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2012年 3月 23日(金曜日) 18:05
IAEA元査察官、「天野事務局長は西側寄り」
IAEA国際原子力機関のロバート・ケリー元特別査察官が、天野事務局長の西側寄りの態度を非難しました。
プレスTVが23日金曜、伝えたところによりますと、天野事務局長は、IAEAの元関係者2名から、イラン核問題について西側を狂信的に支持しているとして非難されました。
ケリー元特別査察官は、「イラクにおける大量破壊兵器の存在、そして今回のイランに関するIAEAの報告という西側の似通った過ちは、懸念材料になりうる」と語りました。
また、「天野事務局長は、2002年と2003年のイラク攻撃前に、この国に関して正確な調査を行わず、一部の分析に満足した当時のアメリカのチェイニー副大統領の二の舞を演じようとしている」としました。
また、ハンス・ブリクス元IAEA事務局長も、「情報と証拠は異なるものであり、関係機関は、完全な調査を実施した上で、情報の正しさを確認すべきだ。確認されていない情報をもとに結論を出すべきではない」と強調しました。
さらに、「IAEAは特別な信用を有しており、あらゆる証拠を確認する必要がある。特定の政府がIAEAに情報を提供しようとする場合には、確かなものである必要がある」と述べました。
天野氏がIAEA事務局長に就任した2009年7月以来、イランの核活動に対する西側の圧力が強まっています。
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