02. BRIAN ENO 2012年11月05日 09:21:41
: tZW9Ar4r/Y2EU
: yhmbAsnuyo
以前、ロックの歴史なるNHKEテレで 番組を坂本龍一とピーター・バラカンの対談形式で やっていたが、「ロックの最大の発明は、リフである」 これでもって、 (別な言い方をすれば、このローテクでもって) ロックの演奏家も ロック・ファンも 一般人にはわかりやすく、 プレイヤーにもプレイしやすい 環境ができて、世界中に爆発的に広まった 的な話を、今頃してましたが・・ それはそれでいいが・・ 問題は、 前にも書いたが、 坂本のビハンドザマスクのリフも、 キンクスのユーリアリーと ストーンズ、スタートミーアップのリフをパクッたと 白状してましたが・・・ (訴訟問題と著作権には一切触れず・・) (譜面まで登場させて・・) そして展開のところは フォートップスのベースラインをパクッた とさらに白状・・・ ということは、「この曲は、 3曲をパクリまくり、それて適当に1曲に まとめたんですよ・・」 みたいな、結論・・ よく、坂本のことを、世界に誇れる音楽家等と 崇める人が多いが・・ 結局は、パクリ男ということを 国営放送で自白したんだけど・・ そのことには、一同・・ 感心しきり・・(はあ?) パクッたことを非難する人はゼロ で、パクッたことが、犯人の 坂本から種あかしがないと・・ わからない・・。 わからないようにぱくった坂本教授は すごい!という、すごい結末・・完全犯罪成立よろしく! そういった、矛盾した結論になっていた・・ ここで、私が何をいいたいのかというと、 パクリ魔の坂本が まったく糾弾されないこと 反対にわからないようにパクッタことを 賞賛する行為 これに尽きる・・ でもって、世界の坂本とくるんだからね・・ お粗末君、よろしくですが・・ ようするに、 ロック・ミュージックっては、 創造性に欠けた音楽で パクリがまかり通る パクリだらけのリフを主体とした ローテクの音楽であるということです。 (イーノが70年代初頭に言っていたようなことは ロックをバカにした発言は こういうことだと、勝手に思ってますが・・) 坂本批判はこれくらいにして で本題ですが、 別の機会にキング・クリムゾンについては書きますが、 フリップのリフについて・・のみ今回は少し・・ 貴殿の分析は興味深いと思いました。 >キンクリにあったようなリフは逆に、天地創生のような 絶対的な存在を植えつけるものに感じる。絶対裏切られない約束のような重みがあるのである。 予想可能な同じリフが同じリズムで繰り返され、まるで聞き手の精神的土台が一定の場所に構築 されていくようである。 フリップのリフの特徴(ふたつ) 1.フリップのリフは坂本のように ストーンズやキンクスやフーやビートルズの パクリでないということと、唯一無二であること・・ 2.リフを構成するスケールが 独特のフリップ・スケールになっているということ・・ 貴殿の言う >天地創造云々・・ ですが、それを解明するには、 フリップの幼少時にさかのぼる必要を感じます・・ 彼の幼少時は特に調べてませんが、 あの人間性と容貌から だいたいの想像がつきます 背が低く、おとなしくて 声が小さくて、 神経質で、凝り性、左利き 運動神経鈍そう(これは不明) いじめられっ子だったのでは? そして 親は厳格・・ 女の子にはもてない・・ 目立たない、おとなしい背の低い少年 自分の存在を示すのは 唯一「音楽とギター」 たぶん、鬼のように ギターと音楽にのめりこんだことでしょう・・ たぶん、家から外に出た時の恐怖 (友達や、番長にいじめられる恐怖) 外から家に帰って来た時の親に対する恐怖 それらが、唯一無二のフリップ・スケールを形作ったと思います。 それが唯一無二のフリップ・リフを創造したと思います。 フリップのスケールとコードは、 そのような恐怖を感じるものが多々あります。 フリップは坂本のように ストーンズやキンクスやモータウンなんかを 聴いて育ったわけではないのです・・ 月並みなリフを 速攻でパクル坂本とは、 逆座標の音楽家だと思います。 かれは、R&Bや黒人ブルースはほとんど学ばず。 ジャズとクラシックの習得に没頭したようです。 イアン・マクドナルドがクリムゾン結成の時、 フリップと会い、ジャズのコード・ブック全部マスターしていたことを 知ると驚愕したそうですが・・ 彼が言うにはフリップはすでにその時、 イアンやグレッグ・レイク等の他のメンバーの 途方もないずーっと遠い先に存在していたと言ってます・・ ところで、クリムゾンに関しては別の機会にまた書きます。 そして、渋谷陽一批判という文章も今度投稿しようと 思いましたので、見ていただけたら幸いでございます。 またよろしくお願いいたします。 |