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震度6弱の揺れを観測した兵庫県淡路市志筑で牛乳販売店を営む土井十四郎さん(78)宅では、強い揺れで家具が散乱していた=13日午前、兵庫県淡路市(甘利慈撮影)
【淡路島震度6弱】阪神淡路大震災との関連「現時点で何ともいえない」「1週間、震度5の余震警戒を」 気象庁会見
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130413/dst13041310140011-n1.htm
2013.4.13 10:13 産経新聞
兵庫県・淡路島で最大震度6弱を観測した地震で、気象庁は13日午前に記者会見し、今回の地震と平成7年の阪神淡路大震災との関連について「現時点では何とも言えない。直接的な余震と捉えるかは判断が難しい」との見解を示した。
気象庁によると、今回の地震で体に感じる(震度1以上)余震は同日午前9時すぎ現在で最大震度3を含めて計9回。記者会見した同庁地震津波監視課の長谷川洋平課長は「余震活動は活発ではないが、今後1週間は最大震度5弱の強い揺れもありえる」と余震に警戒するよう呼びかけている。
震源は阪神淡路大震災の震源地から南西約30キロで、震災の余震域の南端付近。この余震域では震災以降、マグニチュード(M)6に達する地震は発生していなかったという。長谷川課長は「震災と何らかの関連があるかもしれないが、20年近くがたっており、地震のメカニズムも異なる。震災の直接的な余震といえるかは個人的に疑問」とした。
また、懸念されている南海トラフ地震との関連性は「巨大地震の前兆とは考えていないが、今後分析されるだろう」とした。
また、同庁は地震の際に高層ビルなどを大きく揺らす「長周期地震動」の観測結果を3月28日から試行的にホームページ上で伝達。今回は、同庁が「物につかまらないと歩くことが難しいなど行動に支障を感じる」と解説する階級2を淡路市で観測したという。
長谷川課長は「余震に備え、室内で倒れやすい物を固定するなどけがをしないよう注意をしてほしい」と呼びかけた。
◇
【淡路島震度6弱】別の断層動いた可能性 気象庁 南海トラフには慎重な見方
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130413/dst13041312040017-n1.htm
2013.4.13 12:03 産経新聞
兵庫県・淡路島で震度6弱を観測した13日朝の地震は、1995年の阪神大震災と断層のずれる方向が異なり、専門家は「別の断層が動いた可能性がある」としている。
過去の地震の分析から、南海トラフで起きる海溝型の巨大地震の前に内陸で地震活動が活発化する傾向がみられるとの研究もある。気象庁は「今回はマグニチュード(M)6・0で大地震とまではいかない規模。今のところ、南海トラフ地震が近づいているとは考えていない」と慎重な見方を示している。
阪神大震災を引き起こした野島断層は、大阪府や兵庫県に延びる「六甲・淡路島断層帯」の一部。阪神大震災の際には断層が横方向にずれ、M7・3の地震を起こしたとされる。
今回は東西から押される力によって起きた逆断層型。岡田篤正・京都大名誉教授は「すべり残っていた野島断層の南西部が動いた可能性はないだろう」と指摘。野島断層の動きが伝わり、近くにある志筑断層という別の断層が動いた可能性があるとしている。
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