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(回答先: オリバー・ストーンが語る “もうひとつのアメリカ史” 投稿者 gataro 日時 2013 年 4 月 07 日 09:41:01)
http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-April/023382.html
[CML 023525] 見逃せない、「シリーズ オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史」
Yabuta Tohru ynntx at ybb.ne.jp
2013年 4月 5日 (金) 22:44:09 JST
藪田です。
NHK BS放送で、「シリーズ オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史」が、4月上旬(週明け月曜日深夜から)、5月上旬の2週にわたって放送されます。オリバー・ストーンは、「プラトーン」「7月4日生まれて」で、2度のアカデミー賞監督賞、「ミッドナイトエクスプレス」でアカデミー脚本賞に輝いた監督です。
脚本を歴史学者のピーター・カズニック(アメリカン大学)と組んで書き、制作した渾身のドキュメンタリーシリーズ(全10巻)。
今回放送の「もうひとつのアメリカ史」は7本いずれの標題も、新たな視点を開く魅力的な内容となっています。第3回 原爆投下、第4回 冷戦の構図などは、アメリカの内側からみた批判的視点で眼からウロコが落ちる面白さではないかと思います。
孫崎亨程度のはっきり言って、「ナンチャッテオジサンレベル」にひっかかっている情報弱者がCMLに何人もいますが、ちゃんとした歴史ドキュメンタリーを見て自己研鑽に励んでいただきたい。
なおこのシリーズ番組の放映にあわせて、早川書房が『オリバー・ストーンが語る もう一つのアメリカ史』(原文は800ページの大著)を3巻に分けて、翻訳
出版します。 第1巻は「2つの世界大戦と原爆投下」と題されて、4月4日に発売されます。その後、第2巻は5月に第3巻は6月に刊行される予定です。
原題は『The Untold History of The United States』
Episodes
Season 1 Chapter 1: World War II
Chapter 2: Roosevelt, Truman & Wallace
Chapter 3: The Bomb
Chapter 4: The Cold War: 1945–1950
Chapter 5: The 50s Eisenhower, the Bomb & the Third World.
Chapter 6: JFK: To the Brink
Chapter 7: Johnson, Nixon & Vietnam: Reversal of Fortune
Chapter 8: Reagan, Gorbachev & Third World: Revival of Fortune
Chapter 9: Bush & Clinton: Squandered Peace - New World Order
Chapter 10: Bush & Obama: Age of Terror
皆さんお見逃しなく。まずは録画の準備を。
第8回〜第10回は、6月に放映される予定だそうです。
第8回 レーガンとゴルバチョフ(Reagan, Gorbachev& Third World: Rise of the Right)
第9回 “唯一の超大国”アメリカ(Bush& Clinton: American Triumphalism)
第10回 テロの時代 ブッシュからオバマへ
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シリーズ オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 第1週
第1回 第二次世界大戦の惨禍
4月8日月曜深夜[火曜午前 0時00分〜0時50分]
アメリカの映画監督オリバー・ストーン氏が、脚本を歴史学者のピーター・カズニック氏と組んで書き、制作したドキュメンタリー・シリーズ。第1回は多くの死者を出した第二次世界大戦について、その前夜のナチス・ドイツ台頭から独ソ戦のスターリングラード攻防までを見ていく。「第二次大戦の勝利はアメリカによって達成したと多くのアメリカ人は考えているようだが、実はソビエトの力がなければ成しえなかった」とする。
第2回 ルーズベルト、トルーマン、ウォレス
4月9日火曜深夜[水曜午前 0時00分〜0時50分]
アメリカの映画監督オリバー・ストーン氏が、脚本を歴史学者のピーター・カズニック氏と組んで書き、制作したドキュメンタリー・シリーズ。第2回は戦時中のルーズベルト政権の様相と、スターリングラードの攻防以降、ソビエトに形勢が傾く独ソ戦の後半を見ていく。内政面では異例の4選を目指したルーズベルトが不在の中、副大統領候補に現職のヘンリー・ウォレスからトルーマンに代わる民主党大会での策謀も描かれる。
第3回 原爆投下
4月10日水曜深夜[木曜午前 0時00分〜0時50分]
アメリカの映画監督オリバー・ストーン氏が、脚本を歴史学者のピーター・カズニック氏と組み、制作したドキュメンタリー・シリーズ。第3回はトルーマン政権の広島、長崎への原爆投下決定に至る内実を描く。政権内では米軍のトップ級の将軍の多くが、日本の敗戦色が強い中で、戦争終結のための原爆投下は軍事的には意味がないと考え、反対していた。しかし、トルーマン大統領、バーンズ国務長官らがこうした意見を遮ったとする。
第4回 冷戦の構図
4月11日木曜深夜[金曜午前 0時00分〜0時50分]
アメリカの映画監督オリバー・ストーン氏が、脚本を歴史学者のピーター・カズニック氏と組み、制作したドキュメンタリー・シリーズ。第4回は第二次世界大戦直後の5年間に焦点を当てる。アメリカが核兵器を保有し、世界に君臨する反共産主義国家へと変わっていく経緯を明らかにする。1947年のトルーマン・ドクトリンによって、冷戦の構図を作りあげ、アメリカによる朝鮮半島、インドシナ半島への介入の下地となっていく。
シリーズ オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 第2週
第5回 アイゼンハワーと核兵器(仮)
5月6日月曜深夜[火曜午前 0時00分〜0時50分]
映画監督オリバー・ストーンと歴史学者のピーター・カズニックが共同で脚本を手がけ、アメリカ史を新たな視点で描くドキュメンタリーシリーズの第2週。この回は、冷戦構造が確定し、核開発競争が繰り広げられるアイゼンハワー大統領の1950年代。国内では軍事産業の隆盛により繁栄と平和を謳歌する一方、対外的には夥しい数の核兵器を配備し、“力の外交”によるアメリカン・エンパイア−を確立していったと締めくくる。
第6回 J.F.ケネディ 〜全面核戦争の瀬戸際〜(仮)
5月7日火曜深夜[水曜午前 0時00分〜0時50分]
映画監督オリバー・ストーンと歴史学者のピーター・カズニックが共同で脚本を手がけ、アメリカ史を新たな視点で描くドキュメンタリーシリーズの第2週。第6回はケネディの時代。冷戦と反共主義で弱体化した民主党の希望の星だった若き大統領は、キューバ危機で全面核戦争を寸前で回避。その後に核軍縮と米ソの平和的共存を訴えた。しかしソ連に対して弱腰だと軍部や保守派の怒りを買っていく。その突然の死後、歴代政権は再び核の大量保有に進み、ケネディが播いた核軍縮の種は潰えていく。
第7回 ベトナム戦争 運命の暗転(仮)
5月8日水曜深夜[木曜午前 0時00分〜0時50分]
映画監督オリバー・ストーンと歴史学者のピーター・カズニックが共同で脚本を手がけ、アメリカ史を新たな視点で描くドキュメンタリーシリーズの第2週。第7回では、泥沼化するベトナム戦争中の核兵器使用の検討など、力で押し切ろうとした政府高官たちの行動を描く。そして、大義なき戦争を“組織的に美化”し、教訓を得ようとしなかった政治家たちの姿勢や、今もなお続くアメリカ社会の分断を厳しく指摘する。
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