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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130226/dst13022616310012-n1.htm
熱気球爆発、上空300メートルから降下中 日本人4人の死亡確認 エジプト
2013.2.27 00:57 [航空事故・トラブル]
熱気球の墜落現場で遺留品を集めるエジプトの救助隊員=26日、エジプト南部のルクソール(AP)
【カイロ=大内清】エジプト南部ルクソールで26日午前(日本時間同日午後)、外国人観光客ら21人が乗った熱気球が空中で爆発し、フランス通信(AFP)などによると、日本人4人を含む外国人観光客19人が死亡した。
旅行大手JTBのグループ会社は、気球ツアーに参加していた東京在住の夫婦2組4人の死亡を確認したと発表した。ルクソール当局は26日、すべての気球ツアーの停止を決めた。
エジプト保健省は死亡した観光客は18人と発表しており、日本人4人のほか、香港からの観光客9人、フランス人、英国人、ハンガリー人らが搭乗していたと明かした。
気球は上空約300メートルから降下中に、積んでいたガスボンベが爆発し墜落したとみられ、気球を運航していた会社の関係者は「ボンベのパイプからガスが漏れ引火したようだ」と話している。英国人観光客と、エジプト人操縦士は気球から飛び降りて脱出、重傷を負い病院に運ばれた。操縦士は意識不明の重体との情報もある。
カンディール首相は26日、民間航空省に調査委員会の設置を命じた。AFPによると、2009年にも外国人観光客が負傷する気球事故が起きていた。
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【気球墜落事故】最初に逃げた❤パイロットは無事
2013/02/27 18:00
◆“生存本能のままに躊躇なく”脱出した現地パイロットのことは責められない。しかし、出発前の気球の整備は万全だったのか、あるいは操縦ミスは無かったのかについては、納得できる説明が欲しい。日本人4人を含む乗客19人の御冥福お祈りします。旅行を企画した「JTBグランドツアー&サービス」今枝社長は記者会見でツアーの同意書を振りながら参加者の「自己責任」を力説しておられた(苦笑)。 なかなか抜け目のない会社だねぇ。
まず熱気球なんて アトラクションはスリルを楽しむ為のもので絶対安全では「魅力のない乗り物」。まさか最悪の事態は想定していなかったはずだが、気球ツアーを企画した会社は、その辺りの事情をどの程度把握していたのか、いなかったのか。旅行者に「同意書」を用意していることから企画担当者の頭の片隅には重大事故は想定内だったとみてよい。常識的に責任は免れない筈だが 免責条項のある書面は法的に有効なのかい。
エジプト気球事故 操縦士、消火せず脱出…客残し真っ先に
産経新聞 2月27日(水)15時51分配信
エジプト南部ルクソールで熱気球が爆発・墜落し日本人4人を含む外国人19人が死亡した事故で、エジプト人の操縦士が消火活動に当たらず、観光客を残したまま真っ先に飛び降りていたことが26日分かった。AP通信などが伝えた。検察当局も捜査に乗り出すとしており、操縦士や運航会社の刑事責任が問われる可能性がある。同国は専門家らで作る事故調査チームを設置し、事故原因を特定する。
事故では、気球が着陸する直前にガスボンベ周辺から火の手が上がり、急上昇した後に爆発し墜落したとされる。中東の衛星テレビ局アルジャジーラが放映した、別の気球に乗っていた人が撮影した事故当時の映像では、気球は小規模な爆発で制御不能となり、黒煙を上げながら上昇。さらに大きな爆発音とともに風船部分が一気にしぼみ落下した。
■ 乳児抱えた母も犠牲
操縦士は早い段階で脱出。気球には観光客らだけが残され、中には赤ん坊を抱えた母親もいたという。犠牲者には飛び降りた人のほか、火に包まれて死亡した人もいるとみられる。今回の事故について、熱気球の操縦士経験がある日本の専門家は「ボンベのバルブを閉めて火の拡大を防ぎ、気球の空気を抜いて着陸操作に入るのが常識」と指摘した上で、「飛び降りると気球が軽くなって上昇し、残された人が助かる道がなくなる。乗客を落ち着かせて着陸させるのが操縦士の役割だ」と話した。
気球の運転士無給…運航会社、安全面で不安の声あった
配信元:産経新聞 2013/02/27 09:39
事故を起こした気球を運航していた気球運航専門会社「スカイクルーズ」は、現地の旅行代理店の関係者などから、安全面などに対する不安の声が上がっていた会社だった。エジプトで日本人観光客を中心にツアーを手配している旅行代理店「エレガントボヤージ」の担当者によると、同社は過去にスカイクルーズの熱気球を利用していたが、「安全上の心配」などを理由に、2年前から利用をとりやめた。時事通信によると、スカイクルーズについては、関係者からパイロットの技術や、事故に備えた保険に加入していないなどの問題が指摘されていたという。
共同通信によると、事故を起こしたパイロットは2千時間以上の飛行経験がある大ベテランだが、会社は経営難に苦しみ、最近は従業員に給与が払われていなかった。気球も2機だけで運用していたという。
「空から人が落ちてきた」…無造作に路上に置かれた遺体も
配信元:産経新聞 2013/02/27 00:58
空から人が落ちてきた−。大規模反政府デモ「アラブの春」から2年。エジプトの人気観光地を襲った悲劇は、観光産業の回復を願う地元にも大きな衝撃となった。
「巨大な爆発音だった。怖かった。数キロは離れている場所なのに…」。ロイター通信によると、地元ホテルの従業員の女性は午前7時ごろに爆発音を聞いた。「自宅が揺れた」と話している従業員もいたという。共同通信によると、現場近くには民家が1軒あるだけだ。「赤く真っ赤に燃えるものが空から落ちてきた」。サトウキビ畑で働いていたモハメドさん(23)はそう振り返った。
気球は上空300メートルで爆発したうえで炎上。パイロットはいったんは気球を地上に近づけ、2人が飛び降りたという。だが、ガスの勢いは強く、気球は再び舞い上がり、「それから、8人ぐらいが落ちて来るのが見えた」。
ロイター通信によると、別の気球に乗っていた米国人写真家がテレビのインタビューに答え、「巨大な爆発音で後ろを振り向いたら、ものすごい煙が見えた。すぐには気球(が爆発した)とは思えなかった」と話したという。
爆発した熱気球が落下したとみられる村では、レスキュー隊員が草むらをかき分け、乗客や爆発した気球の残骸を捜索。遺体は黒い袋にくるまれた状態で路上に無造作に置かれていた。周囲には遠巻きに様子を見守る人や。座り込んで頭を抱える人もみられた。
「熱気球の事故はたまにあるが、こんな大きな事故は初めて」。エジプト・カイロにある日本人専門旅行会社「バヒトラベル」の中野真由美さん(57)は驚きを隠せない。
中野さんによると、事故が起きた気球を運航していた「スカイクルーズ」は、ルクソールに4社ある気球運航専門会社の一つ。ルクソール周辺では着陸時の強風で気球が転倒し、乗客が骨折するなどの事故がときどき起きていたという。
現地での気球観光はオプションツアーとして利用される場合が多い。日の出とともに運行するため、「ツアースケジュールがきっちり組み込まれている日本人観光客の利用は、そんなに多くない」(中野さん)という。
エジプト気球事故 旅行会社社長、謝罪の言葉なし
配信元:産経新聞 2013/02/26 23:04
日本人観光客のツアーを手配した旅行代理店「JTBグランドツアー&サービス」(東京都渋谷区)の今枝敦社長(55)は26日午後7時と27日午前0時ごろの2回、記者会見した。主な一問一答は次の通り。
◇ 1回目の会見
−−一報内容は
「気球が突然の強風、気流で流されて出火し、畑に墜落したとクルーズの船で待機していた添乗員を通じ連絡がきた」
−−ツアー参加者はどういった方か
「東京都内、23区に住む60代の夫婦2組。それ以上は家族の意向で申し上げられない。4人がバルーンに乗ったのは今回が初めて」
−−当日の動きについて
「バルーンは6時半に飛び、火災は30分後だった」
−−旅行内容に関して詳細な説明を
「『悠久のナイル川クルーズと古代エジプト10日間』というツアー。2月23日に出発、7泊10日の予定だった。費用は70万8千円。参加者は4人だけで、社員の添乗員が同行した。12〜3月は気候が一番良く、人気のツアーだった。2005年から行っている。気球ツアーには申込者の約7割が参加していた」
−−気球ツアーの内容は
「オプションのツアーで費用は160ドル(約1万4千円)か200ドル。今回の気球を運航したスカイクルーズは1日に4機飛ばしている。高度200〜300メートル上がることもある。定員は20人とパイロット。今回は満員だった」
◇ 2回目の会見
−−補償については
「保険会社と相談した結果、旅行特別補償保険の対象になると判断し、弊社で責任を持って対応させていただく」
−−スカイクルーズの安全性は十分だったか
「エジプト政府から免許を受けていた。スタッフは116人で、エジプトの中で最大手と聞いている」
−−気球の老朽化は
「メンテナンスは飛行のたびに行っていたと聞いている。そのほか、100時間、250時間、年1回ごとのチェックが行われる。機体の寿命は(積算飛行時間が)1000〜1200時間が目安で、スカイクルーズが所有する気球の最も古い機体は2002年に製造されたものだった。事故を起こした機体の(積算)飛行時間は不明だ」
−−事故への責任は
「私どもの主催旅行に申し込まれたお客様が現地で不幸な出来事に遭遇し、亡くなられたことについての責任はあると思っている」
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