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▼桜井ジャーナル
2013.09.27
イラン大統領が口にしていない「ホロコースト」という単語を使ったと米国のメディアがまた誤報
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/
アメリカのメディアはイラン大統領の発言を「誤訳」することになっているらしい。9月24日にハッサン・ロウハニ大統領がCNNのインタビューに応じた際、大統領は「ホロコースト」という単語を口にしていないにもかかわらず、CNNの「翻訳」では登場、それだけでなく、言ってもいないことを大統領の発言として流している。実際は、どこかの国の首相と同じように、問題を「歴史家」に丸投げして逃げている。
CNNの説明では、イラン側が雇った通訳の問題だとしているのだが、インタビューしたクリスティーネ・アマンプールは流暢なペルシャ語を話すらしいので、今回のような「捏造訳」はすぐにわかったはず。彼女が気づかなかったとしても、CNNにはチェックする義務がある。ただ、ロウハニ大統領も英語に堪能だと言われているので、大統領側とCNNが共謀した可能性もあるだろう。
マフモウド・アフマディネジャド大統領の場合、別の方向で「誤訳」されていた。「エルサレムを占領しているこの体制は歴史のページから消えるだろう」という歴史的な予言を「イスラム(引用者注:イスラム→イスラエル)は地図から消し去られるべきだ」という攻撃的な内容に変えられ、広められたのである。
また、アメリカ議会の情報政策小委員会は、イラン大統領が「ユダヤ人が虐殺されという神話を広め、これを神、宗教、預言者の上に置いている」と発言したと報告しているのだが、実際は「ホロコーストの名の下に彼らは神話を作り出し、それを神、宗教、預言者よりも価値あるものだと見なしている」と話していた。ホロコーストを否定したわけではない。
ホロコーストを西欧の作り話だとアフマディネジャド大統領は話したと報道するマスコミが今でも存在するようだが、これは間違い。こうした「誤訳」はすでに指摘されているわけで、単に怠慢なのか、確信犯なのか・・・
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