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http://greenpost.way-nifty.com/sinaken/2011/06/4-311b.html2011/06/03
草津の平松敬司さん、画期的な永久磁石4連式発電機を発明。その機能を京都大学も確認!
発電機に、まだこんな技術革新があるなんて、、、という話題が今週ありました。
・磁力抵抗「ゼロ」の発電機 草津の男性が発明-----京都新聞、2011年05月31日
滋賀県草津市の平松敬司さんが発明したのは、記事によると、連式発電機で、「永久磁石を用いた発電機は磁石を円盤に並べて相対させ、軸を回転させることで電気を発生.....4台以上の発電機を1本の軸でつなげ、各台の磁石の位置を軸から見て均等な角度でずらすことで、磁石が引き合う力を相殺させる」とのこと。具体的な数字はないが、京都大学大学院工学研究科電気工学専攻超伝導工学分野の中村武恒 准教授が、発電機を8台並べると磁力の抵抗がほぼゼロになることを検証し、茨城県つくば市で開かれた春季低温工学・超電導学会で発表したということですから、永久磁石発電機の抵抗をゼロという表現も確認された話なのでしょう。
国際特許を出願し、現在審査中とのことなので、調べてみると特許4524110号(JP,4524110,B-特許電子図書館 : kind code - B , Numbe - 4524110)にて出願されていました。
ちょっと内容をみてみましょう。
「出願日は、平成14年12月25日。出願者は、滋賀県草津市の平松敬司さん特許請求の範囲は、回転軸を中心とした放射状で、且つ、円周方向に沿って交互に磁極が配置された永久磁石と、電気的に絶縁されたボビンに巻かれているコイルと、前記永久磁石から発生する磁束を前記コイルに印加する、複数の金属片で構成される磁束印加手段と、回転軸を中心に放射状に配置され、前記永久磁石に磁化される複数の被吸着片が非磁性体の固定代に固定されて構成される引力手段と、によって構成される起電手段を含み、前記引力手段を構成する各被吸着片が、前記磁束印加手段を構成する各金属片の間を2分する位置に配置され、前記起電手段が、同一の回転軸に複数連結されており、各々の起電手段における、磁束印加手段を構成する複数の金属片が、コギングトルクを相殺し得るように回転軸に対して異なる位置にある発電機。 (請求範囲の記述はまだまだあります。)」(あとで見つけたのですが、こっちのほうがわかりやすい。「発電機 - astamuse(アスタミューゼ) : 特許 特許権者 / 発明者 平松 敬司 / 平松敬司」。でもせっかく手打ち入力したので、、、)
複数の永久磁石の固定子と回転子のコイル。それを特許の請願内容にそって配置するだけで、回転がスムーズになる。当然、磁界の強さを弱めることなくそれができる可能性があるということでしょうから、画期的な話です。永久磁石方式の発電機を手で回した時の抵抗感がないのでしょうね。風力発電機なら初動がよくなり効率があがりそうですし、電動自動車ならスムーズな慣性走行ができたり、はやり動き始めのエネルギーも減る可能性がありそうです。京都新聞に掲載された図をみると、さらにその仕組みがわかりやすいですね。
面白ろーい! 世界の平松式”永久磁石4連式発電機”の登場となりますように。(t_t)
関連
・京都大学大学院工学研究科 電気工学専攻 超伝導工学分野中村 武恒 (准教授)
" 2011/05/31
永久磁石発電機に関する研究成果が,京都新聞(2011年5月31日,28面(滋賀版は1面))で報道されました. "
・いろんな研究を覗いてみよう!! | 京都大学産官学連携本部 : 中村武恒 准教授 (工学研究科電気工学専攻),2010年04月12日
・特許電子図書館-工業所有権情報・研修館 / Patent & Utility Model Gazette DB / B Patent & Utility Model Gazette DB
・世界初!? 磁力抵抗ゼロの発電機を発明-----ギズモード・ジャパン、2011.06.01
・発電機 - astamuse(アスタミューゼ) : 特許 特許権者 / 発明者 平松 敬司 / 平松敬司
・freepatentsonline.com : Electric generator - Hiramatsu, Keiji
追加情報
・平松式水力発電機、開発の動き-----滋賀報知新聞、2011/11/29
" 高島市の市民グループが平松氏や京大に協力要請へ
.....淡海地区小水力エネルギー研究会.....平松氏や解析を行った中村准教授に加えて、中村氏が所属する京都大学に対しても技術協力を要請する予定.. "
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