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今回『ニューヨーク・タイムズ』紙に掲載された、中国・温家宝国務院総理(首相)の「蓄財」報道の裏にあるのは何か。
そこには、現下の中国指導部に内部権力闘争を起こさせ、それを利用して、米中対立を画策するアメリカの支配者階級のうちの好戦的・嫌中勢力の存在を推測できる。
アメリカの支配者階級のうちの好戦的・嫌中勢力は、中国の世界進出を快く思わない勢力であると同時に、中国国内の内部権力闘争を煽り、裏で操って、中国社会を不安定なものにしようとしている。
彼らの最終目標は、かつてのソ連共産党支配体制を崩壊させたように、現在の中国共産党支配体制を瓦解させ、中国社会を完全に資本主義に取り込むことであり、日本の野田内閣を裏で操り、尖閣諸島国有化をさせ、日中対立を意図的に煽っているのも、彼らの策略の延長線上である。
米中対立、日中対立いずれにせよ、彼らは戦争で大儲けを企み、そのためには手段を選ばない勢力なのだ。
中国の支配者階級を裏で嗾け、中国の成長分野の国有企業を株式会社化させ上場利益もしくは、割り当て株利益を温家宝一族に与えた黒幕は、アメリカ支配者階級と思われ、彼らは同時に、そのことで温家宝首相の「弱み」も握り、アメリカ支配者階級の自作自演の「罠」に、温家宝首相一族は嵌められたと推測できる。
温家宝一族を儲けさせると同時に、温家宝一族の「弱み」を握り、国際協調派の温家宝を「ターゲット」とし、中国社会を混乱に陥れ、不安定化させようとしているのが、黒幕の目的である。
また日本を使って、日中戦争を起こさせたいアメリカの支配者階級にとって、日中友好路線をとる温家宝首相の存在は目障りだった。
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