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小沢夫人の手紙
6月26日、いよいよ消費増税の衆院採決が行われる。焦点は、与党・民主党が過半数を維持できるかどうか、党内の造反者数が54人を超えるかどうかだ。そんななか、21日夕方、永田町の議員会館の与野党議員の各部屋に1通の郵便物が届いた。
中身は『週刊文春』6月21日号が報じた民主党・小沢一郎元代表の妻「小澤和子の手紙」とされる便箋のB5コピー11枚。これについて有田芳生参院議員がネット上でコメントしている。
手紙が偽物だとして、誰がどんな目的でやったのかなど、今後いろいろ検証されなければいけないのだけど、ぼくが一番罪だと感じたのは、コピーを議員に送りつけた人たちだ。
国会議員720人余。ぼくが入手した封筒には90円切手が貼ってあったので、それだけで約6万5000円。コピーを取ったり、宛名を書いたり、コピーを封筒に入れて封を閉じたりする作業は、一人でできる話じゃない。同じ思いの人たちが夜な夜な集まってやったのでなければ、バイトとかで、カネがかかる。
さらに、民主党議員の支援者の一部にもコピーが送られているというから、ちょっとした「組織」が資金を投入してやったことではないかと思える。
永田町では、「民主党内の醜い内部抗争」とか「反小沢一派の仕業」といった声が多い。野党の議員や秘書はあきれ果てている始末だ。郵便物が届いた21日は、当初会期末で、衆院採決のリミットとされていた日。しかし、15日時点で、「22日になるのでは」「いや、26日まで延ばすしかない」と囁かれていた。
だから、最短の22日をまえにして、「脱・小沢」を促すために誰かが仕組んだという憶測が流れている。だとしたら、姑息で幼稚な手段で、「ここまで国会議員は堕ちたのか」と言われても仕方ない。そうじゃないことを願うばかりだが、これまでも“昭和の臭い”がプンプンする学生運動スタイルのふざけた手練手管が民主党内では繰り広げられてきた。
もう民主党にはうんざりで、一刻も早くご退場していただきたいが、だからといって自民党にも期待していない。自分たちが決めるのではなく、民主党に増税を決めてもらい、その後に与党に復帰したいなんて、これも姑息だし、何も状況は変わらないと思うからだ。結局、ガラガラポンで組み替えしかないって感じるきょうこのごろである。
(新世紀人コメント)
この論者の評論を採り上げたのは、私も同感する処があるからだ。
今回の謀略は贋手紙の実物も含めて古めかしくてスマート性に欠けるのだ。
官房機密費でも使ってやったのかもしれない。
なにやら必死さが伝わってきて気の毒にさえ思えてくるのだ。
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