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"バラク・オバマ米大統領、再選のスピーチ 全文和訳" を読む
http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/176.html
投稿者 手紙 日時 2012 年 11 月 08 日 17:33:18: ycTIENrc3gkSo
 

件名:バラク・オバマ米大統領、再選のスピーチ 全文和訳
出典:http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20121107-04.html
件名:Obama's Complete Victory Speech: Obama Wins the 2012 Election
出典:http://www.youtube.com/watch?v=nv9NwKAjmt0&feature=related
時 :2012年11月7日
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ありがとう、ありがとう。本当にどうもありがとう。

元植民地が自分たちの宿命を自ら決める権利を勝ち取ってから200年以上たったこの夜、この国の団結をより完成させるための仕事が、さらに前に進みます。前進するのは、皆さんのおかげです。戦争や恐慌に打ち勝った心を、皆さんが再確認してくれたからです。この国を深い絶望の淵から素晴らしい希望の高みへと引き上げてくれた心のことです。私たちが個々に個人の夢を追求する一方で、私たちはみな同じアメリカの家族なのだと。私たちはひとつの国、ひとつの国民として一緒に浮きも沈みもするのだという、信念のことです。

この夜、この選挙では皆さんが、アメリカの人たちが、念押ししてくれました。私たちの旅路は辛く長いけれども、それでも私たちは立ち上がり、巻き返すために戦ってきたのだと。そしてアメリカ合衆国にとって最高の日々はこれからなんだと、私たちは胸の奥底で承知しているのだと。

この選挙に参加した全てのアメリカ人に感謝したい思いです。初めて投票した人にも、投票するため延々並んだ人にも。ちなみにあれは直さなきゃならない。あちこちの歩道を歩き回った人も。電話をしてくれた人も。オバマ支持の看板を持った人も、ロムニーの看板を持った人も。皆さんは声を上げてくれた。そして変化をもたらしたのです。

つい先ほど、ロムニー知事と話をして、懸命に戦った選挙戦について知事とポール・ライアンに祝意を伝えました。私たちは激しく戦った。けれどもそれは、この国を深く愛しているからこそ。この国の未来をとても大事に思っているからこそです。ロムニー一家は、ジョージからレノア、そしてお二人の息子ミットに至るまで、公共への奉仕を通じてアメリカに恩返しをしてきました。私たちはこの夜、その伝統を尊重し称えます。これから数週間の間にロムニー知事と一緒になって、この国を前進させるためにどう協力できるかをじっくり話し合いたいと思い、楽しみにしています。

過去4年にわたり友人とパートナーでいてくれた人にも感謝したいです。アメリカの幸福な戦士、これ以上はないという最高の副大統領、ジョー・バイデンです。

そして20年前に結婚を承諾してくれた女性がいなければ、今の私はありません。ミシェル、公衆の面前ではっきり言わせてもらいたい。今までで一番、君を愛してる。僕が君を愛するように、アメリカ中が君をファーストレディとして愛するようになるのを、僕は眺めてきた。こんな誇らしいことはない。

サーシャとマリーア。みんなの目の前で君たちはどんどん大きくなって、お母さんにそっくりの、強くて賢くて美しい若い女性になっていく。本当にすごく誇りに思ってるよ。ただし当分の間は、犬は一匹で十分だと思う。

政治史上最高の選挙チームとボランティアのみんなにも。最高の、本当に最高の。今回初めての人たちもいたし、一番最初から私の横にいてくれた人たちもいる。みんな、家族です。みなさんが今後何をするにしても、どこへ行くにしても、みんなで一緒に作ったこの歴史の記憶はあなたの中に残る。そしてこの大統領はみなさんに終生、感謝し続けます。ずっと信じてくれて、ありがとう。あらゆる丘の上へ、あらゆる谷間へ、一緒に来てくれてありがとう。皆さんはずっと僕を盛り立ててくれた。皆さんの努力と素晴らしい働きに、僕はいつまでも感謝し続けます。

選挙戦というのはくだらないものに見えることがある。ばかばかしく見えることだってある。それは承知しています。そのせいで、政治なんてしょせんエゴのぶつかり合いでしかないとか、特定利益が支配する領域に過ぎないとか、そうやって斜に構える連中に冷笑されてしまう。けれども実際に私たちの集会に来てくれた人たち、高校の体育館でロープに沿って並んだ人たちの話を聞いてもらったら、あるいは自宅を遠く離れた小さな地区の選挙事務所で遅くまで働く人たちを見てくれたら、たぶん違うものを目にすると思います。

そうすれば、働きながら大学に通う若い活動員の決意のほどを聞くでしょう。どの子供も自分と同じように大学に行けるようにしたいという、彼の強い思いを知るでしょう。地元の自動車工場がシフトを増やしたからやっときょうだいが働けるようになったという、若いボランティアに会えば、彼女がどれだけ誇りに思っているかを知るでしょう。彼女はそうやって誇りをもって、一軒一軒を訪ねて歩いたのです。深夜遅くまで電話をかけ続けた軍人の伴侶からは、国を愛する思いの深さを知るでしょう。国のために戦う兵士が決して、帰国してから仕事や住居で苦労しなくて済むように、その人は電話をかけ続けたのです。

だからこそ、私たちはこうしている。政治にはそういう可能性がある。だから選挙は大事なんです。つまらなくなんかない。大きい。大事なんです。人口3億人の国の民主主義というのは、うるさくてごちゃごちゃしていて複雑なものになりがちです。みんな自分の意見を持っているし、誰もが信じる何かを深いところに抱いている。そして大変な時代を経験している時、国として大きな決断をする時、感情がかき立てられ、対立がかき立てられるのは当然のことです。この夜が明けても、それは変わらない。変わるべきじゃない。私たちが議論するのは、私たちの自由の印です。自分たちが何かを主張しているまさにその時、遠い国々の人たちは、大事な問題について言い争うチャンスのために戦い、命を賭けている。私たちが今日そうしたように、投票する権利のために命を賭けている。それは決して忘れられない。

私たちの間には色々な違いや対立がある。けれどもほとんどの人は、アメリカの未来はこうなって欲しいという一定の思いを共有しています。

子供たちは、最高の学校と最高の教師がいる国で育って欲しい。技術や発明やイノベーションにおいて、世界のリーダーとしての役割を果たす国であってほしい。それがもたらす良い仕事や新しい事業の恩恵を受けられる、そういう国であって欲しい。

子供たちには、借金の重みに苦しんでいないアメリカで生きて欲しい。不平等のせいで衰退したり、温暖化の進む惑星の破壊にさらされたりしない、そういうアメリカで暮らして欲しい。安全な国、世界中で尊敬され憧れられる国を子供たちに残したい。世界最強と最高の軍隊に守られる国を。と同時に、今の戦争の時代を自信をもって乗り越えて、全人類の自由と尊厳が保証される平和を築く側に立つ、そういう国を、子供たちに残したい。

私たちは寛大なアメリカ、思いやり深いアメリカ、寛容なアメリカを信じています。この国の学校で学びこの国の旗に忠誠を誓う移民の娘に対して、彼女の夢に対して寛大で思いやり深く寛容なアメリカを。シカゴのサウスサイドに住みながらもより広い世界を夢見る少年の夢に対しても。医者や科学者やエンジニアや起業家や外交官や、あるいは大統領にもなりたいと夢見る、ノースカロライナの家具大工の子供に対しても。

それが、それが、私たちが望む未来です。それが、私たちが共有するビジョンです。それが、私たちの目指すべきところです。前へ(forward)。私たちはそういう未来を目指さなくてはならないのです。

ただし、どうやってそこに行くべきかについては、意見がぶつかることもあるでしょう。時に、激しく。200年前からそうだったように、進歩のペースはまばらなものです。まっすぐ直線に進むばかりではないし、いつもスムースに進むとも限らない。同じ希望や夢を共有していると認識するだけでは、膠着はなくならないし、問題も解消しない。合意形成のために苦労する代わりにはならない。この国の前進に必要な妥協点を見いだすためには、大変な苦労が必要です。希望は一緒だと認識するだけでは、その代わりにならない。

けれども出発点は、私たちを結びつける共通点です。それが出発点でなくてはなりません。この国の経済は回復しつつあります。10年以上続いた戦争も終わりつつあります。長い戦いは終わりました。そして皆さんに投票してもらう資格が私にあるかどうかはともかくとして、私は皆さんの声に耳を傾けてきました。皆さんから学んできました。皆さんのおかげで、より良い大統領になれました。皆さんの物語や戦いを抱えて、私はホワイトハウスに戻ります。やるべき仕事、待ち受ける未来について、今まで以上に決意を固め、意欲をもって。

皆さんは今晩、行動を求めて投票しました。相変わらずの政治のままでいいと言ったのではない。私たちの仕事ではなく、自分たちの仕事が大事なのだと、皆さんはそのために私たちを選んだ。

なのでこれから私は、両党の協力がなければ解決できない課題に取り組むため、両党のリーダーたちに手をさしのべ、一緒に働くのを楽しみにしています。両党が協力しなければ、税制改革はできない。移民制度を直し、外国石油への依存から自由になることもできない。やるべき仕事はたくさんあります。

だからといって、皆さんの仕事がこれで終わりだというわけではありません。この国の民主主義における市民の役割は、投票でおしまいではないからです。アメリカは、何をしてもらえるかという国ではありません。そういう国だったことは一度もない。協力し合って何ができるか、それがアメリカです。自治という大変な、なかなか報われない、けれども必要な努力を通じて。その理念こそ、この国の建国の精神です。

私たちが豊かなのは、どの国よりも財力があるからではない。史上最強の軍隊を持つけれども、だから強いわけではない。この国の大学や文化は世界中からうらやましがられているけれども、世界中の人がこの国にやってくるのは、それが理由ではない。アメリカが特別なのは、地球上でもっとも多様なこの国をひとつに束ねる絆のおかげです。自分たちはひとつの運命を共有しているのだという、信念のおかげです。お互いや将来の世代に対する一定の義務を受け入れなければ、この国はうまくいかないという、そういう確信です。アメリカではあまりに多くの人が自由のために戦い、自由のために死んでいった。そうやって勝ち取った自由には権利もあれば責任もあるのだと。責任とはたとえば愛すること、思いやること、義務を果たし国を愛することだと。その信念があるからこそ、アメリカは偉大な国なのです。

その心がアメリカ各地で生きているのを見ることができたので、今の私は希望に満ちています。家業の経営に際して、近所の人たちをクビにするくらいなら自分の給料を減らした方がましだという人たちに、その心を見ました。友達が職を失うくらいなら自分の時間数を減らした方がマシだという労働者にも。手足を失ってもまた再入隊する兵士たちに。後ろからしっかり守ってくれる仲間がいると分かっているから、暗闇の中、階段を駆け上っていった海軍特殊部隊の兵士たちに。ニュージャージーやニューヨークの岸辺でも見ました。どの政党かどのレベルの行政府かを問わず、大勢のリーダーたちが、凄まじい嵐に破壊されたコミュニティーを再建するため、ふだんの立場の違いを脇に追いやる姿にも、その心を見ました。

そしてつい先日、オハイオ州メンターでも見ました。そこで会ったお父さんは、長いこと白血病を患う8歳の娘さんの話をしてくれました。保険会社がその子の治療費の負担を止めようというわずか数カ月前に、医療保険改革法案が成立したおかげで、彼女の治療を続けることができたと。そうでなければ、その家族は全てを失っていただろうと。このお父さんの話を聞くだけでなく、素晴らしい娘さんにも会うこともできました。そしてお父さんが会場で聴衆に自分たちの体験を語ってくれたとき、その場にいた全ての親御さんが目に涙を浮かべていました。あの小さい女の子は自分の子供だったかもしれないと、みんな分かっていたから。

そして、女の子の未来が自分の子供の未来と同じくらい明るいものでありますようにと、アメリカ人全員が願っている。私たちはそういう国民だからです。そういう国だからこそ、私は皆さんの大統領としてこの国を率いることができて、本当に誇りに思っているのです。

そして今晩、実にたくさんの困難を経験してきたけれども、ワシントンに不満はたくさんあるけれども、それでもこの国の未来についてこれほど希望を抱いたことはありません。アメリカについて、これほど希望を抱いたことはない。その希望が長続きするよう、皆さんにお願いしたいのです。

やみくもな楽観主義について話しているのではありません。前にたちはだかる仕事がいかに大変かをいたずらに無視したり、道をふさぐ障害物を無視したりする、そんな希望のことではありません。ただ高みの見物を決め込んだり、戦いから逃げ回るだけの脳天気な理想主義のことでもない。私はかねてから希望というのは、自分たちの中にある頑固な何かだと思ってきました。そんなの無理だとどんなに言われても、果敢に手を伸ばし続け、働き続け、戦い続ける勇気があれば、今より良いものが何か待っていると、頑なに信じ続ける何かだと。

アメリカの皆さん、私は信じています。これまでの成果をもとに私たちはさらに前進し、新しい仕事や新しいチャンスのため、中間層がより安心できる毎日のため、さらに戦い続けることができると。建国の約束を守ることができると。一生懸命働く気持ちがあるならば、何者だろうと構わない。どこから来たのでも、外見がどうだろう、どこを愛していようと構わない。黒人だろうが白人だろうが、ヒスパニックだろうがアジア系だろうがアメリカ先住民だろうが構わない。若くても年寄りでも金持ちでも貧乏でも、五体満足でも障害があっても、ゲイでもストレートでも。やる気さえあれば、ここアメリカではなんとかなる。

こういう未来を、みんな一緒につかめると私は信じています。この国の政治が言うほど、私たち国民は分断していないからです。評論家たちが言うほど、私たちはシニカルではないからです。私たちは、個々人の野心の総和よりもはるかに大きい。そして赤い州や青い州の寄せ集めよりも大きい。私たちはこれまでも、そして永遠に、諸州が団結したアメリカという国(the United States of America)なのです。

皆さんの助けと神の恩寵と共に、私たちは一緒になって前へ前へと旅を続けます。私たちが暮らすこの国がなぜ世界で最も偉大な国なのか、世界中に伝えながら。

ありがとう、アメリカ。神様の祝福がみなさんにありますよう。この団結した諸州(united states)を神様が祝福してくれますように。


Thank you. Thank you. Thank you so much.

Tonight, more than 200 years after a former colony won the right to determine its own destiny, the task of perfecting our union moves forward. It moves forward because of you. It moves forward because you reaffirmed the spirit that has triumphed over war and depression, the spirit that has lifted this country from the depths of despair to the great heights of hope, the belief that while each of us will pursue our own individual dreams, we are an American family, and we rise or fall together as one nation and as one people.

Tonight, in this election, you, the American people, reminded us that while our road has been hard, while our journey has been long, we have picked ourselves up, we have fought our way back, and we know in our hearts that for the United States of America, the best is yet to come.

I want to thank every American who participated in this election; whether you voted for the very first time or waited in line for a very long time, by the way, we have to fix that. Whether you pounded the pavement or picked up the phone, whether you held an Obama sign or a Romney sign, you made your voice heard and you made a difference.

I just spoke with Governor Romney and I congratulated him and Paul Ryan on a hard-fought campaign. We may have battled fiercely, but it’s only because we love this country deeply and we care so strongly about its future. From George to Lenore to their son Mitt, the Romney family has chosen to give back to America through public service. And that is a legacy that we honor and applaud tonight. In the weeks ahead, I also look forward to sitting down with Governor Romney to talk about where we can work together to move this country forward.

I want to thank my friend and partner of the last four years, America’s happy warrior, the best vice president anybody could ever hope for, Joe Biden.

And I wouldn’t be the man I am today without the woman who agreed to marry me 20 years ago. Let me say this publicly. Michelle, I have never loved you more. I have never been prouder to watch the rest of America fall in love with you, too, as our nation’s first lady.

Sasha and Malia; before our very eyes, you’re growing up to become two strong, smart, beautiful young women, just like your mom. And I am so proud of you guys. But I will say that for now, one dog’s probably enough.

To the best campaign team and volunteers in the history of politics, the best..., the best ever. Some of you were new this time around, and some of you have been at my side since the very beginning. But all of you are family. No matter what you do or where you go from here, you will carry the memory of the history we made together. And you will have the lifelong appreciation of a grateful president. Thank you for believing all the way, to every hill, to every valley. You lifted me up the whole way, and I will always be grateful for everything that you’ve done and all the incredible work that you’ve put in.

I know that political campaigns can sometimes seem small, even silly. And that provides plenty of fodder for the cynics who tell us that politics is nothing more than a contest of egos or the domain of special interests. But if you ever get the chance to talk to folks who turned out at our rallies and crowded along a rope line in a high school gym, or saw folks working late at a campaign office in some tiny county far away from home, you’ll discover something else.

You’ll hear the determination in the voice of a young field organizer who’s working his way through college and wants to make sure every child has that same opportunity. You’ll hear the pride in the voice of a volunteer who’s going door to door because her brother was finally hired when the local auto plant added another shift. You’ll hear the deep patriotism in the voice of a military spouse who’s working the phones late at night to make sure that no one who fights for this country ever has to fight for a job or a roof over their head when they come home.

That’s why we do this. That’s what politics can be. That’s why elections matter. It’s not small, it’s big. It’s important. Democracy in a nation of 300 million can be noisy and messy and complicated. We have our own opinions. Each of us has deeply held beliefs. And when we go through tough times, when we make big decisions as a country, it necessarily stirs passions, stirs up controversy. That won’t change after tonight. And it shouldn’t. These arguments we have are a mark of our liberty, and we can never forget that as we speak, people in distant nations are risking their lives right now just for a chance to argue about the issues that matter, the chance to cast their ballots like we did today.

But despite all our differences, most of us share certain hopes for America’s future. We want our kids to grow up in a country where they have access to the best schools and the best teachers, a country that lives up to its legacy as the global leader in technology and discovery and innovation, with all of the good jobs and new businesses that follow.

We want our children to live in an America that isn’t burdened by debt, that isn’t weakened up by inequality, that isn’t threatened by the destructive power of a warming planet. We want to pass on a country that’s safe and respected and admired around the world, a nation that is defended by the strongest military on earth and the best troops this world has ever known, but also a country that moves with confidence beyond this time of war to shape a peace that is built on the promise of freedom and dignity for every human being.

We believe in a generous America, in a compassionate America, in a tolerant America open to the dreams of an immigrant’s daughter who studies in our schools and pledges to our flag, to the young boy on the south side of Chicago who sees a life beyond the nearest street corner, to the furniture worker’s child in North Carolina who wants to become a doctor or a scientist, an engineer or an entrepreneur, a diplomat or even a president.

That’s the future we hope for. That’s the vision we share. That’s where we need to go: forward. That’s where we need to go.

Now, we will disagree, sometimes fiercely, about how to get there. As it has for more than two centuries, progress will come in fits and starts. It’s not always a straight line. It’s not always a smooth path. By itself, the recognition that we have common hopes and dreams won’t end all the gridlock, resolve all our problems or substitute for the painstaking work of building consensus and making the difficult compromises needed to move this country forward.

But that common bond is where we must begin. Our economy is recovering. A decade of war is ending. A long campaign is now over. And whether I earned your vote or not, I have listened to you. I have learned from you. And you’ve made me a better president. And with your stories and your struggles, I return to the White House more determined and more inspired than ever about the work there is to do and the future that lies ahead.

Tonight you voted for action, not politics as usual. You elected us to focus on your jobs, not ours. And in the coming weeks and months, I am looking forward to reaching out and working with leaders of both parties to meet the challenges we can only solve together -- reducing our deficit, reforming out tax code, fixing our immigration system, freeing ourselves from foreign oil. We’ve got more work to do.

But that doesn’t mean your work is done. The role of citizens in our democracy does not end with your vote. America’s never been about what can be done for us, it’s about what can be done by us together, through the hard and frustrating but necessary work of self- government. That’s the principle we were founded on.

This country has more wealth than any nation, but that’s not what makes us rich. We have the most powerful military in history, but that’s not what makes us strong. Our university, our culture are all the envy of the world, but that’s not what keeps the world coming to our shores. What makes America exceptional are the bonds that hold together the most diverse nation on Earth, the belief that our destiny is shared, that this country only works when we accept certain obligations to one another and to future generations, so that the freedom which so many Americans have fought for and died for come with responsibilities as well as rights, and among those are love and charity and duty and patriotism. That’s what makes America great.

I am hopeful tonight because I have seen this spirit at work in America. I’ve seen it in the family business whose owners would rather cut their own pay than lay off their neighbors and in the workers who would rather cut back their hours than see a friend lose a job. I’ve seen it in the soldiers who re-enlist after losing a limb and in those SEALs who charged up the stairs into darkness and danger because they knew there was a buddy behind them watching their back. I’ve seen it on the shores of New Jersey and New York, where leaders from every party and level of government have swept aside their differences to help a community rebuild from the wreckage of a terrible storm.

And I saw it just the other day in Mentor, Ohio, where a father told the story of his 8-year-old daughter whose long battle with leukemia nearly cost their family everything had it not been for health care reform passing just a few months before the insurance company was about to stop paying for her care. I had an opportunity to not just talk to the father but meet this incredible daughter of his. And when he spoke to the crowd, listening to that father’s story, every parent in that room had tears in their eyes because we knew that little girl could be our own.

And I know that every American wants her future to be just as bright. That’s who we are. That’s the country I’m so proud to lead as your president. And tonight, despite all the hardship we’ve been through, despite all the frustrations of Washington, I’ve never been more hopeful about our future. I have never been more hopeful about America. And I ask you to sustain that hope.

I’m not talking about blind optimism, the kind of hope that just ignores the enormity of the tasks ahead or the road blocks that stand in our path. I’m not talking about the wishful idealism that allows us to just sit on the sidelines or shirk from a fight. I have always believed that hope is that stubborn thing inside us that insists, despite all the evidence to the contrary, that something better awaits us so long as we have the courage to keep reaching, to keep working, to keep fighting.

America, I believe we can build on the progress we’ve made and continue to fight for new jobs and new opportunities and new security for the middle class. I believe we can keep the promise of our founding, the idea that if you’re willing to work hard, it doesn’t matter who you are or where you come from or what you look like or where you love. It doesn’t matter whether you’re black or white or Hispanic or Asian or Native American or young or old or rich or poor, abled, disabled, gay or straight. You can make it here in America if you’re willing to try.

I believe we can seize this future together because we are not as divided as our politics suggests. We’re not as cynical as the pundits believe. We are greater than the sum of our individual ambitions and we remain more than a collection of red states and blue states. We are, and forever will be, the United States of America.

And together, with your help and God’s grace, we will continue our journey forward and remind the world just why it is that we live in the greatest nation on earth.

Thank you, America. God bless you. God bless these United States.

(書き起こし・翻訳:加藤祐子)
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コメント
 
01. 2012年11月10日 00:41:17 : esmsVHFkrM

ABCとNBCの選挙速報番組をライブストリームで見た(CBSとFOXはわたしがネットで見つけられなかったのではなくやらなかったのだと思う)。インターネットは便利だ。そしてアメリカのTVネットワークは太っ腹だ。それで改めてアメリカのジャーナリズムの力量に感服した。詳細なデータと深い洞察に基づく分析と議論に敬服した。

それでよくわかったことは、2012年大統領選挙は1968年のニクソン南部戦略以来の「Critical Election」であったということだ。

アメリカ政治における民主党対共和党の勢力盛衰は簡単に言えばこうだ。南北戦争後の北部共和党の南部民主党に対する優越という構図は、フランクリン・ローズヴェルトの1936年再選選挙を境にローズヴェルト連合(南部民主党と北部都市インテリ、組織労働者、黒人、新移民の結合)によるリベラル民主党の北部ビジネス共和党に対する優越へと転換したが、それは南部戦略による1968年のニクソン当選によって保守主義共和党のリベラル民主党への優越へとその構図を再び転換した。

共和党の1968年南部戦略とは、ローズヴェルト連合における奇妙な結合であった北部リベラルと保守南部の連合に注目し共和党が保守主義に傾斜することで南部を奪うことであった(南部は南北戦争の強い怨念から反共和党であったがその怨念も100年を経て解消したわけだ)が、これ以降経済発展する南部を背景にビッグビジネスと南部の結合である保守主義共和党のリベラル民主党に対する優越が固定化する。1980年以降の新自由主義の隆盛(英国のサッチャー、米国のレーガン)は共和党の優越をさらに強固にした。

しかし今回2012年の大統領選挙はこの構図がまたまた大きく転換したことを示した。

アメリカのメディアにおいてもオバマの勝利を、投稿主が引用したオバマ陣営による選挙戦初期におけるロムニーのイメージ固定(大金持ちでビッグビジネスの味方というのはそのとおりで別に嘘ではないと思うが)とかオバマ陣営による支持者の投票への巧みな動員(Ground Work)とかの選挙戦術や、ハリケーン・サンディーのような偶然(これを2012年選挙の「November Surprize」とする)に求める議論が散見される(特に例の共和党偏向メディアFox TV)。しかしこれらの戦術的または偶然的要因のみで今回のオバマの勝利を説明しようとするのは現在進行中のアメリカ政治における大転換と2012年選挙の意義を見失うものだ。

アメリカのジャーナリズムが注目し民主党が興奮し共和党が驚愕しているのは、共和党の保守主義支持層が「Too old, too white, too male」になってしまったということだ。これは、オバマ民主党の支持層が、リベラル(都市インテリ層)や組織労働者に加えて黒人、ヒスパニック、アジア人等の非白人と独身女性(これは増大する母子家庭を含む)や若年層へと拡大していることを示す。いわばローズヴェルト連合のような雑多な社会層を結合する「オバマ連合」が成立しているということだ。

NBCの出口調査によれば、黒人票の93%、ヒスパニック票の71%、未婚女性票の67%、18歳から29歳の若年層票の60%をオバマが獲得したという。このうちヒスパニックは今回ついに投票総数の10%(前回2008年においては7%)を占めるに至り依然急激に増加している。ジェンダーギャップについても、男性票はオバマ45%、ロムニー52%に対し女性票はオバマ55%、ロムニー44%であったという。このような背景があって初めてオバマ陣営のGround Work(投票動員)が意味を持ったのである。

ヒスパニックの増加による選挙結果への影響はすでにフロリダ、ヴァージニア、ノース・キャロライナのような接戦州において観察されており(それゆえにフロリダ(非公式)とヴァージニアでオバマが勝った)、この傾向は次にジョージアやテキサスのような共和党の安全州において露わになるものと予測されている。

実際ロムニーは善戦している。選挙人獲得数はともかく層獲得投票数における差はわずかだ。

そもそも、このような経済状況で再選を果たす大統領はまれである。客観的に言ってロムニーは決して悪い候補者ではない(予備選に参加した候補者の中で唯一まともで勝てる候補者であった)。オバマ陣営は第1回公開討論で大失態を犯しそれまでの優位を一気に失っている。選挙直前においてはロムニーの集会の熱気がオバマの集会のそれを上回っていたことを多くの報道記者が指摘している。

またカール・ローブ(ジョージ・ブッシュの再選選挙参謀として有名)が主導したAmerican Crossroads等のスーパーPAC(2010年最高裁判決により候補者に直接関係しない団体(特別政治行動委員会)に対してであれば企業献金や個人献金が無制限に認められた)は総額3億9.000万ドルもの巨額な資金を共和党支持者の大金持ちたちから集め(Sheldon Adelsoinは個人でなんと5.370万ドルも寄付している)オバマをはじめとする民主党候補者へのネガティブキャンペーンを大々的に展開した。

さらに、接戦州では州や郡レベルでの選挙管理を共和党が抑えているために黒人やヒスパニックの居住地区において投票所を不備にしておくことで長い投票待ち(今回フロリダでは7時間待ちまで生じている)等を引き起こしそれらオバマ支持のマイノリティーが投票することを妨害までした(それにもかかわらずカール・ローブはロムニー敗戦の理由として民主党が選挙妨害を行ったと主張して嘲笑をかっている)。

だから、ロムニーは勝利を確信していたし(勝利演説しか用意していなかったというがそれはまんざら嘘ではないだろう)、地すべり的勝利を予想した保守評論家もまれではなく、カール・ローブはFOX TVの選挙速報番組でFOX TVでさえオハイオ州をオバマ獲得確実と報じてオバマ勝利を認めた後までまだわからないと言い張って出演者たちを困惑させる醜態を演じたのである。

つまり、共和党がこれでも勝てなかったのならもう民主党の大統領候補に勝てないしそれは今後ますます確実になる(白人で男性という支持層は確実に減少していく)ということが明らかになったのだ。

これを象徴的に表していたのが、投票終了後のロムニーのボストン集会とオバマのシカゴ集会の様子だ。ロムニーの集会に集まった人々はみなきれいな身なりの白人ばかりだ(貧乏人はいない)。それに対してオバマの集会に参加した人々は、もちろんきれいな身なりの白人もいるが、黒人やアジア系やヒスパニックなど人種も雑多でその服装もまちまちだ(明らかに貧乏人がたくさん来ている)。どちらが現在の実際のアメリカを集約しているかは明らかだ。これを見て恐怖しない共和党幹部はいないだろう。

すでに今後共和党はどうすれば生き残れるのかが議論の焦点となっており、単にヒスパニックの候補者を立てろから共和党の綱領そのものを改めろまで多用な議論が共和党関係者の間で起こっている。

というわけで、アメリカにおいては今回の2012年選挙の意義がこのように注目されている。2012年をわたしが「Critical Election」であると考える所以である。

この「オバマ連合」はすでに2008年選挙において形成されていたのでありそれが2012年選挙において強固に確立した。ローズヴェルト連合が恐慌の中で形成されたように「オバマ連合」も現代の恐慌(わたしは現在の「不況」は本質的には資本主義恐慌であると考える)の中で形成され今後20年から30年のアメリカ政治を規定していくことになるだろう。

1980年代以来猛威を振るったアメリカの右翼保守主義はこうして終焉を迎えつつある。

感慨を禁じえない。


02. 2012年11月10日 18:30:24 : HB6DnHFdwA
>>1さま、どうもありがとうございます。

『1980年代以来猛威を振るったアメリカの右翼保守主義はこうして終焉を迎えつつある。
 感慨を禁じえない。』

私も同じように感じました。

大麻解禁(Col. Wash.)(Ma.薬用のみ)や、同性婚認可(Ma.Md.Wash.Min.)

ウイスコンシン州ではオープン・ゲイの女性候補が初の上院入りを果たしましたし、

コロラドとモンタナ州ではスーパーPACを可能にした"Citizen United"最高裁判決を

撤回したり、ちょっとプログレッシブな風が吹きましたね。 選挙の翌日のこと、

ガソリンスタンドで苦虫を噛潰したような顔の白人のおじさんが、客のインディアンに

「おれはもうヨーロッパに帰りたいよ」と言っているのを小耳にはさみました・・・


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