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今回は山間部だったが、都市直下型なら建物倒壊など大被害の恐れも
首都圏に忍び寄る震源 栃木県北部で震度5強の不気味
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130226/dms1302261538015-n1.htm
2013.02.26 夕刊フジ
不気味な衝撃だった。25日夕方に栃木県北部で強い地震が起き、最大震度5強を観測した。今年に入ってから関東の内陸を震源とする地震が目立ち、何となく震源が首都圏に寄ってきているような印象も受ける。東日本大震災以降、「マグニチュード(M)7級の首都直下はいつ起きてもおかしくない」(地震学者)とされるだけに「気のせい」では済まされない。
突き上げるような強い揺れに悪夢がよみがえった。25日午後4時23分ごろ、栃木県日光市で震度5強の地震があった。規模はM6・2(推定)で、この地震前後に同じ栃木県北部を震源とする体に感じる(有感)地震が相次ぎ、震度4を観測するなど有感の余震は30回を超えた。
先の震災以降、宮城・福島沖での地震は珍しくはないが、1月28日には茨城県北部を震源とする震度5弱(M4・9)、同31日にも同県北部で5弱(M4・7)、2月1日には茨城県南部で3(M4・2)が起きた。
そして今度は栃木県北部。首都圏の手前まで震源が寄ってきているような感じもする。前兆なのか。
『直下型地震 どう備えるか』(花伝社)などの著書がある武蔵野学院大の島村英紀・特任教授(地震学)は「先の震災で東日本全体の地下がリセットされて地震が起きやすい状態になっている。1930年に北伊豆地震(M7・3、最大震度6)を起こした活断層(丹那断層など)をみるだけでも先の震災以降、地震発生の頻度が66倍。これに現れているように内陸の地震が活発化している」と解説する。
島村氏によると、首都圏は関東ローム層が複雑に堆積し、地下の状態が見えにくいため、「大規模な直下型地震のリスクは相変わらず内包している」という。
いつきてもおかしくないを肝に銘じて、できる限りの防災態勢を整えておきたい。
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