11. 中川隆 2012年11月09日 09:23:05
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小沢信者はこういうのばかりなんだな: 政治家 _ ダメダメ家庭出身者の活躍分野 05年8月12日
「ダメダメ家庭出身者のその後」と言うことで、政治家の存在を挙げると、「オイオイ・・・それはまた極端な!」と思われる方も多いでしょう?
政治家という存在は、本来は高潔なものとされているもの。ダメダメ家庭とはむしろ対極の存在であると、考えている方も多いでしょう。 勿論のこと、ダメダメ家庭出身者の多くが政治家になるわけではありませんし、政治家の全部がダメダメ家庭出身者であると申しているわけではありませんよ。 このメールマガジン「ダメダメ家庭の目次録」はダメダメ家庭を考える視点の提示を基本的なコンセプトとしているのであって、意見の提示は目的としておりません。ある種「らんぼう」な視点を提示することによって、現実を、より多面的に見ることができるようになればいいなぁ・・・と思っているだけです。 まあ、ドイツの劇作家のブレヒト流でいうと「異化」という手法ですね。 ダメダメ家庭と政治の問題は、以前に配信したことがあります。 ダメダメ家庭では、やたら「政治のせいにする」ことが多いわけ。 「我々はダメダメな政治の犠牲者だ!」 と自分自身で納得しているんですね。ダメダメ家庭お得意の被害者意識に浸ってしまうわけ。 「政治が悪いから、我々の暮らしは良くならない。」・・・ このような見解は、ある面では事実でしょう。 しかし、政治が悪くても家族の会話くらいはできるでしょ? 給料が少ないと、子供と話もできないの?そんなことはないでしょ? 失業などの経済問題はともかく、家族の中がうまくいかないのは、その家庭そのものの問題なんですね。しかし、ダメダメ家庭では、自分を被害者という立ち位置にさっさと置いてしまって、それに安住してしまう。だから、自身でもできるような、ちょっとした改善もやらない。そして、事態がますます悪くなってしまって、ますます政治のせいにするわけ。
「政治が悪い」ということが共通認識となっている状況の中で、善意がある人は 「では、ワタシが今の政治を良くして、このような困っている人たちを助けよう!」 と、考え出すことになる。だから政治家を目指す。 「困っている人を助けたい!」と考えること自体は、結構なこと。 しかし、「うまくいかない」原因のすべてが政治のせいなの?そんなに政治が悪いのなら、そもそも子供なんか作っちゃダメでしょ?子供を作る前には、どんな現状認識だったの? しかし、ダメダメ家庭では当事者意識がなく被害者意識だけがある。「我々はダメな政治による被害者だ!」という認識なので、「加害者」たる政治さえ変えれば、問題はすべて解決するなんて思っているわけ。 しかし、ダメダメというのは、当人に当事者意識が欠如していて、小さな問題を放置し続けていたから、ダメダメになったわけ。それなのに、「政治を改善して、困っている人を助けよう!」なんて周囲が言ったりするから、そんなダメダメ家庭の人間は「やっぱり、オレたちはダメな政治による被害者だ!」と、ますます被害者意識を膨らませちゃうんですね。 事態の改善にあたっては、当人の問題を自覚させて、当人がその時点で取りうる選択肢を提示することが必要じゃないの?後はその選択肢の中から、当人が自分なりに考えて最適なものを選べばいいわけでしょ? 勿論、政治にも問題があることは確かです。政治をよくしていく必要は勿論あります。しかし、それって、多くの「できること」の内の1つに過ぎないでしょ?上手くいかない状況であれば、当人そのものにも問題があるわけですし、当人が取りうる改善策だって、政治以外にも色々あるでしょ? しかし、当人の側の問題を提示することは、提示する側が「阿呆」な人ではできないし、自身の問題を指摘された側も、結局は「逆上」したりすることも多い。「アンタはこのワタシが悪いとでもいうのか?!ワタシのせいじゃないんだ!全部政治が悪いんじゃないか!」と熱く抗議することになる。 本来なら、自身の問題について指摘を受けても、自分なりに考え、必要に応じ、対処すればいいだけ。 しかし、自分で考えることに対して、心理的な恐怖心を持っているダメダメ人間は、考えなくても済む状態を求めてしまう。 だから、「悪いのは全部政治のせいだ!」なんて、「安い言葉」に流されてしまう。 ダメダメ家庭を作る人間にとっては、事態の改善のためにリーダーシップをとることができる指導者よりも、「悪いのは全部政治のせいだ!」なんて物言いで、誰か別のものを犯人認定するだけの、自分たちの被害者意識を満足してくれる政治家の方が、ありがたいわけです。 だから政治家の方も、「悪い政治を正して行こう!」などと、やたら政治の役割を打ち出すわけ。 実際問題として、政治にあまりに問題が多いと、やっぱり困ってしまう。それこそ戦争ばかりやっていたり、ムダな公共事業をばかりをして、税金をムダ使いしてばかりだったら、家庭を維持するどころではない。政治に対しては最低限の基準を求めるのも当然のことでしょう。 しかし、そんな「戦争ばかりやっている」政治も、「ムダな公共事業ばかりやっている」政治だって、「困っている人を助けたい!」という善意が根底にあるわけでしょ? 日本の軍国主義だって、困っている東北の農村を助けたいと思っていた軍人の善意だったわけですし、現在においても、「こんな貧しい地域では何も働き口がないから、公共事業で村おこし!」なんて考えるからムダな公共事業をするわけでしょ? しかし、そんな善意で結局は、問題は解決したの? ムダな公共事業をやっても、その住民の心がより貧しくなるだけで、経済はよくなるものではないでしょ?戦争をやっても、より貧しくなっただけでしょ? 当事者たる一般人の側の問題を指し示さずに、政治の力だけで「改善」などしようとすれば、当事者意識が霧散してしまい、ダメダメな方向に、より進展するのは当然でしょ?しかし、政治家になるような人は、「すべて政治のせいにする」ような家庭に育ったわけですから、現実を直視した発想ができない。 「悪いのは全部政治のせいだ!」という見解で納得するような家庭で育ったので、自身としては、ダメな政治を改善するために政治家を目指すことになる。当人のそんな発想自体は、ある意味において自然な発想といえます。しかし、「悪いのは全部政治のせいだ!」という概括的な犯人認定で終わってしまう発想は典型的なダメダメな発想でしょ?そんなメンタリティを保ったままで、政治家になっても、マトモな政治ができるの? 結果的に、政治家になることができた当人も、掲げる大義はともかく、そんな出身家庭のダメダメ振りを受け継いでしまっていることも多いわけ。 だから、実際の政治家って、会話能力がない人って結構いるでしょ? 政治家の話を聞いていると、「どうしてあんな仏頂面で話をするんだろう?」と不思議に思うことがよくあります。あんな仏頂面をしている人の話など聞きたいと思う一般人はいませんよ。話の内容に伴って、顔の表情も様々に変化する・・・それが会話というものでしょ? 話の内容以上に、そんな「あの人の話を聞いてみたい!」と思わせる雰囲気が重要なんですね。あるいは、やたら問答無用の物言いをする政治家も多いでしょ? 政治家になるような人は、相互理解を積み重ねて、合意形成に至るという、自然な会話の訓練を受けてこなかったわけでしょう。 だから、会話の不全だけではなく、別のダメダメな要素も多く持っているわけ。 前にも書きましたが、そんな政治家は、自己逃避的なダメダメ家庭の習性を引き継いでいる。実際に政治家となったダメダメ家庭出身者も、一般の有権者に対し有権者の側の問題を説明したり直視させられないわけ。
会話の能力が乏しく、説得の技術が欠けているので、やたら強権的になったりする。また自分の出身家庭の被害者意識を引きずっているので、「自分こそが一番の被害者だ!」と思ってしまっている。自分が一番の被害者なので、他者の被害には無頓着。また国家や国民の被害にも無頓着。だからワイロももらい放題。 ちょっと前(05年)に話題になった鈴木ムネオさんと、社民党(05年当時)の辻元さんって、両方とも強い被害者意識の匂いがするでしょ?結局は、メンタリティー的には全く同じ人種なんですね。だから似たようなことをするわけ。被害者意識が強い人間は、どうしても自分に甘い。 「ワタシはかわいそうな被害者なんだから、ちょっとくらいの悪いことはいいじゃないの?」 と、スグに自分に甘くなる。 そんなダメダメ家庭出身のダメダメな政治家の振舞いを見ながら、 「あんなダメな政治家がいるから、オレたちが困ったことになってしまうんだ! 悪いのは全部政治のせいだ!」 と、ダメダメ家庭の中で自らの被害者意識を膨らませる。そして、政治に対する被害者意識を基にして、今度は自ら政治家を目指すわけ。 「オレがこんな腐った政治を変えてやるんだ!」 しかし、これって完全なループ状態でしょ? 自分自身の問題を直視せずに、「悪いのは全部政治のせいだ!」と勝手に納得しているダメダメ家庭だからこそ、そのようなダメダメな政治家を選ぶわけ。自分自身を改善し、できることはやろうとは考えずに、政治を頼るわけ。 自分自身を見つめる勇気がない家庭であるがゆえに、政治に過度に期待し、そんな心の弱さゆえに、自分たちと同類の心の弱い政治家を選び、政治はますますダメになってしまう。 悪貨は良貨を駆逐する・・・ということは、政治の面でも真理です。しかし、その悪貨な政治家だって選挙で選ばれたわけでしょ? わざわざ悪貨を選んだ挙句に、 「なんて悪い政治家なんだ! オレたちは悪い政治による被害者だ!」 なんて嘆いても仕方がないわけです。自分自身の問題に、自分たち自身で勇気を持って立ち向かう気構えが重要なんですね。一般の人がそんな気構えを持ったら、政治家だってマトモな人が選ばれるようになりますよ。 今ちょうど選挙ですので、政治家の表情をたくさんみることができます。 本文中でも書きましたが、人に話をしながら、あるいは人からの話を聞きながら、もうちょっと顔の表情を豊かにすればいいのに・・・と思います。 これって政策云々とは全く別の話。 小泉さんが、まあ、長持ちしているのは、その顔の表情の変化が豊かだからというのもあると思います。 民主党の岡田さんも、もうちょっと顔の表情を豊かにすればいいのにね。 民主党の岡田さんにはちょっとビックリしたことがあります。 何でも 「どうして民主党は女性の支持率が低いのか?」 ということを韓国の政治家に聞いたそう。ちょっとシュールな世界ですね。 よりにもよって、男尊女卑の韓国の人にそんなことを聞くのかな? とういうこと以上に、聞く対象が違うでしょ? そんなことは、まずは自分の奥さんに聞けばいいじゃないの? それに民主党にも女性スタッフもいるでしょうしね。 ダメダメな組織は「難しいことから始める」ということは先日に配信いたしました。岡田さんはあの仏頂面といい、「難しいことから始める」スタイルといい、ダメダメ家庭の匂いがします。別に本人に自覚があればいいのですが、ありそうにないなぁ・・ http://space.geocities.jp/kinoufuzennkazoku/05-08/05-08-12.htm
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