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http://sankei.jp.msn.com/world/news/130711/mds13071121480006-n1.htm
シリア反体制派への態度硬化 入国制限や拘束
2013.7.11 21:46 (1/2ページ)[政変・反政府デモ]
9日、シリア北部アレッポでの戦闘で身をかがめて走る反体制派兵士ら。エジプトでの政変は反体制派に微妙な影響を及ぼしそうだ(AP)
【カイロ=大内清】エジプトのマンスール暫定政権が、モルシー前大統領が積極支援してきたシリア反体制派への態度を硬化させている。エジプトは反体制派への直接的な武器供与は行っておらず、シリア内戦の戦局への影響は限定的とみられるが、同国の首都カイロをアラブ諸国へのロビー活動の拠点とする反体制派の政治指導者らにとっては痛手となりそうだ。
地元報道によると、エジプト当局は3日のクーデター後、これまではほぼ自由に入国できたシリア人に、入国査証(ビザ)やエジプト治安機関の許可証取得を義務づけると決定、シリア人の拘束や退去も相次いでいる。6月中旬にモルシー前大統領がアサド政権との断交を宣言して閉鎖されたカイロのシリア大使館は、今月7日に再開した。
イスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身のモルシー氏は、自身と同じイスラム教スンニ派が中心の反体制派を一貫して支援。同胞団幹部からは、シーア派の一派、アラウィ派が主導するアサド政権への「ジハード(聖戦)」呼びかけが相次ぎ、多数のエジプト人が反体制派に参加した。
しかし、主に宗教的動機でシリア問題への介入を深めたモルシー氏の態度は、軍の逆鱗(げきりん)に触れ政変の誘因の一つになったとも指摘される。シリアの同胞団組織などイスラム勢力が反体制派の一角をなしていることも、軍の警戒を呼んだ。
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