http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/112.html
Tweet |
米国の出生率が統計史上最低に―景気を反映
Real Time Economics
2012年 10月 4日 12:20 JST
米国の出生率は昨年、政府が統計を開始して以降最も低い水準に落ち込んだ。これはリセッション(景気後退)と回復の遅れが国民の出産計画に大きく影響していることをあらためて示すものだ。米疾病対策センター(CDC)が3日に公表したリポートで明らかになった。
画像を拡大する
Getty Images
米国女性全体の2011年の出生率(15〜44歳の米国人女性1000人当たりが産む子供の人数)は、10年の64.1人から63.2人に下がった。1920年に政府が出生率に関する統計を取り始めて以降最低の割合だ。
米ニューハンプシャー大学カーシー研究所で人口統計学を研究するケン・ジョンソン氏は、大恐慌時代にも同様の出生率の落ち込みがみられ、回復することはなかったと指摘する。「若い女性が出産を先送りし、結局産まなかったため」だという。
出産の先送りは若い女性の間に多い。これは恐らく、出産適齢期の終わりに近い女性よりも、若い女性の方が先送りできる余地が大きいためだ。
最も衝撃的なのは、20〜24歳の中南米系女性の出生率が07年の165人から昨年は115人まで落ち込んでいることだ。同期間の同年齢の白人女性の出生率は85人から72人に低下している。
一方、あらゆる人種を含めた35〜39歳の女性の出生率は、07年は47.6人で、11年は47.2人とほぼ変わらない。
[リアルタイム・エコノミックス(Real Time Economics)では米経済、連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策、経済理論などに関する独自取材ニュースや分析、論評をリポートする]
記者: Conor Dougherty
経済一覧へ
メール印刷原文(英語)
関連記事
ヤフーCEOが男児出産−1、2週間で職場復帰へ 2012年 10月 2日
特集:ヤフー新CEO、秋に出産予定 2012年 7月 20日
ジェンキンス沙智の米国ワーキングマザー当世事情 一覧 2012年 9月 25日
類似記事(自動抽出)
米国で18歳未満人口が減少―少なくとも20年ぶり2012年1月7日
野田元郵政相が男児出産―問われる日本の不妊治療政策のあり方2011年1月7日
結婚の境界線は年収300万円2011年6月 20日
http://jp.wsj.com/Economy/node_524222?mod=WSJSeries
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。