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◆真の民主主義を阻んでいる二つの要因
民主主義政治とは民が主役になり政治のことである。国民による選挙で選任された政府および国会が最高権力機関となし、国民のための政治を行う制度である。
しかし、現実の日本の政治は民主主義とは名ばかりの状況である。その理由は、選挙で選ばれた政府が本当の最高権力を持っていない現実にある。
国民が権力を持てていない原因は2つに要約される。
@全国に存在するアメリカ軍基地と、日米安保条約と日米地位協定
A日本銀行と民間銀行が政府から独立しており、事実上、日本政府が通貨発行権を行使 できていない事
日本の最高権力は、アメリカである。又それを実質的に統治する国際金融権力である。
わが国は第二次大戦の1945年の敗戦以降、アメリカの統治下に置かれた。
1952年のサンフランシスコ平和条約で見せかけの主権を得たが、全国のアメリカ軍基地の使用をその後も認め、日米地位協定のような不平等条約を締結するなど、属国的立場は現在まで継続している。
そのため、常にアメリカの意向を気にしながらでなければ、重要な国家的政策を行えない状況にある。
日本のもう1つの大きな問題は、政治と通貨発行権が分離している事である。
1998年までは通貨発行権を監督する日本は、まがりなりにも政府が管理していた。しかし、1998年の日銀法改正により、日本銀行は政府から独立し、日本政府は通貨発行権を喪失した。
<以下続く>
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