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ゲーツ元米国防長官(ロイター)
「オバマ氏は司令官を信頼せず」 ゲーツ元国防長官が回顧録で痛烈批判
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140109/frn1401091106001-n1.htm
2014.01.09 夕刊フジ
【ワシントン=小雲規生】米国のブッシュ、オバマ両政権で国防長官を務めたロバート・ゲーツ氏が、14日発売の回顧録「デューティ(任務)」で、オバマ大統領の政権運営能力を厳しく批判していることが分かった。米紙ワシントン・ポストなどが7日、電子版で同書の内容を報じた。クリントン前国務長官にも批判の矛先が向けられており、2016年の大統領選への影響も取り沙汰されている。
同書はオバマ氏の米軍への不信を象徴する場面として、11年3月のホワイトハウスでの会議を描写。この会議でオバマ氏は、アフガニスタン駐留米軍トップのペトレイアス国際治安支援部隊(ISAF)司令官(当時)が記者団に撤退開始時期の確定に消極姿勢を表明したことに「怒りを爆発」させ、ペトレイアス氏の能力に疑問を呈した。
ゲーツ氏は「オバマ氏は自らに仕える司令官を信頼せず、自らの戦略を信じていない」と批判。オバマ氏にとってアフガンでの戦争は「撤退するだけのものだ」としている。
ゲーツ氏はまた、ドニロン前大統領補佐官ら側近が取り仕切るオバマ政権の体制を歴代政権のなかでも「最も中央集権的で、安全保障にも口を出す」と指摘。国防総省には「ホワイトハウスに情報を与えすぎるな」と指示していたと明かしている。
さらに同書はクリントン氏が、07年のイラク増派に反対したのは翌年の大統領選民主党予備選への影響を配慮した「政治的な理由」によるものだったと話したとも暴露。ワシントン・ポスト紙は、16年の大統領選出馬が有力視されるクリントン氏が政治的な打算で主張を変える人物であることを示す逸話とし、「クリントン氏を大統領の座から遠ざける潜在的な戦いの論点となる」としている。
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