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アメリカのシェールガス革命は地震を小規模な人工的に起こして原発災害を回避するためか?
もちろん、確証のある仮説ではない。単なる推測だ。
岩波書店の「世界」2013年の3月号に「食糧供給システムを脅かすフラッキング」という記事がある。その223ページにつぎのような個所がある。
>2011年8月にコロラド州南部トリニダード一帯を襲ったマグニチュード5.3の地震は、膨大な量の水圧破砕(フラッキング)排水の処理用に掘削された無数の井戸に起因すると、米国地質調査所(USGS)が結論を出している。
「排水の処理用に掘削された無数の井戸」がどの程度の深さなのかよく分からない。一般的にシェールガス採掘のための水平掘りは地下1000mから4000m程度の深さで行われる様子だ。「排水の処理用に掘削された無数の井戸」は基本的に有害な化学物質を多く含んでいるので普通の水平掘りがされる深さよりも深く掘っている可能性が高い。
アメリカでは2000年ぐらいから全米で地下からの大轟音と家屋のカタカタと言う揺れが観測されている。これはアメリカの大地がかなりストレス、つまり、圧縮圧力を受けている結果であるはずで、こういった現象が起こっているのはアメリカインディアンの伝承にも残っている。
5大湖のあたりは巨大な活断層としてみることができ、この5大湖のあたりにマーセラス頁岩層という巨大な頁岩層が広がっている。そして、このあたりは原発銀座でもある。
今のアメリカのシェールガスブームはどう考えても不合理で、狙いが原発を襲う地震の防止にあるのであれば、それなりに合理的だ。
しかし、反面、シェールガス開発が原発直下での地震を誘発することにもなり得るとも思う。こういった可能性については検討がされているのだろうか。
同じ地球の一市民として大きな原発事故が起こることは嫌なので、この記事を書いた。
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