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◆11月27日
タカ派の将軍たちの多くがパージの対象になったようだ。そのため、イスラエルのネタニヤフ首相は計画通りのイラン攻撃はしにくくなったようだ、とタープレイは指摘している。
オバマ大統領が再選されることをこのROCKWAY EXPRESSでは望んでいたことを示してきたが、その理由はロムニーが大統領になれば、イラン攻撃が実施される可能性が高まるからであった。その読みは、今回のこのタープレイの指摘を見れば、正鵠を得たものであったことがわかる。
今後、このオバマ政権は中東をどのようにしていくのかが注目される。現在シリア問題があるが、この問題の拡大を目指すのか、逆に今回のパージを節目として、方向転換し、アルカイダ系テロリストの攻撃にさらされているシリアのアサド政権を維持する方向になるのか、注目したい。
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●ワシントンでのクーデタと反クーデタ (2)
http://www.presstv.ir/detail/2012/11/19/273240/coup-and-countercoup-in-washington/
【11月19日 Webster Tarpley−Press TV】
■長いナイフの夜
オバマ陣営に対する米軍将校のキーとなるメンバーの嫌悪はペトレイアスの友人のコメントを通して示されている。それは戦争屋のスタンレイ・マクリストール将軍で、彼は2010年6月に解雇されている。ペトレイアスに加えて、以下の将校らが、辞任あるいはスキャンダルに巻き込まれたり捜査対象になっている。
ジョン・R・アレン海兵隊大将は今、トラブルの渦中にある。アフガンのアメリカ軍司令官のアレンはスタボリディス提督に代わってNATO軍総司令官になるはずだった。しかし、オバマはこの指名を保留にしている。アレンは不適切な関係をフロリダのタンパのホステスで社交界に出入りしていたジル・ケリーと持っていたことで非難されている。彼女はレバノンのカワム家の出である。ケリー夫人は中央軍のマクディル空軍基地の将校たちの社交サークルにたくみに取り入っていたのだ。
アレンとペトレイアスは両者ともども、ケリーの双子の姉妹の件で、判事に手紙を書いていた。何人かの証言によれば、アレンは3万ページないしは3万通の電子メールをここ数年間でケリーに送ったという。アレンはそれを否定しているが、手書き文書は残っている。
アメリカ・アフリカ軍司令官のカーター・ハム将軍は、ベンガジ領事館での襲撃時にそれを阻止するため軍を派遣することを怠った。パネッタ国防長官は10月18日、ハム将軍は解雇されるだろうと発表した。ハムは自発的に退役する決意をした、と公的に言われている。
ジェームズ・G・スタボリディス提督は、個人的生活における贅沢な支出のため海軍長官レイ・マバスに公的に叱責されている。その中には、フランスでの宴会も含まれる。
(その他の将校等:ウィリアム・E・キップ・ワードっ将軍、パトリック・J・オレイリー中将、チャック・ガオエッテ海軍少将、ジェフリー・シンクレアー准将、ジョセフ・E・ダーラク司令官、クリストファー・E・クバシク元ロッキード・マーチン社会長)
もとより、現在の時点でこういったケースのどれほどが真実であるのか、何人がホワイト・ハウスを標的とした工作に関与していたのか、知ることはできない。
大統領選後の木曜日、パネッタ国防長官は統合参謀本部議長のマーチン・デンムシー将軍に上級将校たちの不適切な行動の広範囲な再調査を命じた。一般大衆は、この再調査は主に、姦通、セクハラ、横領、その他の類のことと考えるだろう。しかし、実際は、2012年9月・10月の親ロムニー派のクーデタ工作に関わった将校たちのパージであるらしい。
これらの人々が取り除かれることで、イスラエルのネタニヤフが計画したようなイラン攻撃を行うことは困難になったと考えられる。それで彼はガザでの小規模戦争を始めることを、米・英・イスラエルの戦争グループを安定化させる方法として仕方なく選択したのである。このごろつき集団は、今や傷ついた獣となり、より一層危険な存在になったと考えるべきである。
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