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口先だけの「核兵器廃絶」はともかく、その言動で授与されたノーベル平和賞を恥じらいもなく受賞したオバマ、平和賞受賞後も、アフガニスタンで誤爆と“住居不法侵入”を続けるオバマ、米国市民を含む人々を裁判なしで“テロリスト”と認定し子どもの巻き添えも厭わず無人機を飛ばしての殺戮に狂奔するオバマ、それでも、黒人でリベラルという“多数派弱者”の勝手な思い込みで再選されてしまったオバマ、そんなオバマ大統領に外交史に残る非礼を受けても“日米同盟強化”と賛辞を並べて恥じない日本メディアと安倍自民党の腐敗の深さにはゲンナリさせられる。
そのオバマ大統領は、ベネズエラのチャベス大領の死去に際して、ベネズエラ及びベネズエラ国民との関係改善を行う用意があるとコメントしながら、チャベス氏の死について哀悼の意を表さなかったという。
国民の多数が選択した大統領が闘病の末に死んだというのに、お悔やみも述べずに関係改善の用意があると発するオバマ氏の“精神性”には驚かされる。
チャベス支持者ではないが、ブラジル、ペルー、ボリビア、エクアドルなど各国での左派系政権の誕生を誘引し、貧困層の経済条件引き上げで中南米の経済成長を高める方向性を示したことは評価できる。
米国支配層も、貧困が覆い尽くし苛烈な対立が続くスペイン植民地型国家社会構造よりも、チャベス以降の中南米の“新”国家社会構造を好ましく受け止めたはずである。
中南米諸国の心ある政治家は、経済成長の果実を米国金融家に食い尽くされないよう用心しなければならない。
オバマ大統領のベネズエラ向けメッセージ発信との前後関係は不明だが、ベネズエラのマドゥロ(暫定)副大統領は、駐ベネズエラ米国大使館館員2名を“スパイ活動”を理由に国外に追放したと今朝の香港ATVニュースが報じていた。
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