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日航「再建」は最初からではないとは思うが、日米支配者階級による「計画倒産」手口の可能性が今から思えば、ないわけではない。
では「計画倒産」だったとして、大眼目は何か。
それは、株式として集めた資金を株主に返さないで、すべてチャラにする策略。
株主は当時の日航1000株を、たとえば70万円で購入したカネが、すべて戻って来ないで、日航とその裏に潜む日米支配者階級に、吸い盗られてしまった。
年2回のJAL株主優待券を孫にプレゼントするのを楽しみしていた、老母のせめてもの楽しみを打ち砕いてしまった。
しかも会社にとって、邪魔なパイロットや客室乗務員、機体整備員などを、再建を口実に「首切り」を強行した。JAL経営トップ自身が「首切りは、必要ない」と断言しているにもかかわらず。
実際、日航は広告費・交際費等の従来経費の無駄使いを削減して、一遍に黒字に立ち直り、今回株式を再上場しようとしている。
日航株式再上場には、条件があると思える。
すべてを紙くずにされた、特に旧個人株主に補償をしてから始まる話と思える。
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