがしめされていない。誰が作ったのだろう。

そんな疑問を20年以上持っている。

この曲が呼び起こすのは、小学校の思い出でもなければ、より現実的な
社会像の見え出すティーンの時代でもない。それだからといって無論、前世
などでもない。遠く深くかすかな記憶の中をたぐるような、そんな不思議な音楽。
サヨクに毒された環境とも、テレビとも、漠然とした世界というものからも
切り離された時間の止まった全能な感覚がどこかで返事をしているようなのだ。

そしてこちらは、「赤ん坊が泣き止む」という報告が次々に寄せられた伝説の
関西地方CMである。

なんかいいですね。

以前に住んでいた高台の古いアパート。そこでは向かいの低所得世帯の
どこかから週に一度くらい電子音の音楽がきこえてきた。音楽といっても
全容はわからず、重低音のベースの旋律だけが空気にのって伝わってくるだけ。
4度をあがりさがりしているだけの2音の連続であるが、不思議とその音が
きこえる度に、いてもたってもいられないような胸騒ぎを覚えたものである。
それが少しも不快でなく、心に響いてくる。

脳のチャンネルが変わってしまうくらい影響力を持つ音楽、音質。
ティーンの頃きいたロックが現実に構えた自分を後押しし、守るように
機能していたことからすると、その音は丸腰の自分のそのままの姿を
現実に駆り立てているような優しさとおおらかさに包まれている。

他にもないかな、そういう音楽  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2012年11月25日 11:01:55 : Lmf2BxHyoY
拍手ぱちぱち!西蔵節炸裂ですねー。

こんな御口あんぐり映画をショーガクセーが!?
にわかには信じられませんが、思いっきり理解フノーでした。
でも、ハーモニカは良かったですよ。
あのファッションのおねいちゃんがいる頃ショーボーちゃん?
ということは・・・まだ30代くらいですか?

まま、まいっか。
「電話してちょーだい♪」は大好きで、大人でもご機嫌になります。

こんなの見つけました。天才ハモニカ少年です。ブルースですが。
磔は一日5件までと公言した手前、苦しくったってぇ♪そうするしかないですw
天才ハーモニカ少年 現る
http://www.youtube.com/watch?v=la_XOvMefYc&feature=related
       ↑
なんと!桑名さんも出てはります。             K子


02. 2012年11月25日 18:33:17 : ROxbvAnNBU

「まるで低級公務員のサヨク教員に連れられて公民館でみた弱者映画を彷彿
とさせる画」と書いているとおり、この映画をみたときは小学生ではありませんが、
ま、別に何歳に思われても苦にはならないので、争いはしません。

吹奏楽器が多用されてますね、そういえば。
あんまし気にしてなかった。


03. 2012年11月26日 10:47:57 : RoQT28mMSA
文章よく読んでいなくてごめんなさい(ペコっ);;;

不惑の年をすこーし過ぎた位のお方かな・・?
と思っていたのは当たっていたの鴨ですね。

さて、あんまししそー的なことは、勉強不足もあるし
もう言わないことにしましたんですが・・・猪兎だけ

20年前といえば、愚息どもが小学生で
超ド級カントリーにもそんなセンセが数人いましたよ。
「そんなしそー的なこと、子供に植えつけんなよな・・」と
心の中で(広島弁で)反発した覚えがあります。          K子


04. 2012年11月26日 15:52:02 : TUPxsc98ho
映画の最後に流れる音楽どこかで聞いたことのあるようななつかしさはあります。音楽は怖いと思います。同じ曲でも編曲によって全然違ったものになってしまうから。ナチスの怖さはしっとりとした美し曲を労働に駆り立てる曲にかえてしまったこと。

05. チベットよわー 2012年11月26日 16:16:08 : Xy93FIMaJupUQ : exy9OJs57Q
広島出張映画にも呼ばれたな

「はだしのゲン」(アニメ)
「青葉学園物語」

覚えているだけでも、これらの作品に駆り出されて感想文かかされ、
手話まで覚えさせられたんだからね。

なんで原爆モノで手話かって?そんなことしらないよ。主題歌を歌わされて、
なぜか口で歌詞を唄いながらながら、手話の通訳を振付みたいに同時にやるんです。
平和への願いと障害者への愛はサヨク教育という屋根の下では兄弟だから。
そしてその後には、「アフリカやカンボジアでは子供達が毎日死んでいくのに
お前らときた日には贅沢三昧に幸せな生活におぼれやがって」と自虐の鞭を
児童に手渡す・・・・これがパターンです。絶対、他地域はまだマシだったと思う。

手話を教えに来た中年の女性の横には、反戦主題歌をコーチする若い声楽家の
ような女性がいて、さらにその横にはMCのオヤジがいる。3人(ユニット名:Trio da Mushoku)
でどさまわりにやってきては地方自治体の金庫から小銭をまきあげている。サヨクの利権ですね。

主題歌の歌詞おぼえてますよ。

子供達に 伝えよう
愛に 生きる 知恵を
そして あの日の
ヒロシマとナガサキの
出来事を


まじでIQさがるわ。低予算なのはわかるが、もちっとマシな人にお願いできなかったのか。
南こうせつとか、中島みゆきとかw。


>不惑の年

誰が読んでるかわからないので、個人情報は書きませんが、
だいたい40代かそれより後生まれの人と話すと、こちらが年上だと思われます。
別に偉そうにしているとかではないのですが、それを不快にとる人もいますね。

小学校の後半から、キツい心気症にかかって、中学卒業までは生きていないだろうと
確信していた為、それまでに常人が一生体験することを全て通過したいと思い、
ずーっとバーチャルに20代〜60代くらいまでの自分を育んで、時には小説や映画の主人公
の該当年齢の人物に自分を重ね合わせたり、またある時はシチュエーションを創作したわけです。

それがあって、今の自分がある・・・・・・やっぱ取り残されているじゃないか。


06. チベットよわー 2012年11月26日 16:33:12 : Xy93FIMaJupUQ : exy9OJs57Q
>04

人がノスタルジーを感じる音質や音階やリズムについて研究していたような人が
作ったのではないか・・・・・と考えています。

苫米地英人は「視覚から入力される脳内情報は圧倒的な量だから、洗脳にはまず視覚が絶対的な
影響を持つ。」という持論があるようですが、私は聴覚がそれと同等、いやそれ以上だと思わざるえない。

「洗脳」というのは、簡単な話、幼児の精神状態に戻してしまうことなので、そこでは聴覚が視覚より
数十倍も意味を持つ。数十倍ではおそらくきかないだろう。

本当の幼児との決定的な違いは、外部から吸収した情報を精製・咀嚼するマインドというものが
フィルターの役割をして働くので、コントロールにずれが起きるということ。マインドにしっかりとした
制御機能が備わっていると、たとえば脳内のボードに板書した言葉を視覚的・理知的に認識した状況
であろうと耳できいた音声のままの言葉が情緒に作用を持った場合でも、さほど動じることはない。


07. 2012年11月26日 21:14:18 : uP46GqJy6E
いよいよこの音楽版にも低脳酷使様達が集うようになってきたねー
はだしのゲン
なんざ俺の住んでいる地方では「赤」レッテル貼られて見たくても見れなかったぞ
映像サブミナルはむしろ壺売り・勝共・ねとうよ
の得意技じゃねえか

08. 2012年11月26日 21:35:27 : 4zplyUKQSg

ww

09. 2012年11月27日 12:18:13 : jijmIikS5I
こんにちは。

>それがあって、今の自分がある・・・・・・やっぱ取り残されているじゃないか。

いやいや、貴重〜〜な存在ですよ。
その特異な経験を活かすために御登場なされた。
そゆことでしょ?
これからも期待しております。
だーれが南砺硫黄が。              K子


10. 2012年11月27日 15:39:01 : jijmIikS5I
今、ENO師匠の過去スレの「見張り塔からずっと」に行ってみたら
それに関するモノが貼ってあったので、西蔵さまはどうもこの曲がお気に入りなの鴨?
と思って、また来ました。

ほかでもありません。聞いて頂きたい曲がありまして。
お好みかどーか分かりませんが・・・・。
一昨日だかに、この曲に縁があって10曲以上カヴァーを聞きまして
クラプトンにジミヘンに、あの人もこの人もと渡り歩いていたら
これがありまして、個人的にすごい気に入ったものです。
だーれなんだか、まだ調べてませんが御存知でしたらおせーてくださいますか?
film Frank Marino All Along The Watchtower 1979
http://www.youtube.com/watch?v=SjAk4PeRX9c&feature=related      K子


11. チベットよわー 2012年11月27日 17:01:20 : Xy93FIMaJupUQ : exy9OJs57Q
>7
>はだしのゲンなんざ俺の住んでいる地方では「赤」レッテル貼られて見たくても見れなかったぞ

男らしく人間らしい地方が実に羨ましい。僕の地方では、給食費を盗んだ奴より、盗んだビンボな奴を揶揄した奴がおこられて泣いていました。

>10

しらんなあ。ジミヘンがカバーしなかったら誰も知らないような曲じゃないだろうか。

All along the watchtowerというのは訳すると「エホバの証人と共に!」ということです。



12. 2014年11月11日 00:11:12 : t22C0gaf2M


この不思議な旋律を耳にするたび、あるドラマと主題歌を思いだします。
子どもの頃に観て、ひどく不安をかきたてられました。

もし時空をワープできるなら、チベット少年に聴きたいことがあります。
無理なら……チベットおじさんで…我慢します。

この続きは、『ふわふわメッセージカード』に託します。
どうか読んでくださいますよう。



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