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ヨーロッパ100都市で大衆デモ、「トロイカは出て行け」/ツィプラス、「ギリシャで起きたすべてのことがスペインでも発生する」(レイバーネット日本)
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/intl/1370334571499Staff
ヨーロッパ中央銀行(ECB)の創立15周年の6月1日、ヨーロッパ、マドリード、リスボン、フランクフルト、パリ、フランクフルトなど100以上の都市で「トロイカ(EU、EZB、IMF)に対抗して団結した民衆」というスローガンの下での大衆闘争があった。
外信によれば、デモ隊は「緊縮反対」、「トロイカは手を引け」と要求し、スペインのマドリードとポルトガルのリスボンでのデモが最大の規模になった。
スペインでは「トロイカ反対する民衆」というスローガンの下で全国数十都市でデモが行われた。スペインの緊縮反対デモにはギリシャのシリザのアレクシス ・ツィプラス代表も参加して共に行進した。彼は「ギリシャで起きたすべてがここでも発生する」と警告し「野蛮に対抗する共同闘争」を提案した。
ポルトガルでも10余の都市でデモが行われ、参加者たちはドラム缶を叩き、歌を歌って騒がしいデモ行進を行った。リスボンではIMFの前に集まって、彼らの緊縮に反対した。参加者は「トロイカは出て行け」、「政府退陣」、「緊縮中止」等の横断幕を持って大声をあげた。
ドイツのフランクフルトにあるヨーロッパ中央銀行本部の前では、5月31日から座り込みを行なっている「ブロキュパイ(Blokupy、ドイツ緊縮反対オキュパイデモ隊)」主導で7千人の市民と労働者が参加して激しいデモを行った。デモに参加した人々は「トロイカはギリシャから出て行け」等のシュプレヒコールをあげた。
警察は、ヨーロッパ中央銀行を援護してデモ隊をこん棒と盾で解散させようとし、催涙ガスも投入して200人ほどの負傷者が出た。
デモ隊は染料と爆竹を警察に投げつけ、警察は数時間デモ隊の一部を孤立させ、集会の自由を侵害したという理由で問題になっている。
パリでは、ギリシャ、ポルトガル、スペインなどからの移民、留学生も参加し、各国の実状を伝えて社会保障と労働者権利を守る「社会的ヨーロッパのための民衆の連帯」に立ち上がろうと訴えた。
6月3日、日本の赤旗現地特派員によれば、スペイン出身のある男性は「EUは、緊縮を緩和したとはいえ、労働市場改革や民営化などの新自由主義路線は変わらない。青年雇用方案などに効果があるのか疑問」と明らかにした。
翻訳/文責:安田(ゆ)
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