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Mon.2012.06.25 原発・放射能
週刊文春・小沢一郎夫人の捏造手紙と野田政権の末路
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文春が捏造した「小沢一郎夫人の離縁状」に書かれてあるような、小沢一郎が「原発が恐くて逃げ出した」という記述は事実無根であることが証明されましたが、まだ海の汚染レベルがはっきり分かっていないのに、子供に食べさせてはダメでしょうに。
ブラックジャーナリズムに成り下がった文春
インチキ5流週刊誌・週刊文春の特大スクープが世間を賑わせています。
週刊誌のタイトルは、「小沢一郎 妻からの『離縁状』」。
サブタイトルに、「引退勧告スクープ」と書かれています。
さて、簡単なこと−この中吊り広告のタイトルだけからでも分かること。
小沢一郎のご夫人といっても、まったくといっていいほど政治に関与していないのですから、一私人とはいえないものの、『市井の人間が書いた離縁状』には違いないのです。
ただし、この離縁状なるものが本物である場合ですが。
そもそも、これがなぜ、「引退勧告スクープ」になるのか。
わざわざ「スクープ」と文春は書いているのです。
揺れる満員電車の中で疲れたあなたが視線を上に向けたとき、この中吊り広告の見出しが目に入ってくるのです。
そのとき、あなたは、大嫌いな上司に小沢一郎を重ね合わせて、「ざまあみろ!」と心の中で吐き捨てるように言いながら溜飲を下げるのです。
あなたの脳裏に焼きつく文字は、「小沢一郎 引退勧告スクープ」です。
うるさい上司、あるいは老害経営者にも、そうあってほしいと願うのです。
亭主に日頃から不満を持っている主婦は、美容院の待合室や病院の待合室に置いてある文春をふと手にとって、「『愛人』『隠し子』も綴られた便箋11枚の衝撃」という小見出しを見て、心の中で怒りのこぶしを振り上げるのです。
これも、言ってみれば一種の洗脳、印刷媒体によるサブリミナル効果を狙ったものです。
電車の中、美容院や病院という特殊な空間が、それを見た人々に、それが事実なのか、そうでないのか反芻する機会を与えないのです。
洗脳を仕掛ける側の人間たちは、人々の不満の在り処と、その不満を肯定してくれる記事を探していることを知っているのです。
人々の不満は、そうしたブラックジャーナリズムの仕掛け人たちの思惑どおりに、やがてスケープゴートを探し当てるのです。
週刊文春は、すでにブラックジャーナリズムに成り下がってしまいました。
編集長以下、文春のチンピラ編集員たちは、こんな取るに足らない捏造スキャンダルをトップ記事に持ってくること自体が、文春の死期(廃刊)を早めることになることさえ分らないのです。
この工作費はどこから出てきたのでしょう。
常識的に考えれば、内閣官房機密費以外にあり得ないということになるのですが。
それはともかく、これは、いかにして人々が騙されていくか、ということをつまびらかにするための格好のケーススタディです。
ほぼ材料も出揃ってきたので、ここで真相に迫ってみましょう。
それには、何も特殊な能力や、特殊な情報ソースなど必要としません。すでに公表されている情報をつなぎ合わせ、浮かび上がってくる亡羊とした輪郭に、あなたの考察という絵の具で色付けすれば、面白いように真実が浮かび上がってくるのです。
必要なのは、あなたの常識だけです。
用意された結論に誘導する電話調査。これぞ、メディアミックスによる小沢潰し
手短かに、この騒動の今までをまとめると、こういうことです。
「消費増税法案に反対する小沢一郎と小沢派の議員を潰すために、消費増税を一気に決めてしまい勢力が、ブラックジャーナリズムに金を配って、スキャンダルをでっち上げたものの、すぐに底が割れてしまい、現時点では、その勢力にとって致命的なダメージとなろうとしている過程にある」。
「もちろん、『小沢夫人の離縁状』とは、ほとんどが創作です。捏造です」。
もうひとつ興味深いデータがあります。
(元ブログを参照のこと…新世紀人の註)
これは原発推進プロパガンダ機関のフジテレビが行ったアンケートです。(クリックで拡大表示)
まず、こうしたアンケートは、サンプリングと調査票の作り方で、どのような結果も導き出すことができるので、まったく信用できない、ということを最初に認識しておく必要があります。
特に、電話調査の場合、相手に突然電話するわけですから、相手のそのときの気分や、モデレーターの話しかけ方次第で、結果が「白いものが黒」と出るのです。
このフジテレビの調査では、サンプリングは、「首都圏の成人男女500人を対象に」と書かれてありますが、母集団が首都圏の巨大人口であること、そのサンプリングがどんなメディアから情報を取り入れているかが明確になっていません。
特定の業界や特定の利害関係を有する集団の中でのサンプリングであれば意味がありますが、これでは回答者の条件がマチマチで、最初からこうしたアンケートは、まったく意味がないのです。
意味がないのであるから、せめて統計学的に代表性が出てくる600人以上にアンケートを行う必要があるのですが、ここでは、その条件も満たしておらず、わずか500人。
このアンケートは、「最初に結論ありき」の世論誘導を目的としたものであることが明確に分かるのです。
毎回、毎回、マスメディアの行うアンケートは、そのすべてといっていいほどインチキです。まったく実態を反映したものではありません。
こんな杜撰な調査をやっているのは、日本のマスメディアだけと言っても間違いではありません。
このアンケートの結果を見ると、野田内閣を支持する回答者が24%もいることに驚きます。
その反面、〔問1〕あなたは次の衆院選で、どの党の候補者に投票したいですかの質問には、民主党が、たった9.0%、絶対原発(核武装)推進党にして、属米路線強化の自民党が21.6%。
フジテレビが、このアンケート結果によって大衆をどの方向に誘導したいかが、これではっきりわかるのです。
「野田政権の面々は、しがみつくなら残ってもいいが、残りの民主党の議員たちは自滅させる」ということなのです。
大衆は、簡単に騙されます。
そもそも、シロアリ退治と、当面の間、消費税の増税をやらないことを公約に掲げ、国民の大きな支持を得て政権交代を果たした民主党が、今ではまったく正反対になっているのに、何の議論もなく、自・公と密室ごときの協定を結び、独裁的に消費税10%を断行した野田政権をまだ支持している人がいる、というのですから、唖然とします。
人々は、公約を独断で破り、自民党の傀儡となった野田政権が民主党だと思いこまされているのです。
野田政権は自民党以上に自民党なのです。最初から民主ではないのです。
自民党のスパイが民主党内にもぐりこんで、政権中枢に居座って独裁政権を作ってしまった、というのが正しいのに、人々は、このことに気がついていません。
自民党にとって、“使える馬鹿である”野田佳彦、枝野幸男、細野豪志、その他の仙谷由人率いる「チーム仙谷」は、老練な自民党の政治家たちにとっては、「よっしゃ、よっしゃ、よくやってくれた」というところでしょう。
原発推進プロパガンダ新聞は、どこも、これに歩調を合わせるがごとく、消費増税法案の衆院採決で、棄権、欠席を含めて造反する可能性のある民主党議員が「70人超」と書きたてて、民主党の自己崩壊を誘い込むような記事を書いています。
これこそ、野田内閣を遠隔コントロールしている自民党と、その背後にいる対日工作機関の米勢力の思う壺です。
ところで、安倍晋三は非常に正直です。前に「馬鹿」がつきますが。
民主党の小沢一郎元代表が新党を結成し、野田内閣の内閣不信任決議案を衆院に提出した場合の対応につ いて、
「一日も早く民主党政権を終わらせるために、可決させるという選択肢もある」と述べ、そのときには自民党として小沢派に賛成の意を表明することも検討しているとか。
つまり、自民党を通じてコントロールされている属米傀儡の野田政権は、獅子身中の虫にさえなることができず、その運命は自民党に握られてしまったのです。
野田政権の役割は、「消費増税10%を強行した悪しき政権として人々の記憶に残り、さらにすべての法律を無視して原発再稼動に突っ走ったギャング集団」として世界中のパッシングを受けることです。
その後で、彼らは、お払い箱です。
「ゴミ捨てが野田を待っている」
テンプル大学東京キャンバスの現代アジア研究所・所長、ロバート・デュジャリック氏が海外メディア(ブルームバーグ)に語ったことです。
野田政権の人々は、とても哀れです。
これが、次々と法律を破って、安全対策皆無の福島第一原発より危険な大飯原発を稼動させ、日本、いや世界中を、さらに危険な状態に置いている犯罪政治家たちの末路であることを、自民党の権謀術数に長けた政治家たちは、若手政治家たちに見せ付けるのです。
野田政権を利用して、全原発再稼動の道筋を付け、消費増税法案の可決もあと一歩のところまできました。
後は、それに反対する小沢一郎を政界から駆逐してしまえば、彼らにとって、我が世の春が訪れるのです。
自民党は、早々と党のエネルギー政策原案から、「脱原発」の文言を、こっそり削除してしまいました。
そして、原発、宇宙開発を軍事利用できるように、国民に何も知らせないまま改正してしまいました。
早計ではないか。
取らぬタヌキの皮算用にならなければいいが。
さて、小沢一郎夫人の離縁状なる手紙が本物かどうか、ご自分で判断してみてください。
以下にリンクを貼っておきます。
書れた大震災後の小沢氏の行動は偽造
「小沢一郎夫人の手紙は捏造だ」と断言する政治ジャーナリストの藤本順一さん
原発事故当時、夫人は自宅に不在。小沢氏の行動を書けるはずがない
捏造手紙、あちこちの議員に届きました
うちにも届きました!
野田首相は谷垣氏にこう電話。「造反者は46人止まり。除名するので、安心してください」。
異常な鼎談 松田賢弥 前編1/3
(元ブログを参照のこと…新世紀人の註)
これが今回の発信源、ブラックジャーナリストの松田賢弥。
小沢一郎のネガティブな面を増幅させて、文春のようなブラックジャーナリズムに売り込んで、しこたま儲けているキワモノ。
大企業、まともな大出版社、大新聞社は、こうしたブラックジャーナリストのリストを作成して、彼らの進入を阻んでいます。
さすが、的外れの評論家、宮崎哲也が番組に呼ぶだけのことはある。
いちばんまとまっているのは、こちらのサイトでしょうか。
いつくかの新聞は、消費増税を妨害する小沢は、けしからん、ということで財務省が仕組んだのでは、と書いています。
そういう新聞は、実は小沢潰しの新聞なので読まないように。
官邸筋の謀略であることは自明です。
官邸筋って、何といっても「小沢裁判」の仕掛け人・仙谷由人、ひょっとしたら野中広務も絡んでいるかも知れない。
京都の瓦礫受け入れPRに、なんと野中広務が担ぎ出されているのです。(youtube動画へ)
野中広務は、どうしても京都(−皇族の避難受け入れ先)を放射能で汚したいようです。
仙谷の指令どおり動く野田佳彦は、大衆を上手に騙しおおせていると思い込んでいるようです。
彼は、谷垣に、「小沢派は除名するので、ご安心ください」と、わざわざ事前に連絡を入れたほど自信たっぷりの様子。
やっぱり!和子夫人の手紙はデマ決定!官邸筋が消費増税で中間派の反対議員への切り崩し工作だ!
【和子夫人肉筆の手紙とされる捏造疑惑の手紙:週刊文春】
「週刊文春」名誉のガセ雑誌称号 小沢夫人の偽手紙、永田メール事件と同一構図
「小沢は放射能怖くて逃げた」週刊誌報道に驚き
野田は、こんな雑な偽造手紙が通用すると思い込んでいるのです。
おそらく、野田政権の人々は発達障害があるのでしょう。
まるで、子供がポケットの中に親に見られて困るものを隠すように、すぐにばれる嘘を、まだつき続けているのですから。
特に、野田は、まるでスウィングするように平気で嘘をつける才能があるようです。
もし、消費増税法案の採決に際して、棄権・欠席を併せて70人超になった場合でも、果たして野田佳彦は除名できるのでしょうか。
民主党は一気に過半数割れで少数政党に転落。
消費増税法案は暗礁に乗り上げてしまうかもしれません。
国民は、電力票欲しさに民主党代表選で、日本の憲政史上始まって以来の極悪政治家、野田佳彦に投票した民主党の議員たちを見ています。
(新世紀人コメント)
どうやら大掃除のゴミ集めが行われたように思えるのだ。
即ち、今まで米国に忠勤してきた官僚組織と対米従属右派を塵取りで集めて、
そして、
ツイッター等のソーシャルメディアを使っての大衆抗議行動の拡大により転覆に至らしめるといったエジプトを先例とする社会現象が巻き起こる可能性がある。
その為には野田をはじめ転向左翼仙谷や自民・公明がまことに愚かに振舞う事が望ましいのだ。
大衆が激怒するからである。
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