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http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/earthquake_center_ranking
にある「震源地情報」に乗っている2012年12月26日〜2013年4月5日に震度1以上を記録した地震の震源地を県別に集計してみた。
なんとか沖とあるもの、例えば三陸沖は岩手県、奄美大島北東沖は鹿児島県のようにした。
伊予灘、豊後水道は愛媛県、新島・神津島近海は静岡県、三宅島も静岡県、紀伊水道は和歌山県としてカウントした。瀬戸内海中部は広島県とした。
2012年12月26日〜2013年4月5日の期間に震源地が一回も県内にない県は一種の地震空白域とみることができると思う。該当する県は滋賀県、兵庫県、山口県、香川県、佐賀県であった。
震源地として地震が1回のみ起こったのは東京都、神奈川県、富山県、山梨県、大阪府、鳥取県であった。
同じく2回から3回は群馬県、石川県、福井県、愛知県、三重県、奈良県、島根県、岡山県、愛媛県、高知県、長崎県、大分県であった。
同じ期間で最も震度1以上を記録した地震回数が多かったのは宮城県沖の79回であり、その次が栃木県北部の64回だった。
地震空白域と言えるのは天正地震が起こった地域と重なる部分がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%AD%A3%E5%9C%B0%E9%9C%87 より引用:
天正地震(てんしょうじしん)は、天正13年11月29日(1586年1月18日)に日本の中部で発生した巨大地震である。
天正大地震(てんしょうおおじしん)あるいは天正の大地震(てんしょうのおおじしん)とも呼ばれる。また、各地の被害から長浜大地震(ながはまおおじしん)[3]、白山大地震(はくさんおおじしん)、木舟大地震(きふねおおじしん)[4]、天酉地震[5]とも呼ばれる。
『東寺執行日記』、『多聞院日記』など多くの古文書に記録が見られ、『梵舜日記』(別名『舜旧記』『舜舊記』)には約12日間にわたる余震が記録されている[6]
被害地域の記録が日本海の若狭湾から太平洋の三河湾に及ぶ歴史上例のない大地震であるため、震源域もマグニチュードもはっきりした定説はない。
戦国時代末期の豊臣秀吉による東日本支配が完了していない時期であったため、統治機構の混乱から文献による歴史資料が残り難い時代背景であった。しかし、三河にいた松平家忠の日記によると、地震は亥刻(22時頃)に発生し翌日の丑刻(2時頃)にも大規模な余震が発生。その後も余震は続き、翌月23日まで一日を除いて地震があったことが記載されている。
震源域 [編集]
近畿から東海、北陸にかけての広い範囲、現在の福井県、石川県、愛知県、岐阜県、富山県、滋賀県、京都府、奈良県(越中、加賀、越前、飛騨、美濃、尾張、伊勢、近江、若狭、山城、大和)に相当する地域にまたがって甚大な被害を及ぼしたと伝えられる。また阿波でも地割れの被害が生じており、被害の範囲は1891年の濃尾地震(M8.0−8.4)をも上回る広大なものであった。そのことなどからこの地震は複数の断層がほぼ同時に動いたものと推定されている[7]。
震源断層は飛騨の庄川断層、または阿寺断層とする説、養老断層、及び伊勢湾断層とする説、これらの断層が連動したとする説などがある[8][9]。1998年に行われた地質調査では岐阜県にある養老断層[10]における2つの活動歴が確認され、最新の活動は15世紀以降であることからこの断層が震源断層のひとつであった可能性が高くなった[11]。
以上引用終了。
なお、この震源域に含まれる京都府は南部で5回、北部で1回の合計6回がこの3か月強程度の期間に地震が起こっている。
同時に、中央構造線沿いがやはり地震空白域に近い状況のように思えた。紀伊水道では4回地震が起こっているが香川県を震源地とする地震はなく、愛媛県も陸域を震源地とする地震は起こっていない。
地震空白域に関連して、鹿児島県では海域を震源地とする地震が合計29回も起こっているが陸域を震源地とする地震は一回も起こっていない。多分、これについては今後桜島や新燃岳の火山活動活発化につれて陸域での地震が増加するはずだ。
南海トラフでの地震の最も大きいものである南海地震の震源域を空白域にしてその周辺で地震が起こっているはずだが、日向灘で8回、高知県で2回、徳島県で4回、和歌山県で22回(紀伊水道の4回を含む)だった。多分、これは今後もっと増加して、鹿児島の陸域とか島根県などでも起こるだろう。
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