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あなたは年齢よりも若く見られるだろうか。それとも、老けて見られるだろうか。
人の見かけは意外と差が大きくて、人によってまったく見た目の年齢が違ってくる。
まだ20代なのにもう30代後半のような年齢に見られたり、もう50代なのに、なぜか30代前半にしか見えない人がいる。男女共に、見た目の年齢はまったく違う。
欧米人の白人の高校生は、日本人の目から見たらすでに男も女も30代に見えるティーンエイジャーも多い。また、少女の頃は妖精のように美しかったのに、20代を超えた瞬間にもう40代にしか見えないことはしばしばだ。
インド人も見た目年齢は驚くほど老けるのが早い。あるインド女性は私に、日本人の女性は年を取っても少女に見えると言ったことがあった。
タイ女性も意外に老化が早いように見える。以前、タイで知り合った60代だと勝手に思っていた女性の年齢を聞いたら、まだ40代だったことに驚いたことがあった。
なぜ老化するのかは、諸説があって決定打はない
老化は人種によっても努力によっても、もしかしたら極端に違ってくるものなのかもしれない。その上で、個人間でもまた極端に違ってくる。
最近は20代の若年層でも、「極端」に身なりや食生活に関心を持たない若者が世界的に増えている。こういった人々は若いにも関わらず、同年代から見ると見た目は老けて見えることが多い。
老化を早めやすいライフスタイルや食生活というものは、馬鹿にできないのかもしれない。
なぜ老化するのかは、諸説がある。実はまだ科学的に解明されたわけではなく、どれも「諸説」の段階なのだそうだ。
細胞が消耗して老化するという説、ホルモンが減少して老化するという説は有名だ。
他にも、遺伝子に最初から老化を促進させるものがあるという説、有害なフリーラジカルが老化を促進させるという説と、いくつも老化メカニズムが語られている。
どのメカニズムが老化を促進させているのかは分からないが、この研究の過程で、老化を遅らせるいくつかの方法も見つかっているのだという。
たとえば、紫外線が肌を老化させることはよく知られている。
もっと分かりやすく言うと、「極端」に太陽を浴び続けるのは健康的に見えるのだが、それにも限度があって、逆に老化を早めてしまう。
同じアジア人でもインド人やタイ人が日本人よりも老化が早いと感じるのは、もしかしたら強烈な太陽をずっと浴びているせいかもしれない。
とても上品な感じがするインド女性だ。彼女は何歳なのだろうか。髪を染めていないように見受けられるが、まだ40代なのかもしれない。
人間の身体を老化させるものは、多くの要因がある
タバコも老化を促進させるとはよく言われている。また、極端に激しい運動も、老化を早める。運動しないのも老化を早めるのだが、激しい運動も老化を早めるのである。
あと、老化には「生活習慣」も非常に強く関わっていて、頭を使わない人はどんどん脳が老化し、身体を使わない人はどんどん身体が老化していくのだという。
よくよく考えてみれば、「使わない部分が退化する」というのはそれほど不思議ではない。
差が出てくるのはある程度の年齢に達したときだ。頭と身体の両方をバランス良く使っている人はどちらも退化させることなく保つことができる。頭だけの人は身体が退化し、身体だけの人は頭が退化する。
しかし、ブルーカラーの人たちよりも、ホワイトカラーの人たちのほうが統計的にも若く見られる人が多い。
このことから、老化防止には頭脳を使い続けているほうが、最終的には老化を遅らせる可能性があるとも言われている。
あと、見た目に気を配る人と、そうでない人では、圧倒的に見た目に気を配る人のほうが老化を遅らせる効果があるという。見た目をまったく構わない人は、精神活動が高くないからだとも言われている。
意外なのは、痩せている人と太っている人を比較すると、「少し」太っている人のほうが老化を遅らせるという。
もちろん、太っていると言っても程度があるのだが、「若干太め」のほうが痩せている人よりも細胞の状態がよい。しかし、体脂肪30%を超えるような人は長生きしない。
だから、太っている人は長生きできないという固定観念ができたようなのだが、全体的に見ると、痩せた人よりも少し太っている程度の人のほうが老化は遅い。
極端に太っていたり、極端に痩せていたら、それだけでどちらも老化を早めるのは間違いない。
ドラッグでどんどん人生を転落させていくリンジー・ローハン。これは彼女が23歳のときの写真だが、そのような年齢に見えるだろうか?
人生から「極端なもの」や「無理やり」を減らす
鬱病になりやすい人、極端にストレスの多い人は老化が早い。あまりのストレスは精神を破壊する。精神を破壊された人は、一気に老化する。
あと、これも程度の問題によるのだが、菜食主義者と肉食主義者では、菜食主義者のほうが老けやすいと言われている。
肉食は身体に悪いと言われているのだが、どうもそう断言できるものではないようだ。極端な菜食主義は、ほどほどに肉を食べている人よりも老化が早い。
極端なダイエットをする人間としない人間では、しない人間のほうが老化が遅い。
極端のダイエットとは、人工的に飢餓を引き起こすことだ。飢餓状態では、健康を保つことはできない。ストレスも増大し、結果として老化が促進する。
また、ダイエットではなくても、常に食事を我慢し続けている人はやはりそれがストレスになり、老化が進むという。食べたいものは食べるほうが老化は防止できる。
こういった細々としたものがすべて積み重なって、老化が早いか遅いかが決まっていくのだが、そのすべてをいちいち暗記して覚えなければならないのだろうか。
実は、覚えておかなければならないのは、ひとつだけなのかもしれない。それは、自分の人生から「極端なもの」や「無理やり」を減らすということだ。
何事も極端になればなるほど、身体や精神が追い詰められていき、それが老化を早めることになる。
しかし、皮肉なことに、人は他人よりも何かが極端であることによって、その人の個性や特技が活きてくる。
アスリートなどはその典型であると言える。極端で極度のトレーニングやストレスによって勝敗が決まってくるからだ。
その「極端」は両刃の剣だ。自分を活かすかもしれないが、自分を殺すかもしれない。自分を殺すだけの「極端」は、ないほうがいいのは間違いない。
熱帯の地でもあるにも関わらず、紫外線をしっかりと防止しているベトナム女性。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130720T0048110900.html
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