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東京都の地下水が急激に上昇しており、東京駅地下ホームはいわば「浮いている」とも言われており、これがいったい何を意味するのか分かっていませんが、最高で60メートルも地下水が上昇していると報道されています。
今、富士山の火山性微動が活発化してきており、直ちに噴火にはつながらないとみられていますが、本当のところは誰も分かっていません。
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暴れる地下水、60m上昇も…首都高・鉄道影響
東京都内の地下水位が40年前と比較して、最大で約60メートル上昇していたことが都などの調査でわかった。
戦後から高度成長期にかけて工場などが大量の地下水を使用して地盤沈下が進み、これを食い止めようと長年にわたってくみ上げ規制を続けてきたためだが、水量が増えたことで地下の構造物では漏水などのトラブルが急増。首都高の延伸工事に遅れが出るなど、新たな問題も生じている。
◆昔の水位に
都土木技術支援・人材育成センターが調査している23区内の「観測井戸」は48か所あり、最も深いものは約350メートル。東日本大震災の影響がない2010年の水位と、都がくみ上げ規制を始めた1970年の記録が残る19地点で水位を比較したところ、全地点で15メートル以上も上昇していた。
水位の上昇幅が最も大きかったのは、板橋区富士見町で約60メートル。墨田区立花で約45メートル、新宿区百人町では約39メートルも上がっていた。都は「板橋区などはかつて工場が多く、大量の井戸水を使用していた。地下水が増えているというよりは、昔の水位に戻ってきているのではないか」とみる。
◆壁面が剥離
地下水が増えたことで、思わぬ影響も出始めている。建設中の首都高中央環状品川線は、地下区間の品川区西五反田付近などで、工事中に大量の地下水がわき出たため、品川線の完成は1年延期に。都建設局は、「ボーリング調査に基づく予想とは異なる箇所から水が出てきた。地下水の流れは簡単に把握できない」と頭を抱える。
大量の地下水の影響は、既存の地下施設にも忍び寄っている。都営地下鉄三田線では今年3月以降、4か所でトンネル壁面の剥離が見つかった。いずれも、漏出した地下水で内部の鉄筋が腐食し、隙間が生じて壁面のコンクリートがはがれ落ちたためだった。
こうした現象は、これまで都営全線で年1、2件程度しかなかったことから、都交通局が3月から緊急調査を実施したところ、漏水箇所は2100か所以上もあった。都交通局は「地下水が増えれば、対策費も膨らむ」と心配する。
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今までは地下鉄の漏水は年間1〜2件だったものは、今や2100か所以上も見つかり、まさに異常事態に陥ってきていると言えます。
地下鉄構内が壁面破壊となり、地下水で埋まるというようなことはないでしょうが、巨大地震で壁面が破壊された場合、何が起こるかわかりません。
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