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ほぼ1年前の記事です。リンク元にはいくつか図版があり、参考になります。
http://blogos.com/article/39505/
北朝鮮の白頭山、20年以内に噴火する確率99%と日本の研究者
2012年05月22日 02:34
2012年5月21日:韓国紙より抜粋 昨年3月11日の東日本大震災の影響で、白頭山(ペクドゥサン:Baitoushan)が20年以内に噴火する確率は99%にのぼるという研究結果が出てきた。( *白頭山:はくとうさん:ペクドゥサン は、中国吉林省と北朝鮮両江道の国境地帯にある標高2,744mの火山。別名、長白山:ちょうはくさん)
東北大学の谷口宏充名誉教授(火山学)は最近、「白頭山の過去1100年間の噴火を詳しく 調査した結果、10世紀に大噴火した後、14−20世紀の間に6回噴火したことが明らかになった」とし「噴火の時期は日本の大地震発生と大きな関連性が あった」と主張した。続いて「東日本大地震によるプレート運動で白頭山が噴火する確率は2019年まで68%、2032年までは99%」と述べた。研究の 結果は2012年5月23日に開かれる学術行事で公式発表される。、、白頭山の火山爆発の可能性は何度も提起されてきたが、日本の大震災との相関関係が取り上げ られたのは今回が初めて。毎日新聞は19日、「噴火の規模は1980年の米国西部セント・ヘレンズ山噴火並みと推定される」とし「韓国・中国・日本など周 辺国に大きな影響を及ぼす」と予想した。白頭山付近に建設中の中国赤松原発に被害が生じる可能性も取り上げられた。
頂上にはカルデラ湖(天池)があり、2002年以降、地震の回数が以前よりも約10倍に増加し、頂上の隆起、カルデラ湖や周辺林からの火山ガスの噴出が確認され、山の中央部は地下のマグマの上昇圧力により毎年3mmずつ上昇を続けている。天池の周りは2,500mを超す16つの峰が取り囲んでいる。白頭山は10世紀に過去2000年間で世界最大級といわれる巨大噴火を起こし、噴出した火山灰は山麓だけでなく、偏西風に乗って日本の北海道、東北地方にも降り注ぎ、その痕跡は地質学でいう「白頭山苫小牧テフラ(B-Tm,B-T)」で確認されている。図は、過去10世紀の白頭山の大噴火の際の火山灰の降灰地域。
噴火の際には白頭山の北西約100キロに位置する中国の赤松原子力発電所(建設中)が火山泥流に襲われる 可能性が高く、稼働後に噴火すれば甚大な被害が出ることも懸念されている。 過去2010年2月3日、韓国紙・中央日報は「中国はなぜ長白山(白頭山)付近に原子力発電所を建設するのか?」と題した記事を掲載し、中国政府が北朝鮮との国境近く、 吉林省の長白山(白頭山)地区に建設予定の原子力発電所について、中国政府は否定しているとしながら将来的に北朝鮮へ送電する可能性を指摘している。
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