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(ロシアの声・日本語サイト)
http://japanese.ruvr.ru/2013_02_21/105631479/
プーチン大統領 安倍首相のロシア訪問実現に期待
タグ: 政治, アジア・オセアニア, プーチン, 北方領土, 領土問題, クリル, 国内, 記事一覧, 国際
21.02.2013, 17:53
ロシアでは、日本の安倍首相の訪問が待たれている。ロシアプーチン大統領が21日、伝えた。
プーチン大統領は21日、安倍首相の特使を務める森元首相と会談し、安倍首相のロシア訪問が実現されることに期待を表明した。プーチン大統領は、現在ロシア側は、「その内容について作業をしている」と伝えた。プーチン大統領は森氏との会談で、安倍首相に招待する旨を伝えるよう依頼した。
プーチン首相は会談で、森氏に対して、親しい間で使われる二人称代名詞「トィ」で呼びかけた。プーチン大統領は、2001年にイルクーツクで森氏と会談したことについて言及し、それ以降、露日関係は「トラブルなしではない」ものの、良い方向に変化したと指摘したほか、特に自動車製造、木材加工、エネルギーなどの経済分野では、両国の協力が順調に発展していると強調した。ロシア産液化天然ガス(LNG)の10パーセントは、日本へ輸出されている。
プーチン大統領は、農業分野における共同プロジェクトの発展についても考えるよう提案した。
インターファクス
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(ロシアの声・日本語サイト)
http://japanese.ruvr.ru/2013_02_21/105645043/
プーチン大統領 森元首相と会談:農業分野における共同プロジェクトについて考えるよう提案
タグ: 政治, アジア・オセアニア, プーチン, 北方領土, 領土問題, 日本関連, 国内, 記事一覧, 国際
21.02.2013, 19:20
Photo: EPA
ロシアのプーチン大統領は、日本の安倍首相の特使としてロシアを訪問した森元首相と会談し、農業分野における共同プロジェクトの発展について考えるよう提案した。
プーチン大統領は、「もちろんトラブルなしとはいかず、人生は複雑で多様だが、全体として経済では両国関係が非常に順調に発展している」と述べ、露日関係は向上したと指摘した。プーチン大統領は、自動車産業、エネルギー、木材加工分野などを挙げたほか、ロシア産液化天然ガス(LNG)のおよそ10パーセントが日本へ輸出されていると述べた。
またプーチン大統領は、「我々は日本の首相の訪問を待っている。訪問が実現されることに期待している。我々は現在、その内容に関する作業を行っている」と語り、安倍首相によろしく伝えて欲しいと述べた。
森氏は、プーチン大統領と会談するのは2010年以来だと指摘した。両氏は、露日関係の焦眉の問題について意見交換した。
リア・ノーヴォスチ
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(ロシアの声・日本語サイト)
http://japanese.ruvr.ru/2013_02_22/105716903/
古い友情は錆付いていない
タグ: 政治, 露日関係, 解説, 外交, 日本関連, 国内
リュドミラ サーキャン 22.02.2013, 13:12
Photo: RIA Novosti
安倍首相の特使としてモスクワを訪問中の森善朗元首相は訪問プログラムの最初の予定を終えた。21日、森氏はプーチン大統領に安倍首相からの親書を手渡し、大統領から耳にしたいと願っていたとおりの言葉を受け取った。それは「我々は日本の首相の訪問を待っており、その実現を期待している。首相訪問の内容設定に現在取り組んでいる」というものだった。
訪問内容というなかには、どうやら二国間経済・政治関係の今後の発展についての交渉が含まれていると理解せねばならない。プーチン大統領は、エネルギー、自動車製造、木材加工、医薬品といった分野の経済協力は十分に拡大しつつあると理解しているが、さらに農業分野での共同プロジェクトについて考えるよう示唆している。ここ数年、医療、建設、ごみ処理といった新しい分野での協力が開始されていることは注目に値する。ウラジオストックでのAPECサミット後、ロシアから日本へはありあまえるほどの経済協力プロジェクトが提案されており、森氏とプーチン大統領の会談の文字通り前日、ロシア石油大手「ロスネフチ」のセチン社長が一連の日本企業に対し、ロシア大陸棚での新たな石油ガスプロジェクトへの参加を呼びかけたのもそうした一例だ。
両国首脳が次に行なう会談の「経済協力に関するコンテンツ」については憂慮の余地はないが、政治的なコンテンツについては未だに不明瞭のままだ。これは両国が抱える唯一の痛点である南クリル諸島の領土問題のことだが、これを排除した形では最高レベルの会談は何一つ成り立つことはない。森氏もプーチン大統領との会談の前日にインターファックス通信からのインタビューに答えたなかで、北方領土問題はあまりにも困難な問題であり、過去67年間にもわたって正常化にこぎつけていないと指摘している。その一方で森氏は、日本とロシアがともにあらゆる知恵をしぼった場合、自身とプーチン大統領が署名したイルクーツク声明など、すべての文書と合意を考慮すれば解決は可能だと思うと述べ、安倍首相とプーチン大統領によってこの問題の解決に進展が得られることを期待した。
こうした一方でロシア人専門家の間には、領土問題の解決は時を待ち、協力ポテンシャルの実現化に集中することが肝要だとする声がある。パノフ元駐日大使も次のように語っている。
「将来性はさまざまにあり、あらゆる分野で両国の協力拡大を妨げるものはなにもない。領土問題がその妨げとなるのではないかと考えるものがいたとしても、実際は違う。科学技術分野の協力も拡大可能だ。貿易経済関係は経済協力というよりは取引的な性格を多く持っている。そしてもちろん、政治活動家間でも社会レベルでもまだまだコンタクトが足りない。これは深刻に不足している部分だ。」
人間的な交わりに森氏も大きな意味を付与した。森氏は、外交は国どうしの交わりではあるが、その基盤には人どうしの信頼関係があると語っている。このため相互理解は役人レベルにとどまらず、この先様々な市民層の交換を拡大することで深めていくことが重要だ。プーチン大統領と森氏の関係は非常に友好的なものだ。ふたりは10年以上前、森氏が首相を勤めていた時代にその関係を築いた。特に森氏の記憶に刻まれたのは2001年、イルクーツク州のシェレホフ市において現地に葬られた自身の父、森茂喜氏の墓をプーチン氏とともに参拝した思い出だ。森茂喜氏は生前、故郷の石川県根上町(ねあがりまち)とシェレホフ市の姉妹都市提携に30年を費やし、遺言で自分の遺灰の一部をシェレホフに埋めるよう息子に頼んでいた。
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(ロシアの声・日本語サイト)
http://japanese.ruvr.ru/2013_02_22/105745913/
森特使:ロシアと日本は領土問題で妥協点を見出せる
タグ: 政治, アジア・オセアニア, 日本関連, 国内, 記事一覧
22.02.2013, 15:47
Photo: EPA
日本の森喜朗特使はモスクワ国立国際関係大学で学生らに講演し、ロシアと日本のどちらも負けたと感じることがないような形で、領土問題解決について妥協を見出すことができるとの考えを明らかにした。
森特使は、1956年の日ソ共同宣言を出発点として領土問題を議論することが可能であり、どちらか一方の国が4島すべてを独占することは両国の間での紛争につながると指摘している。
日本は1855年条約を根拠に、イトゥルプ、クナシル、シコタン、ハボマイへの領有権を主張している。ロシア政府は、これらの島々が第二次世界大戦の結果としてソ連領に編入されたものであり、ロシアの主権には疑問の余地がないとの立場をとっている。
リア・ノーヴォスチ
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