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大津波 “2度逃げ”で助かった人多い
動画 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121227/k10014461391000.html
12月27日 4時19分 NHK
去年3月の大津波の際の避難について、国が岩手と宮城、福島の3県の1万人余りにアンケート調査を行った結果、避難した人の3分の1は、避難先に津波が迫っていたことが分かりました。
専門家は「今回の大津波では避難先からさらに高いところへ“2度逃げ”をして助かった人が多かった。いったん逃げた所からさらに避難ができるよう、高台や避難路を見直すべきだ」と指摘しています。
東日本大震災では、各地で自治体が指定する避難場所に高い津波が押し寄せ、多くの人が犠牲となりました。
内閣府が岩手と宮城、福島の3県で浸水した地域にいた1万1000人余りを対象にこの秋、アンケート調査を行ったところ、当時、「津波から避難した」という人は全体の79%に当たるおよそ8500人でした。
「最初に避難しようとした場所」は、「市町村が指定した避難場所」が37%で最も多く、次いで、「高台」が36%、「親戚や友人、知人の家」が9%などでした。
また、避難した人の23%は「津波が迫ったので別の場所に避難した」と答え、「津波が迫ってきたものの別の場所に避難できなかった」という人も13%に上り、避難した人の3分の1は避難先に津波が迫っていたことが分かりました。
災害時の避難に詳しい、群馬大学大学院の片田敏孝教授は、「今回の大津波では避難先からさらに高いところへ“2度逃げ”をして助かった人が多かった。避難場所に不安がある地域では“2度逃げ”ができるよう、身近な高台を点検したり、避難路を整備したりすることが必要だ」と話しています。
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