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【ロンドン小倉孝保】英紙ガーディアン(電子版)は7月31日、米国家安全保障局(NSA)がインターネット上のほとんどすべての情報を秘密裏に収集できるプログラムを開発し、通信情報などを傍受していたと報じた。米当局による情報収集活動を暴露しスパイ活動などの罪で米司法当局に訴追された中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者(30)の資料で判明した。
スノーデン元職員が暴露した情報ではこれまで、NSAがネット・通信関連大手企業の「協力」で電子メールなどの情報を入手していたことが分かっていたが、独自に開発したプログラムでネット上の情報をこれほど広範囲に傍受していたことが分かったのは初めて。
同紙によると、「エックス・キースコア」と呼ばれるプログラムで電子メール、チャット、検索やホームページの閲覧履歴を集めることができる。電子メールの場合、このプログラムに調査対象のメールアドレスを入力すれば、そのアドレスのメールの内容が入手でき、NSAのメール解読ソフトで読むことが可能。収集した情報は瞬時に、別のルートでNSAが得た情報と照会できるという。
このプログラムで2012年には、30日ごとに410億件以上の情報を収集、保存していたという。情報量が膨大なため、データの保存期間は3〜5日間程度だった。米当局はこのプログラムを利用して08年までに300人のテロリストを逮捕したという。
米国では自国民の通信を傍受する場合、令状が必要だが、外国人については令状が不要で、通信を傍受することが認められている。しかし、米国人の通信だけを完全により分けるのは難しく、一部のデータは令状なしに検索できる状態になっているという。
NSAはガーディアンに対しエックス・キースコアの存在を認め、「海外の対象者の情報収集が目的で、職員が勝手にデータにアクセスしているとの指摘は事実ではない」と釈明している。
http://mainichi.jp/select/news/20130801k0000e030244000c.html
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