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イラン、核施設の危険性
イランでのウラン濃縮が国際的に認められる様子だ。その意図がどういうものであるかは別にして、イランでの核施設が地震で被害を受ける危険性を指摘しておきたい。それは、地震衝撃波の存在が未だに国際的に隠ぺいされたままだからだ。
地震と言う現象はかなり複雑なものの様子だ。それは地質の状況や建造物の作りがいろいろな意味で変化に富んでいるからで、単に地面が揺れて建造物に被害が出るという理解では、原発施設などの危険性を評価できないはずだからだ。
日本は地震国だが、地盤が世界的に見ると例外的と言っていいほどもろく軟らかいという特徴がある。そのため、地震波の減衰がとても大きく、特に、地震衝撃波が建物被害を及ぼす現象は直下型地震である程度震源深さが浅い場合以外はほとんど観察されない。アメリカやヨーロッパはほとんどの場合、硬い地盤で高周波の揺れが伝わりやすい。イランの地盤もかなり固いところのはずだ。ただ、地震国であるため、活断層の部分は相当程度に破壊が進んでいてそこで高周波の地震波が吸収されてしまうことは有り得ると思える。その意味で、アメリカやフランスほどは危険性は高くないのかも知れない。しかし、反面、地震発生頻度はアメリカやフランスに比べて高い。
気になるのは次のことだ。東北地方太平洋沖地震の時、3月11日の本震が起こる2日前から三陸沖ではM5以上、M7程度までの地震が頻発していて、そのことは日本国内の地震学者にも伝わっていたし、当然、世界的な観測網でも捉えられていて、アメリカやヨーロッパの関係者は三陸沖での異常をリアルタイムで観察していたはずだ。また、2004年にスマトラ島沖のM9超えの地震が起こっていて、数年のうちに同じ超大型地震が起こることは予期されていたはずで、三陸沖でのM5から7の地震頻発が超大型地震の前兆現象である可能性を検討していたはずだが、そういった人たちがどう動いたのかは少なくともまったく日本国内では報道がないはずだ。つまり、世界的に地震被害についてコントロールがされていることは明らかであり、何らかの意図でイランでの核事故が誘導されている可能性がある。
少なくとも、地震衝撃波と言う現象があり、それがかなりの建物被害を起こすことを世界的に認めておくべきだ。
2013年12月08日17時05分 武田信弘 ジオログのカウンターの値:39937
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