http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/827.html
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http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/
でみると、震度分布が関東から東北になっている。不思議なのは四国などで震度が観測されていないこと。
多分、震源深さが400キロ以上でありたいへん深いこと。つまり、プレート境界での地震ではなく、(つまり、日本の地震の多くはプレート境界で起こり、この場合の境界とはプレートが互いにぶつかり合っている面と言う意味ではなく、プレートが互いに重なっているその接触面と言う意味。もちろん、海溝型地震のようにプレートが互いにぶつかり合い、その地域で沈み込みが起こっている場合もプレート境界型地震と言う)、一つのプレートの沈みこみと関係したもののはず。
基本的には太平洋プレートがフィリピン海プレートの下へ沈み込み、その沈み込んだプレートの先端が破壊されて起こっている地震と言っていいはず。 アセノスフェアでの地震と言っていいのかどうかは分かりません。
http://www.hinet.bosai.go.jp/recentmap/20130421123019.png にHi-net の暫定的な震源球が載っていますが、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下へほぼ南側から沈み込んでいった先端が破壊されたように見えます。
2013年4月19日には千島列島でM7が起こっているわけで、太平洋プレートの西進が一気に進みだす可能性があります。
なお、鳥島近海で起こった地震の一覧を
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/entries_by_earthquake_center?earthquake_center_code=903
で見ることができます。
このデータベースの最も古いデータは
2008年7月24日 11時28分頃 岩手県沿岸北部 M5.0
ですから、2011年の3月11日の地震の前と後で分けると、前が約32ヶ月で3回、後が約37ヶ月で9回ですからほぼ三倍に増加しています。このことも太平洋プレートの西進が強まっていることを示していると思えます。
また、311の地震後、確か数か月、多分、半年ほどは日本の中部地方を北西から南東に分割するように分布する深発地震が全く起こらなかったのです。つまり、太平洋プレートとユーラシアプレートの接触面がユーラシアプレートが跳ね返り、拡大した結果、摩擦力が大きくなって太平洋プレートの沈み込みがこの時期に一時的に遅くなったのだと思います。(または、太平洋プレートの西進が一気に進んだとも思えますが、そうであれば311の地震のときに、深発地震が一気に増加するべきであり、一気に増加とまで言える様子はなかったと記憶しています。)そして、ある程度、時間が経過した後、ユーラシアプレートの東の端を隆起させる形でまた太平洋プレートの西進が再開し、そのスピードがユーラシアプレートが全体的に東側に伸びた関係で、311の前よりも増加しているということだと思います。
なお、
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?LANG=ja
で「日本全国広域」、「最新30日間」を指定して出てくる画面の青いドットが深発地震です。
つまり、福島県沖でアウターライズ型の地震が起こったり、房総沖での地震が起こったりしやすくなったということではないでしょうか。
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