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小沢判決:検察の「闇」が裁かれた 全面可視化しか道はない
※現在、一部の過去記事における画像の入れ替え中につき、
画像が正しく表示されない記事があります。ご不便おかけします。
すでに1日たち出遅れ状態ですが、小沢氏の無罪判決にまつわる、検察の闇・捏造関連を転載・まとめてみました。
小沢裁判に関しては検察の捏造あり、証拠資料の改ざんあり、そしてマスコミの捏造あり…と何でもあり状態で、でっちあげられたことは明らかであり、そのような検察の腐敗が明らかになった意味でも、無罪となったことは非常に嬉しいことでした。
捏造の件に関しては私がまとめるまでもなく、他でもうすでにいろいろ出てますが、Portirlandさんのところ、そして他から拝借。
朝ズバで森ゆうこ議員が語ったTBSによる水谷建設裏献金報道の捏造動画
(動画・保存推奨)TBSの捏造の証拠、小沢元代表現金授受。小沢代表無罪判決
TBSによる水谷建設裏献金報道の捏造動画 by choppika
TBS“スクープ報道”が問題化!
石川議員へのウラ献金5000万円受け渡し「目撃した男性が核心証言」
証言男性が本紙取材に「04年10月15日とは言ってない」
「小沢捜査」終了で残った大きなナゾ――。水谷建設から小沢サイドに渡ったとされるウラ献金1億円疑惑だ。とくに04年10月の5000万円は、「土地取引4億円の一部に使われた」と検察が目をつけ、新聞・テレビは連日、大疑惑のごとく報じた。
だが、「5000万円ヤミ献金」は本当にあったのか。TBSテレビが流した「ウラ献金疑惑、居合わせた人物が核心証言」のニュースが、いま問題になっている。
このニュースが放送されたのは1月27日(水曜日)。昼と夕方と夜のニュース番組で大きく取り上げられ、映像が流された。
水谷建設に近い関係者という男性が、石川知裕衆院議員の5000万円授受の瞬間を目撃したという衝撃内容だ。
〈疑惑の舞台は都内のホテル喫茶店。04年10月15日のことだ〉――こんな説明が入り、ウラ献金受け渡し現場のホテルの喫茶店内の映像や見取り図がイラストで詳しく示される。
〈しばらくすると、スーツを着た1人の長身の男が現れた。石川知裕衆院議員だ〉
〈(水谷建設の)元社長らの正面に腰掛けた石田容疑者。ここで5000万円が渡されたという〉との説明も。
記者と男性証言者の一問一答は具体的だ。
記者「紙袋の中は現金だけ?」
男性「上に新聞があった」
記者「袋は1個? 袋は5000万円?」
男性「5000万円」記者「現金をどういうふうに渡したのか?」
男性「紙袋にお土産用みたいな、絵が描いてあって外側がナイロンでビニールで保護してあるようなやつ」……。
現金授受の現場にいた第三者の目撃証言となれば、5000万円疑惑の信憑性は高くなる。起訴された石川議員の裁判でも、検察側証人として出廷する可能性も高い。その意味でメガトン級のスクープだ。
ところが、なぜか、どこ目撃証言はその後、大きなニュースになっていない。地検特捜部が有力証拠にしたという報道もない。不思議だ。あの二ュースは何だったのか。司法記者たちの間だけでなく、民主党内でもこのニュースは関心を集め、「調査しないといけない」「石川議員は長身じゃない。最初からおかしいと思った」と問題視する動きになっている。
真相はどうなのか。TBSの番組に登場した「水谷建設に近い関係者」という本人に直撃してみた。その一問一答は、これまた衝撃だった。
――04年10月15日にホテルに行ったのか。
「04年10月15日とは言っていない。暑くて酒を飲もうとホテルに立ち寄った。水谷の当時の川村社長、小野専務がいた。その日はホテルのクーラーが涼しかったことは覚えている」
――カネの受け渡しは見たのか。なぜカネと分かったのか。
「自分も(カネを)運んだ経験があるからだ」
「正直に言うと、知人から『聞いた』話も番組に入っている。あんなに大きく取り上げられたから、ビックリして知人に確認したが、『話は間違いない』と言っていた」
――本当に04年10月15日なのか。
「だいたい5、6年前のことを覚えている人はいないでしょう。1週間前の夕食さえ覚えていないのに」
――石川議員を見たのは確かなのか。
「石川は以前、(別の)グランドパレスホテルで見たことがある」
※ ※ ※
10月15日があいまいとは驚いた。しかも、5000万円を見たわけでもないのだ。それが、どうしてああいうニュースになるのか。
TBS広報部の回答はこうだった。
「私どもが取材した方は、放送した通りの証言をしており、放送内容には何ら間違いはありません」
そこまで自信があるのなら、もう一度、目撃男性を取材して、何か本当なのか、TBSは放送した方がいい。今回の小沢幹事長の事件では、大マスコミの報道姿勢が大きな問題になっている。衝撃ニュースを流して、それで終わりでは済まない。
もう一度取材して何が本当なのか放送すべきだ
まじで腐ってますね。他にも捏造がわかるものがいくつか。
法廷でのウソも発覚! 小沢裁判 捏造検事「偽証罪」でも立件へ
小沢事件で石川知裕議員(38)の取り調べを担当し、ウソの捜査報告書をデッチ上げていた田代政弘検事(45)に新たな捏造11 件が発覚した。今度は法廷で“ウソ”をついていたことがバレたのだ。
問題のウソは、田代検事が証人出廷した昨年12月の小沢裁判で飛び出した。弁護団から捜査報告書のデタラメを追及された田代検事は「石川議員の著書で言っていることが記憶にあり、混同して書いた」と証言。
ところが、この発言にとんでもない矛盾があった。田代検事が報告書を作成したのは2010年5月。一方、記憶が混同したという「石川議員の著書」(2冊)が出版されたのは、その年の8月と12月。報告書を作成した時点では出版されていないため、記憶が混同するわけがないのだ。
実は、東京地裁の大善文男裁判長は、田代検事のウソをとっくに見抜いていたフシがある。「田代検事が公判で供述する説明内容にも、深刻な疑いを生じさせるものと言わざるを得ない」と批判したのである。要するに“偽証”の疑いがあるということだ。
「田代検事は、市民団体から“虚偽有印公文書作成”の容疑で刑事告発されていますが、この先、偽証罪でも告発される可能性があります。裁判所も偽証の疑いに含みを持たせている以上、検察も無視はできないでしょう。
何より、田代検事の証言がウソでないとするなら、今度は報告書の作成日が捏造されていたことになり、検察組織のダメージはさらに広がる。
問題は、田代検事ひとりに罪をかぶせて、検察が組織ぐるみの関与を否定する可能性があることです。
“虚偽有印公文書作成”に“偽証”も加えることで、法廷でウソをついた田代検事の個人犯罪にすり替えて、検察の捜査のやり方そのものへの批判をそらし、組織防衛を図るつもりじゃないか、とみられているのです」
まぁ組織ぐるみでしょうね。上に書いてあるとおり、この田代という検事が、とかげの足切りをされることになるのでしょう。
調書“ねつ造”検事、「戒告処分」で幕引きか
虚偽の内容を記入した捜査報告書を作成し、市民団体から虚偽有印公文書作成などの容疑で告発されている元東京地検特捜部の田代政弘検事が4月1日、任地先の新潟地検から東京の法務総合研究所の総務企画部付兼教官に異動。
検察庁が田代検事の立件の可否などを決めるのは4月以降の見込み。今回はそれをにらんだ異動と見られている。
田代検事は、小沢一郎民主党元代表による政治資金規正法違反事件裁判に絡み、小沢被告の元秘書、石川知裕衆院議員を2010年5月に再聴取。その際、実際にはなかったやりとりを記入して捜査報告書を作成、当時の特捜部長に提出した。
その後、捜査報告書は東京第五検察審査会に証拠として提出され、検察審査会による小沢強制起訴議決の決め手になった。このため小沢被告側は「虚偽の捜査報告書に基づく議決は無効」と主張。小沢被告の虚偽記載・不記載の共謀罪と議決の有効性について、4月26日の一審判決で東京地裁がどのような判断を下すか注目されている。
「小沢被告との共謀を認める供述をした石川調書は田代検事のチョンボで証拠採用されなかった。このため小沢無罪判決を予想する声が強いが、判決は蓋をあけてみないとわかりません。検察庁としては、とりあえず田代検事から事情を聞きやすい在京の閑職ポストに移したということ。判決への影響も考慮し、検察庁が田代問題の対応を決めるのは一審判決後になりそうです」(司法担当記者)
大阪地検特捜部による証拠改ざん事件絡みで逮捕された当時の特捜部長らに一審有罪判決など、検察に対する世論の目は極めて厳しくなっている。
捜査報告書の虚偽記入について、田代検事は小沢裁判の法廷で「思い出しながら作成したので記憶が混同した」と釈明したが説得力はゼロ。検察庁としても世論の手前、何もしないわけにはいかない。果たして、田代問題はどう決着するのか。
小沢氏支持であるとしても、支持でないとしても、今回の検察による捏造は紛れもない事実であり、このことは事実として認められなかればなりません。間違っていることは、間違っており、司法の腐敗は明らかにされなければならない。最後にこちらも。
元検事が衝撃告白 私はこうして冤罪をつくりました
「私はこうして冤罪をつくりました」――。
衝撃的な本が出版され、話題になっている。01年の「佐賀市農協背任事件」で、被疑者を取り調べ中に「殺す」などと発言したことを自ら法廷で証言し、“冤罪加害者”となった元検事の市川寛弁護士(46)の著書「検事失格」(毎日新聞社)だ。
今月26日に判決が出る「小沢裁判11 件」でも、地検特捜部のデタラメが明らかになっているが、特捜検事はなぜ“暴走”するのか。冤罪を生み出す検察組織の問題点を市川弁護士が語った。
「検察問題の背景には、過去の2つの成功体験があると思います。ロッキード事件とリクルート事件で、大物政治家を逮捕し、『巨悪と戦う』という特捜神話が生まれるきっかけになりました。
しかし、この大金星を挙げたが故、特捜部は国会議員や一流企業といった社会的地位のある人を摘発するために存在するのだ――と自己目的化してしまった。特捜部長などの幹部になると『任期2年の間に打ち上げ花火を上げなければ』とプレッシャーを感じ、ムリをし始めるのだと思います」
「佐賀市農協背任事件」も、きっかけは当時の佐賀地検幹部が議員逮捕という金星を狙った勇み足が原因だった。
三席検事(当時)だった市川弁護士は事件の詳細を把握しないまま主任に指名され、揚げ句、自分が「不起訴」と判断していた被疑者の起訴状にサインも迫られた。それが市川弁護士が違法な取り調べに手を染める結果につながった。
「検察は調書を取る教育はしますが、取り調べの教育はしません。ロッキード事件で誰々の供述を取った、という検事がその後、検事正や検事長、総長になり、当時の捜査手法や取り調べのノウハウが全国に受け継がれていったのですが、伝わるのは、取り調べ中に『机の下から(被疑者を)蹴った』『千枚通しを突きつけて罵倒した』という内容。
当時はうまくいったのかもしれませんが、今はそんな取り調べは絶対にできません。世の中が変わっているのに、幹部は気付いていないのです。相談しても『君の力が足りない』と言い、とにかく『割れ(自白させろ)』『立てろ(起訴しろ)』です。
つまらないことで、すぐに『バカヤロー』と怒るから、部下は次第に何も報告しなくなります。証拠改ざん事件で逮捕、起訴された前田元検事も、正直に報告できる雰囲気が特捜部になかったのではないかと思います」
<「小沢裁判は間違いなく無罪です」>
「小沢裁判」でも、石川知裕衆院議員(38)を取り調べた田代政弘検事(45)が捜査報告書を捏造していた。市川弁護士と田代検事は元同僚だ。
「田代検事とは横浜地検小田原支部で2年間一緒でした。優秀な検事だったから、今回の件はとても驚いています。録音テープを起こした反訳書を読みましたが、とても彼の取り調べとは思えない。彼は冷静に淡々とやりとりするのに、石川氏を懸命になだめすかしているからです。
任意聴取なのだから、供述を得るのが難しければ日を改めればいいのに、4、5時間も続けている。通常は考えられません。これは想像ですが、おそらく彼は石川氏の聴取を当日まで知らなかったのでしょう。上司から突然、『この線で聴取を取れ』『1日で仕留めろ』と迫られたのではないかと思います」
小沢裁判については、こう見ている。
「検察が2度も不起訴にし、それも“起訴猶予”ではなく、“嫌疑不十分”なのだから証拠が足りない。その少ない証拠は裁判で却下されてもっと少なくなった。判決の理想は公訴棄却ですが、無罪は間違いないとみています。もし有罪なら今後の刑事裁判は成り立ちません」
以上を見ると、この田代検事が個人でしたことではなく、組織的に捏造されたのを、個人にかぶせられた可能性も高いですね。
以下記事、「全面可視化しか道はない」これにも激しく同意です。
小沢判決/検察の「闇」が裁かれた 全面可視化しか道はない
裁かれたのは検察の深い闇だ。そう受け止めざるを得ない。政治資金規正法違反罪で強制起訴された小沢一郎民主党元代表への判決で、東京地裁は無罪を言い渡し、検察の手法を厳しく批判した。
供述を検察が「ねつ造」したことが明らかになったからだ。大阪地検の証拠改ざんもあった。断罪されたのは検察の体質そのものと言える。もはや検察の調書は信頼できない。取り調べを全面可視化するほか信頼回復の道はない、と法務当局は認識すべきだ。
今回、「ねつ造」された供述はそのまま検察審査会に送られ、強制起訴の根拠になった。検察審査会の在り方も議論すべきだろう。
証拠改ざんに通底
この裁判の最も重要な瞬間は、小沢氏の弁論などではなく、むしろ田代政弘検事の証人尋問だった。昨年12月の公判で田代検事は、事実と異なる捜査報告書の作成を認めたのだ。
2010年5月、田代氏は元小沢氏秘書の石川知裕衆院議員を再聴取した。その報告書には「あなたは国会議員。やくざの手下が親分を守るようなうそをついてはいけない」と検事に言われたのが効いた、と石川氏が述べ、小沢氏の関与を認めたかのように記した。
だが石川氏はかばんに録音機をしのばせ、隠し録音していた。このため、そのような応答は全くなかったことが証明できた。
田代氏は「過去の供述と記憶が混同した」と弁解したが、あまりに不自然だ。録音されていない「供述」はほかにも数多くある。裁判所が弁解を「にわかに信用できない」と退けたのも当然だ。
取調室は密室である。隠し録音をしていなければ報告書が虚偽だとは証明できなかっただろう。ほかの調書類でも同様の「ねつ造」がないと信用できるだろうか。
検察のストーリーに合わせて事実をねじ曲げた点は、大阪地検の証拠改ざんとも通底する。もはや検察の体質と化していた、と疑わざるを得ない。
検察は取り調べの一部可視化を始めているが、全面可視化は拒んでいる。だが一部可視化は可視化しないのと同じだ。検察に都合のいい部分だけを公開し、ほかは隠しておける仕組みでは、可視化の意味がない。法務当局は、国民の信頼を取り戻したいなら、全面可視化を断行すべきだ。
市民団体は田代検事を虚偽有印公文書作成・同行使罪で告発したが、検察は起訴を見送る方向という。大阪地検の証拠改ざんは最高検が捜査したが、今回は東京地検が担当だ。東京地検の犯罪を東京地検が捜査して、公正と言えるはずがない。最高検か他の地検、警察が捜査すべきではないか。
資料開示も必要
検察審査会(検審)の仕組みもあらためて問われる。今回は検察が起訴を見送った事案だが、市民の告発を受け検審が2回議決、強制起訴となった。
だが検審の仕組みもあまりに不透明だ。政治的に対立する人が恣意(しい)的に告発することは、いくらでもできる。審査が何回開かれたか、委員がどんなメンバーかも分からない。
検審に開示する資料を検察が恣意的に選ぶことも可能だ。今回の審議も、くだんの捜査報告書を基にしていた。全面可視化と同時に全ての捜査資料を全面開示する仕組みでなければ、公正な審議はできないのではないか。これは裁判員裁判にも言えることだ。
強制起訴が可能になったのは裁判員制度と同じ09年の司法改革からだ。それ以前、検審が起訴議決をしても、警察官や検察官が身内の犯罪をかばうかような不自然な不起訴が続き、市民の不信感が高まったことが背景にある。
だから強制起訴の仕組みの必要性にはうなずける点もある。だが政治家は起訴だけで議員辞職を迫られてしまう。特定の政治家を恣意的に排除できるかのような仕組みは改善の余地がある。
国民的議論で改善策を導き出すべきだ。
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