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PRISM:言い得て妙なる「ワード」ではある。
こちらからは、相手が見えるが、見られている相手はこちら側が分からない。情報探知の極意とも言える。しかもプリズムは、モザイク状に切り取られた情報を繋ぎ合わせる作業と評価を必要とし、まさにプリズムは、情報活動そのものを意味している。
「米国家安全保障局(NSA)や連邦捜査局(FBI)がテロ捜査のため、米インターネット大手9社が個別に管理するサーバーに接続し、電子メールや利用履歴などの個人情報を秘密裏に収集していることが明らかになった。米英メディアは、グーグルやフェイスブック、ユーチューブなどが対象で、電子メールや書類、動画閲覧履歴も収集していたと報じており、治安維持権限とプライバシー侵害の線引きをめぐる懸念が沸騰している。米紙ワシントン・ポストと英紙ガーディアンがNSAの内部文書として報じた内容を総合すると、情報収集はブッシュ前政権時代の2007年に始まり、「PRISM」の暗号名で、動画やチャット、ログイン履歴もデータ化している」(『産経ニュース』2013年6月7日)。
「エシュロン」といい、「プリズム」といい、支配者階級は、国の安全と言う名目で、国内外の通信と会話を傍受し、記録していることが明らかになった。支配者階級は「テロ対策」「治安維持」と言うが、それは言い訳で実質は、市民生活監視と弾圧の道具と化しているし、もう一つ実は、すべての企業活動等を巧妙に監視していると思われる。
インターネットは極めて便利な半面、支配者が自分たちの思う方向に世論を導く道具として使われている怖れがあるので、巧妙に利用されないように。
庶民の真実情報発信として有効であると同時に、支配者階級の情報操作には、細心の注意を払い、インターネットを楽しく使いたいものだ。
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