01. 2013年4月13日 03:42:59
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>プレートの跳ね返りが同心円状の地盤隆起を引き起こすとは思えない。 http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2013-goudou0308.html
平成25年2月の地殻変動について 発表日時:平成25年3月8日(金)16時00分 全国の地殻変動概況 別紙1〜7は、国土地理院が全国に展開しているGNSS連続観測網の観測結果から求めた2013年1月下旬から2013年2月下旬までの1ヶ月間の地殻変動を表したものです。平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震後の余効変動が東日本の広い範囲で見られます。 2月2日に発生した十勝地方南部の地震(M6.5、最大震度5強)では、わずかな地殻変動が検出されました。また、2月25日に発生した栃木県北部の地震(M6.3、最大震度5強)では、地殻変動が検出されました。さらに、火山周辺では、硫黄島において継続的な地殻変動が見られます。 全国 (別紙1[PDF形式:843KB]) 北海道地方 (別紙2[PDF形式:414KB]) 東北地方 (別紙3[PDF形式:453KB]) 関東・中部地方 (別紙4[PDF形式:507KB]) 近畿・中国・四国地方 (別紙5[PDF形式:752KB]) 九州地方 (別紙6[PDF形式:592KB]) 沖縄地方 (別紙7[PDF形式:353KB]) トピックス 〇2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(M9.0、最大震度7)後の余効変動は、東日本の広い範囲で継続していますがその変動速度は小さくなってきています。(別紙8) 〇2月2日に発生した十勝地方南部の地震(M6.5、最大震度5強)に伴い、「えりも1」(えりも町歌別)をはじめとする広い範囲で、わずかな地殻変動が検出されました。(別紙9) 〇2月25日に発生した栃木県北部の地震(M6.3、最大震度5強)に伴う地殻変動が検出されました。水平変動量は「栗山」(日光市川俣)で北西方向に 約3cm(暫定値)でした。(別紙10) 〇箱根山周辺の一部の基線に、2012年末頃から伸びの傾向が見られます。 (別紙11) 〇硫黄島内の「硫黄島1」、「M硫黄島」では2012年4月27日から28日にかけて、通常より大きな隆起を観測しました。その後は沈降を観測しましたが、その傾向は鈍化し、2012年末まではほぼ停滞していました。2013年1月頃から隆起の傾向が見られます。「硫黄島2」では南向きの変動が見られています。(別紙12) 〇霧島山周辺では、「えびの」−「牧園」、「牧園」−「都城2」の基線で、2012年5月頃からわずかに縮みの傾向が見られていましたが、同年9月頃から停滞しています。(別紙13) 〇桜島周辺では、鹿児島(錦江)湾を挟む一部の基線で、長期的な伸びの傾向が続いています。桜島島内の基線では、2011年11月頃から伸びの傾向が見られていましたが、2012年7月頃から伸びの傾向は鈍化しています。(別紙14) 補足説明 〇全国の1年間の地殻変動(2012年2月下旬から2013年2月下旬まで、別紙15)からは、以下のような傾向が見られます。 ・北海道から中日本までの広い範囲で、東北地方太平洋沖地震後の余効変動が見られます。 ・硫黄島では、島内の地殻変動が見られます。 ・その他の地域では、プレート運動による定常的な地殻変動が見られます。 別紙一覧 別紙8 東北地方太平洋沖地震に伴う地殻変動 8-1 地震後の地殻変動(水平)−1ヶ月− ([PDF形式:512KB]) 8-2 地震後の地殻変動(水平)−累積− ([PDF形式:514KB]) 8-3 地震後の地殻変動(上下)−1ヶ月− ([PDF形式:481KB]) 8-4 地震後の地殻変動(上下)−累積− ([PDF形式:491KB]) 8-5 地震後の地殻変動(時系列) ([PDF形式:519KB]) 8-6 地震前後の地殻変動(成分変位と速度グラフ) ([PDF形式:1054KB]) 別紙9 十勝地方南部の地震(M6.5,最大震度5強)の地殻変動 ([PDF形式:768KB]) 別紙10 栃木県北部の地震(M6.3,最大震度5強)の地殻変動 ([PDF形式:539KB]) 別紙11 箱根山の地殻変動 ([PDF形式:531KB]) 別紙12 硫黄島の地殻変動 ([PDF形式:676KB]) 別紙13 霧島山周辺の地殻変動 ([PDF形式:552KB]) 別紙14 桜島周辺の地殻変動 ([PDF形式:848KB]) 別紙15 全国の地殻変動(水平)−1年間− ([PDF形式:866KB]) 特集:東北地方太平洋沖地震から2年 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」発生から2年間わたる地殻変動について (資料一式 [PDF形式:5841KB]) http://mekira.gsi.go.jp/JAPANESE/h23touhoku_2years.html GEONETによる観測結果 地震時の地殻変動 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の発生により、 電子基準点「牡鹿」(宮城県石巻市)が、東南東方向へ約5.4m動き、約1.1m沈降するなど、 北海道から近畿地方にかけて広い範囲で地殻変動が観測されました。 なお、当ページの資料では、GEONETの最終解を基に地殻変動を計算しており、 地震後の余効変動を十数時間分含んだものになっています。 また、2011年3月9日三陸沖の地震(M7.3)及び同月12日長野県北部の地震(M6.7)による地殻変動も含んでいます。 水平変動量 上下変動量 上下(等値線図) 地震後の地殻変動(余効変動) 本震発生後、東北地方を中心に、東向きの地殻変動が継続して見られています。 電子基準点で観測された本震後の変動の大きさは、約2年間で大きいところで90cmを超えています。 また、地震時に大きく沈降した宮城県沿岸では、地震後に20cm程度隆起しています。 地震後に地殻変動が継続する現象は、大規模な地震の後によく見られ、 その原因には様々なものが考えられますが、 余震に伴う変動に加え、地震の震源域あるいはその周辺で発生する断層面の滑り(余効すべり)が原因の一つとして考えられています。 水平変動量 上下変動量 上下(等値線図) 地震時の地殻変動と地震後の余効変動の累積変動量 地震時の地殻変動と地震後の余効変動を加算し、地震前から見た累積の地殻変動量を示しています。 宮城県沿岸は、地震後の2年間で隆起しているとはいえ、地震時の大きな沈降を回復するには至っておらず、依然80cm程度沈下したままです。 水平変動量 上下変動量 上下(等値線図) 詳しい資料はこちら。(資料[PDF形式 799KB]) 地震後の基線変化(時系列) 太平洋沿岸の観測点について、地震後の地殻変動の時間変化を示しています。 地震発生から約2年が経過しましたが、地殻変動(余効変動)は継続しています。 山田 M牡鹿 銚子 詳しい資料はこちら。(資料[PDF形式 261KB]) 地震前後の速度変化(時系列) 地震発生前はほぼ一定の速度で地殻変動が生じていました。 地震発生後は大きく速度が変化し、徐々に地震発生前の速度に戻っていますが、 依然として地震発生前と比べて大きな地殻変動が継続しています。 山田 M牡鹿 矢本 銚子 詳しい資料はこちら。(資料[PDF形式 950KB]) 余効変動の対数関数での近似(上下) 地震後に見られる余効変動は、時間とともに徐々に減衰すると考えられています。 これは、一つの考えとして、地震によって破壊された断層の周辺部に蓄積した歪が, 地震後にゆっくりとすべることで徐々に解消していくという理論に基づくものです。 この場合、地殻変動の時間変化は概ね対数関数で近似されます。 東北地方太平洋沖地震の場合も、実際の余効変動の時間変化が対数関数でよく 表現されていることが左のグラフからわかります。 詳しい資料はこちら。(資料[PDF形式 133KB]) 地震時の太平洋プレート境界面におけるすべり分布 国土地理院のGNSS観測に加え、海上保安庁の海底地殻変動観測及び東北大学の海底圧力観測を用いて、 太平洋プレート上面における地震時のすべり分布を推定しました。 これによると、震央付近では約60mのすべりが推定されました。 詳しい資料はこちら。(資料[PDF形式 211KB]) http://coolum.sblo.jp/article/63614641.html
新たな地盤の隆起 関東の西側などで確認 NHKニュース2013年3月11日よりキャプチャ画像 昨日のNHKのニュースなんですが、 東日本大震災の震源からおよそ400q付近に 最大で約5pの隆起がドーナツ状に広がっているそうです。 地名では関東の西側と甲信越、それに青森県北部と北海道南部だとか。 国土地理院の解析によれば、 地下深くにある比較的柔らかい岩石が巨大地震で引き延ばされて密度が下がったため、 それを補うように岩石が下から入り込んで僅かに隆起したのではとか。 地盤の隆起が続くと、地表に近い活断層などがずれ動いて地震が起きやすくなるとも。 また、政府の地震調査委員会が 巨大地震のあとに地震が起きる危険性が高くなっていると発表した、 神奈川県の「三浦半島断層群」、東京と埼玉県にまたがる「立川断層帯」、 「糸魚川・静岡構造線断層帯」のうち、 長野県の「牛伏寺断層」も、隆起した範囲に入っているそうです。 新たな地盤の隆起 関東の西側などで確認 NHKニュース2013年3月11日 さらに、この場所って富士山や箱根山もそうですよね。 箱根山周辺の一部の基線に、2012年末頃から伸びの傾向が見られるとか。 平成25年2月の地殻変動について 国土地理院
地震も火山噴火もいつ起こるか全くわからないものですが、 普段からの注意は出来るだけしておいたほうがいいのかもしれませんね。
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