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立川断層の掘削調査で見つかったコンクリート製とみられる柱状の塊(矢印)=2月
東大地震研、「立川断層」調査で大間違い! コンクリ柱を断層と発表
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130328/dms1303281537016-n1.htm
2013.03.28 夕刊フジ
東京大地震研究所の佐藤比呂志教授(構造地質学)は28日、東京都立川市などで行った活断層「立川断層」の掘削調査で、地下に埋め込まれたコンクリート製とみられる柱状の人工構造物を、断層活動で動いた石と思い込み「活断層を確認した」と誤って発表していたことを明らかにした。
この場所にあった工場の基礎工事で打ち込まれたコンクリート製のくいだった可能性もある。
都内で記者会見した佐藤氏は「断層があると予想した位置にあり、断層と思い込んでしまった。大変申し訳ない」と拙速な判断だったことを認め、謝罪した。
地震研は2月に現場を公開。見学者から「人工物ではないか」との指摘を受け、再調査で誤りが判明。ただ、立川断層の存在は否定されず、さらに深い地下に潜んでいる可能性があるという。
立川断層は「立川断層帯」の一部で、首都直下地震を起こす可能性が指摘されている。佐藤氏らは一般公開の際、立川断層は従来指摘されていた、上下にずれる「逆断層」ではなく、横ずれ断層の可能性があるなどと説明していた。
佐藤氏らの調査団は、過去の地形などから立川断層が走ると推定されている自動車工場跡地で長さ250メートル、幅30メートル、深さ10メートルの試掘溝を掘削。人工構造物は風化して非常に軟らかくなっており、縦に長い楕円形の凝灰岩に見えたため、横ずれ断層の活動に特徴的な、石の動きと判断していた。
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