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2012/12/20 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
世界で最も不思議なイジられキャラ
米誌タイムはきのう(19日)、恒例の「今年の人」(パーソン・オブ・ザ・イヤー)にオバマ大統領を選んだ。オバマの選出は08年に続いて2度目だが、読者のオンライン投票ではナント、北朝鮮の金正恩が堂々のトップだった。563万人を超える票を獲得し、2位以下を大きく引き離していたのだ。
この大量得票に北朝鮮は万々歳。朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は「敬愛する元帥さまに560万人が投票し、候補者のなかで一番多くの支持票を獲得された」と1面トップで報じたほどだ。
タイムの「今年の人」は1927年から続く由緒ある賞で、その年に世界で最も偉大な功績を残した人物に贈られる。いまだ日本人の選出はゼロ。アジアに広げても、戦後は中国のトウ小平が2度(78年、85年)選ばれただけ。金正恩が今年やったことといえば、ミサイルをぶっ放したぐらいなのに、なぜタイム読者は北のバカ息子に名誉ある賞を贈ろうとしたのか。
「米国のネオ住民の悪ふざけですよ。『今年の人』のオンライン投票は、組織的な操作が行われることでも有名です。01年には日本の『2ちゃんねる』の住民がこの年、のぞきとシャブで捕まった田代まさしへの投票を呼びかけ、1位を獲得。タイムが投票を無効とする騒ぎとなりました。今回も米国の画像掲示板『4chan』の住民が、組織票を投じた結果です」(IT事情通)
朝鮮労働党は、ネット住民のジョークを真に受けて「マンセー」しちゃったわけだが、悪ふざけにしても、なぜアメリカ人は金正恩をターゲットにしたのか。
「自由の国を標榜する米国民にとって、金正恩は独裁国家の3代世襲の摩訶不思議なプリンス。奇抜な髪形で、白馬にまたがる映像を見れば『これは現実なの?』と、ついオチョクリたくなる。また、北朝鮮の機関紙も冗談を真に受けたリアクションをするため、ネット住民は『自由のない国ではユーモアも通じないのか』と、ますます図に乗るのです」(米国事情に詳しいジャーナリストの堀田佳男氏)
金正恩には「世界一のイジられキャラ」という称号がふさわしい。
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