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◆見えてきた中東の新秩序
【2013年11月19日】 独裁と混乱が続いたエジプトが、米国の傘下を離れ、ロシア外相が訪問したとたん、安定化に向けて動き出した。パレスチナ和平も、米国が何十年も仲介してうまくいかなかったが、フランスが仲介しにきたとたん、ネタニヤフがこれまで考えられなかった首脳の相互訪問を提案した。ロシアやフランスが、特に外交上手なわけではない。米国が下手糞すぎた。米国の中枢が、自国の覇権をこっそり自滅させたい隠れ多極主義であると思われるゆえんだ。これまでの米国の覇権体制下より、きたるべき多極型の世界体制の方が、世界は安定すると予測できる。
◆イラン核交渉の進展
【2013年11月18日】 イランと米国の協約を妨害したフランスは、イスラエルが孤立して米欧を巻き込んでイランに自滅的な戦争を仕掛けるのを防ぎ、イスラエルとイランとの和解や、イスラエルの側に立ってパレスチナ和平を仲裁する役割をやろうとしている。これまでイスラエルの庇護者だった米国は、今回のイランと協約の流れの中で、イスラエルと対立するようになっている。米国から外されたイスラエルは、孤立して何をやり出すかわからない。ロシアや中国はイランの側に立っているので、イランを敵視するイスラエルの側に立てない。だからフランスがあえてイスラエルの側に立ち、なだめる役を始めたのだろう。
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