http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/845.html
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海面が40m上昇
50mの津波なんぞありうるのか
http://inventsolitude.sblo.jp/article/65166169.html
2013年04月23日 ずくなしの冷や水
ネット上で私が得ている地震予測情報は少ないがいろいろある。
@ ロシアのシュミット地球物理研究所アレクセイ・リュブシン氏が「広帯域地震観測網」(F-net)の低周波地震ノイズのデータを収集し、低周波地震の解析を行った結果、東日本大震災による地殻構造上のストレスはまだ残っており、東京に近い南海トラフの地域で、2012年春から約2年の間にM9.0のスーパー巨大地震が再び発生する。
A 八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男氏が、琵琶湖周辺でM7.8±0.5の地震が発生すると予測。この近畿圏地殻大型地震の前兆は、当初予測されていた2012年12月29日前後に発生する可能性は前兆継続により否定され、現時点では2013年4月末頃以降の可能性を想定した観測が続けられている。
http://jishin.b5note.com/xn-0kqv4szr2a29z/12857/
B ロシアの地震予測サイトThe short earthquakes forecast 予測する箇所、回数も多いが当っている。
C 民間の地震予測研究者の中に、アウターライズの巨大地震発生の危険性を念頭に観測を続けている方がおられる。
D 判読の仕方がよく分からないが、「行徳香取」の通称で呼ばれるFM電波ノイズのモニタリング
http://earthq.system-canvas.com/browse2.wpp?cmd=view&loc=M_KTR&dir=VERT
E 「平成の湯」のラドン濃度当日分は翌日の入力になるらしい。
http://lll.physics.gifu-u.ac.jp/~radon/cgi-bin/select.cgi?type=hei
F 雑誌やテレビの報道の二次情報。
最近では、東海大学地震予知研究センター長の長尾年恭氏がテレビ番組で「数か月以内に福島沖でアウターライズ地震の可能性 最大10メートル級津波がやってくる」と予想したらしい。
G 地震博士のつぶやき@hiyori54889052 という名で地震関係のツイートをしている方がおられ、注目している人もいる。
http://matome.naver.jp/odai/2135981782305422701
「北海道太平洋沖地震M9の想定される大きさは震源は釧路沖、幅300km長さ800km規模Mw9.3と巨大な規模になっています。 北海道太平洋沖地震M9はGPS地殻変動などから2013年の発生を予測していますが今も歪が溜まっている状況です。地磁気の異常や前震などの前兆現象が観測されたら緊急発表します。」などのツイートがあるようだ。
H ツイッターのビッグネーム東海アマ氏は、自分の体感によるとしつつ地震接近の警戒を呼びかけることがよくある。実際は同氏のネットワークでいろいろな情報を総合しているのだと思う。最近は、「今の判断として、次の満月である4月25日〜 数日間に房総沖を中心にM9クラスが発生する疑いが濃厚になっていると思う 関東は壊滅すると思う その前兆は山梨東部M7に近い地震である 山梨東部でM6を大きく超える地震が起きたなら、ただちに躊躇なく関東を脱出して日本海側や西日本、北海道などに逃げなさい」などとツイートしている。
北から並べると、釧路沖、福島沖、房総沖、神奈川沖、そしてその西海域と切れ目がない状態になっていてどこで起きてもおかしくない。
東海アマ氏のツイートで特に気になるのは、「神奈川県沿岸に高さ100mの津波が押し寄せる疑いがあるからです 千葉東京静岡も壊滅するだろう」というところ。
100mの津波などありうるのだろうかというのが最大の疑問。調べると、防災システム研究所のサイトに次のような記述が見つかった。
http://www.bo-sai.co.jp/yaeyamajisintsunami.html
「1771年4月24日午前8時ごろ、沖縄県石垣島南東沖約40Kmを震源とするマグニチュード7.4の地震が発生。地震の揺れによる被害は一部の建物や石垣が崩れるなどの被害はあったが比較的軽微であった。しかし、この地震によって最大28丈2尺(85.4m・石垣島)の大津波が発生し、八重山群島(死者行方不明9,313人)、宮古群島(死者行方不明2,548人)などで死者行方不明者合計11,861人もの琉球史上最悪の大惨事に発展した。
石垣島では真栄里・大浜・宮良・白保を含む八村の大部分が流失・全壊し、石垣島の津波前人口17,394名が津波後は8,910名と、じつに人口の48%が死亡または行方不明となった。大浜村も当時の津波前の人口が男670名、女732名の計1,402名だったが、津波後に死亡行方不明者を差し引いた生存者数は、男98名、女17名の計115名で、91.8%の人口を失い人口は12分の1に減少するという壊滅的被害となった。」
85mの津波を日本近海で経験しているのだ。100mまではいかなくても50mならありうると思えてくる。その時、関東はどんなことになるのだろう。
海面が大きく上昇した場合、海水の進入経路は、東京湾に注ぎ込む各河川と利根川河口の北側であることが分かる。九十九里浜は海面上昇が小さくても水没するが、外房線の大網白里市の辺りから丘陵が連なっており、ここからは海水が浸入しない。
20m上昇の場合。神奈川沿岸よりも荒川、江戸川、利根川下流域の浸水域が大きい。そして、20mの津波だとすると、陸地内部に侵入するのに時間もかかり、ここまでは浸水域は広がらないのではなかろうか。
http://inventsolitude.sakura.ne.jp/images/201304/201304200.gif
海面が30m上昇
http://inventsolitude.sakura.ne.jp/images/201304/201304201.gif
海面が40m上昇
http://inventsolitude.sakura.ne.jp/images/201304/201304202.gif
東京湾の入り口は狭くなっているが、津波は川を遡上するからそれと同じで東京湾には怒涛の勢いで海水が流れ込む。東京湾内にある船舶は、湾奥に押し流されるだろう。油が漏れ火災も起きる。油の浮いた海水が陸上を覆うことになる。
津波発生の原因となる断層発生箇所が西にずれるほど、東京都や近県の浸水域は少なくなるが、逆に東海地方の被害は甚大になる。
20mの津波発生が見込まれる場合、気象庁などの当局は適切に警報を発するだろうか? 私は、前回東日本大震災時の経緯からしても、正確に津波高を推定し、警報を発すると期待するのは難しいのではないかと思う。日本のはるか沖で大地震が発生した場合、地震の規模自体の探知も難しいだろうし、津波高の推定が早い段階で的確になされるかも疑問だ。
それに、東京周辺の住民は、津波が自分の家を襲うことがあるとは夢にも思っていないだろうし、避難するにしても地震の後では身動きが取れないだろう。
津波が引いた後も、大変だ。自動車などがあちこちに引っかかり、道路は通行不能。物流は止まり、電気、水道の復旧も難しいだろう。なによりも水道は取水源が海水になってしまう。とても住めないだろう。大規模な浸水が起きた後は衛生面の問題が発生することは避けられない。
上のように見てくると、集積の利益は、災害時には逆に大きな不利益、難点になる。今の放射能禍以上に、見捨てられる住民は多くなるだろう。
東海アマ氏の警告は、そのとおりに行動することはできなくても、頭の片隅に置いておいたほうが良いのではなかろうか。そんな事態になれば、なるようになるしかならない、そんなことで頭を悩ますのはごめんだという人はもちろんそれでいいが。
1771年・八重山地震・明和の大津波(津波跡現地調査/文・写真:山村武彦)
http://www.bo-sai.co.jp/yaeyamajisintsunami.html
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