http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/529.html
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CIA元職員めぐる「裏駆け引き」否定 オバマ氏、露中との緊張緩和図る[AFP]
【6月28日 AFP】米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領は27日、米当局による市民監視プログラムの存在を暴露して訴追された米中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者(30)をめぐり、ロシア・中国との間で高まっている緊張の緩和を狙った発言をした。
ロシア政府によると、スノーデン元職員は23日に香港(Hong Kong)からモスクワ(Moscow)のシェレメチェボ(Sheremetyevo)国際空港に到着して以来、同空港の乗り継ぎ区域内にとどまっている。
米国は元職員の旅券(パスポート)をすでに無効化しているが、オバマ氏は現在訪問中の西アフリカ・セネガルで、もし元職員がロシアから空路で出国するとしても、「戦闘機を緊急発進させてまで、つかまえるつもりはない」と述べた。
またオバマ氏は、スノーデン元職員の問題でロシアおよび中国との関係悪化を望まない考えを示した。さらに、これまで元職員をめぐる「裏駆け引き」を行ってきた事実はないと言明。中国の習近平(Xi Jinping)国家主席とロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領のいずれにも、この問題を直接協議するために電話をかけたことはないとし、「その理由は第一に、その必要がなかったからだ。本件は、各国の法執行当局の間で、通常の規定にのっとって処理されるべき事項だ」と述べた。(c)AFP/Stephen COLLINSON
http://www.afpbb.com/article/politics/2952942/10972022
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米、エクアドルへの関税優遇見直し着手[産経新聞]
2013.6.28 10:00
【ワシントン=柿内公輔】米通商代表部(USTR)のフロマン代表は27日、内外メディアとの電話会見で、エクアドルに付与している関税優遇措置の見直しに着手したことを明らかにした。
米国はエクアドル政府に対し、麻薬撲滅へ協力する見返りに、米国に輸出する物品の関税を免除または低税率とする優遇特権を付与している。7月末で期限が切れる措置の更新の是非について、フロマン氏は「精査している」と述べた。
エクアドルには、米政府機関の個人情報収集活動を暴露して訴追された米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者が亡命を申請している。フロマン氏は亡命申請との関連については言及しなかったが、米議会にはエクアドルに圧力をかけるために更新の見送りを求める声もある。
一方、エクアドル政府は「いかなる脅しも圧力も受けない」との声明を27日発表し、自ら特権を放棄すると反発している。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130628/amr13062810020006-n1.htm
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元CIA職員「死刑判決の恐れ」 政治亡命申請書、エクアドル受理[産経新聞]
2013.6.28 08:59
【モスクワ=佐々木正明】米国家安全保障局(NSA)による個人情報収集活動などを暴露し、エクアドルへの政治亡命を求めて現在、モスクワの国際空港内に滞在している米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者(30)について、在モスクワ・エクアドル大使館は26日、正式に政治亡命の申請書を受け取ったことを公表した。ロイター通信によると、まだ申請内容の審査は行っていないという。
同容疑者は申請書で「米国政府による数多くの違憲行為を公表したことで、政治的迫害を受ける危険性がある」と主張。公正な裁判を受けられない恐れもあり、「死刑や終身刑の判決を受ける危険にさらされている」と記していた。
同容疑者の旅券は米政府の措置により失効。国際間の渡航を可能にするため、難民旅行証明書の獲得を希望しているという。露国営通信は27日、消息筋の話として「彼は現在、何の(有効な)証明書も所持しておらず、どこにも渡航することができない」と伝えた。露大統領府人権会議のフェドトフ議長は27日、「もしわれわれが彼を拘束し米国に引き渡せば、難民条約に違反する」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130628/erp13062809010002-n1.htm
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元職員の渡航証は「無効」 エクアドルに迷いか[産経新聞]
2013.6.28 08:31
書類は本物だが効力はない−。米当局がスパイ活動取締法違反容疑で訴追した中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン容疑者にエクアドルが用意したとされる「渡航証」の存在が報じられ、同国政府は27日、書類は本物だが正規の手続きを経ておらず効力はないと説明した。AP通信などが報じた。
元職員が亡命申請先のエクアドルに向かうには旅券に代わる渡航書類が必要とされる。書類発給でのぎくしゃくした対応は、亡命受け入れの是非をめぐるエクアドルの迷いを反映している可能性もありそうだ。
書類の存在は米国のスペイン語テレビ「ウニビシオン」が報じた。「書類を所持する者に政治亡命目的でのエクアドル渡航を許可する」と記され、発行者は駐ロンドンのエクアドル領事。22日付。元職員の氏名のほか頭髪と瞳は茶色、身長180センチで独身などと記されている。エクアドル政府当局者は書類は外務省などの許可なしに作成されているため、効力はないと述べた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130628/amr13062808320000-n1.htm
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2013年 6月 27日 11:47 JST 更新
スノーデン氏の亡命申請、決定は2カ月かかるかも=エクアドル外相[WSJ]
同外相は、大使館に駆け込まない限りは「亡命について検討できない」と述べた。ただ、同容疑者が大使館に向かっても、同国はまだ亡命申請を検討している最中であり、決定までには長時間かかる可能性があるとしている。外相はその後、ツイッターに「1日かもしれないし1週間かも2カ月かもしれない」と投稿した。
プーチン・ロシア大統領は25日、同容疑者はモスクワ・シェレメチェボ空港のトランジットエリアにとどまっており、ロシアには入国していないと述べ、ラブロフ外相も26日、同様の発言をした。プーチン大統領はまた、米国からの同容疑者の追放要請を退け、同容疑者は行きたいところに行けると述べた。
同容疑者は23日以来姿を見せていない。しかし、もし同容疑者が実際に空港内にとどまっているなら、エクアドルの姿勢は同容疑者に大きな問題を突き付けている。空港のトランジットエリアからエクアドル、あるいは同国のどこかの大使館にたどり着くのは非常に困難だ。
内部告発サイトのウィキリークスによると、同容疑者は米当局が訴追をした数日後に、香港を出てモスクワに到着した。ウィキリークスは同容疑者の逃走に資金援助をし、移動の手助けしている。ウィキリークスは、同容疑者は「ロシアなどの国々」を経由してエクアドルに向かおうとしていると明らかにしている。
しかし、政府の極秘情報をリークして当局の追跡を受けているこの30歳の元セキュリティー担当契約職員は、モスクワで立ち往生している。
米当局者は同容疑者のパスポートをただちに失効させたと発表した。オバマ政権は、ロシアを含む関係国に容疑者の身柄拘束を要請した。同容疑者は24日、空港係員が予約したと言ったキューバ・ハバナ行きの飛行機には搭乗しなかった。
ウィキリークスはツイッターで、「パスポートが失効し、米国が関係国に脅しをかけていることから、スノーデンは永久にロシアにとどまることになるかもしれない」としている。
また、スペインの弁護士バルタサル・ガルソン氏が同容疑者からの弁護要請を断ったことも打撃となりそうだ。マドリードにある同氏の事務所は声明を発表し、元判事のガルソン氏は「表現の自由の基本的権利を守るため」ウィキリークスの上級法律顧問とウィキリークス創設者アサンジ容疑者の代理人としての仕事を続ける、と述べた。ガルソン氏は、スノーデン容疑者からの依頼を断った理由は明らかにしていない。
シェレメチェボ空港からエクアドル・キトに向かう際の経由地は、米国、欧州、あるいは米国と友好関係にある国を除くと、キューバのハバナしかない。キューバからキトには週2便の直行便がある。キトにはまた、カラカスなどいくつかの中南米国の都市を経由しても行ける。
ある外交筋はキューバは米国との関係改善路線がつまずくのを恐れて、同容疑者を受け入れるのに消極的だと話した。キューバはこれまで米国からの逃亡者を受け入れてきたが、最近は路線を変更し米国からの送還要請の幾つかに応じている。
チャーター便予約サービスの英プライベートフライによると、モスクワ・キト間の7200マイル(1万1520キロメートル)を飛行するのにチャーターできるプライベートジェット機はほとんどない。一般に利用可能な航続距離が最も大きいビジネスジェットはボンバルディアの「グローバル6000XRS」で、1人か2人を乗せて、荷物はほとんどなく、風向きに恵まれれば、キトまで飛べると言う。同社はこのようなチャーター機を利用した場合の費用は総額21万2000ドル(2100万円)になるとしている。
キトまで飛ばないとすると、同容疑者はどこかのエクアドル大使館に行く可能性がある。最も近いのはモスクワ東部にある大使館で、35キロの距離を空港から車で行くことになる。
アサンジ容疑者は昨年、エクアドルへの亡命が認められ、その後ロンドン市内の同国大使館に1年以上滞在している。英当局は性的暴行容疑で逮捕状を出したスウェーデンへの送還を目指しているが、大使館に入ることはできない。
移民問題専門の弁護士ピリップ・トロット氏(在ロンドン)は、エクアドルはスノーデン容疑者を公式の外交官プレートを付けた車で大使館まで運ぶことはできるが、これにはロシアの承認が必要になる公算が大きいと語った。同氏は、同容疑者は入国審査を通過しなければならず、ビザが必要になるだろうとしている。
第三国のエクアドル大使館に行くという選択肢については、エクアドルが同容疑者に特殊な難民用文書を提供しているが、有効なパスポートなしに航空券を購入することができるかは分からない。もしハバナに行ければ空港から車で30分の距離にエクアドル領事館がある。またシェレメチェボ空港からはテヘランへの直行便がある。だがイランの新政権は従来より西寄りの姿勢に転換しようとしている。
同容疑者がロシアに亡命を要請する可能性も残されている。だがプーチン大統領は25日、同容疑者が国外に退去することを望んでいることを示唆する発言をしている。
ロシアへの亡命申請の可能性について、ウィキリークスの広報担当者は26日、「私の知る限りでは彼の意図は変わっていない。つまり、エクアドルに行って亡命を求めるということだ」と述べた。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324873304578570404219910908.html
- エクアドル 米との協定破棄を発表:“思わぬ反応”?に米国政府は「優遇措置は続いている」と説明 あっしら 2013/6/28 22:46:12
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