http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/797.html
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al qods al arabi net 及びy net news 等は、9日ワシントンの世銀本部で、紅海のアカバから死海を結ぶパイプ来の建設に関する合意が、イスラエル、ヨルダン、パレスチナ暫定政府の間で署名されると報じています。
署名にはイスラエルの地方協力大臣、ヨルダンの水大臣、パレスチナの水大臣が出席するとのことです。
こ のパイプラインは、紅海のアカバから年間1億立方メートルの水を死海に流し込み、最近ヨルダン川の水量の極端な不足のために年々水位が下がり、将来枯渇す ることが危惧されている死海を再生させるとともに、その途中で海水淡水化の装置で、淡水を作り、それをこの3国に配給することになっている由。
まあ、未だ署名はしていないようですから、最終的なヒッチが生じる可能性も無くは無いのでしょうが、イスラエルの大臣が発言した通り、実現すればこの合意は正しく「歴史的な合意」になるだろうと思います。
中東のご多分にもれず、パレスチナ(イスラエルを含む)地域では水不足に長年悩んできて、ミスの取り分を巡って争いが絶えませんでした。特にイスラエルが良いところを独占するとの批判が強かったと思います。
それが3国が協力して淡水化の装置で作った水を仲良く分けあうと言うのですから、今後の水問題に対しても非常に良い先例になるのではないかと思います。
又死海が水不足で、水位が下がり、周囲の地盤が沈下して、死海が文字通り死につつある状況が続いており、一時はイスラエルが地中海から水を引きれて、死海を再生させる計画を有していましたが、多くの環境団体から反対されていました。
今回の紅海からの水の取り込みの環境への影響はしりませんが、署名が世銀本部で行われると言うことは、中立的な立場からの環境アセスがあった可能性が強く、又恐らく世銀からの借款も予定されていると思われます。
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4462942,00.html
http://www.alquds.co.uk/?p=111862
環境アセスを見ないと、なんとも言えませんが、取り敢えずは久しぶりに中東で聞くいいニュースで、おそらくはイスラエル大事の言う通り歴史r的合意になる可能性が強いと思います。
紅海・死海パイラインの合意 中東の窓
http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/4587376.html
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